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公開番号2025026689
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2024217041,2020102029
出願日2024-12-11,2020-06-12
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/18 20060101AFI20250214BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 カートリッジが装置本体に装着される途中であってカートリッジの被位置決め部が装置本体の位置決め部と係合する前におけるカートリッジの位置を安定させることが求められている。
【解決手段】 被位置決め部を有するカートリッジと前記カートリッジが装着可能で位置決め部を有する装置本体とを有する画像形成装置において、前記装置本体は、前記位置決め部よりも前カートリッジの装着方向の上流側に規制部を有し、前記カートリッジは、前記被位置決め部よりも前記装着方向の上流側に被規制部を有し、前記被位置決め部は、前記装置本体の前記位置決め部と係合する前に前記装置本体の前記規制部と係合し、それによって前記カートリッジの前記直交する方向の移動が規制され、前記被規制部は、前記被位置決め部が前記装置本体の前記位置決め部と係合する前に前記規制部と係合し前記カートリッジの前記直交する方向の移動が規制されることを特徴とする。
【選択図】 図12
特許請求の範囲【請求項1】
被位置決め部を有するカートリッジと、
前記カートリッジが装着方向に装着できるように構成された装置本体であって、前記カートリッジの装着が完了した時に前記カートリッジの前記被位置決め部と係合する位置決め部であって前記装着方向に直交する方向の前記カートリッジの位置がきまるように構成された位置決め部を有する装置本体と、
を有する画像形成装置において、
前記装置本体は、前記位置決め部よりも前記装着方向の上流側に設けられた規制部を有し、
前記カートリッジは、前記被位置決め部よりも前記装着方向の上流側に設けられた被規制部を有し、
前記カートリッジの前記被位置決め部は、前記装置本体の前記位置決め部と係合する前に前記装置本体の前記規制部と係合し、それによって前記カートリッジの前記直交する方向の移動が規制され、
前記カートリッジの前記被規制部は、前記被位置決め部が前記装置本体の前記位置決め部と係合する前に前記規制部と係合し前記カートリッジの前記直交する方向の移動が規制されることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記カートリッジの前記装置本体に対する装着が完了した時は、前記カートリッジの前記被位置決め部及び前記被規制部はいずれも前記規制部と係合していないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記装置本体は、前記カートリッジの前記装置本体への装着を規制する規制位置と、前記カートリッジの前記装置本体への装着を許容する許容位置と、の間を移動可能に構成され、被当接部を有する移動部材を備え、
前記カートリッジは、前記装置本体に装着される時に前記被当接部に当接することによって、前記移動部材を前記規制位置から前記許容位置へ移動させるように構成された当接部を有し、
前記カートリッジの前記被規制部は、前記カートリッジの前記当接部が前記移動部材の前記被当接部に当接する時に前記装置本体の前記規制部と係合していることを特徴とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記移動部材と前記規制部は、前記直交する方向において、前記装置本体の端部に設けられ、
前記カートリッジの前記被規制部は、前記直交する方向において、前記装置本体の前記端部と同じ側の前記カートリッジの端部に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記カートリッジは、トナーを担持するローラと、前記ローラを回転させるための駆動力を受ける駆動力受け部材と、を有し、
前記装置本体は、前記カートリッジの前記駆動力受け部材に駆動力を伝達するために前記駆動力受け部材と係合するように構成された駆動力伝達部材であって、前記駆動力受け部材と係合する係合位置と、係合しない非係合位置と、の間を移動可能に構成された駆動力伝達部材を有し、
前記カートリッジは、
枠体と、
前記装置本体の前記駆動力伝達部材が前記非係合位置から前記係合位置へ移動するように前記駆動力伝達部材を押圧するための第1位置と、前記第1位置と異なる第2位置と、の間を前記枠体に対して移動可能に構成された押圧部材と、
前記押圧部材が前記第2位置から前記第1位置に移動する方向に前記押圧部材を付勢する付勢部材と、
を有し、
前記装置本体は、前記押圧部材に接触して前記押圧部材をガイドするガイド部材であって、前記カートリッジの前記装置本体への装着が完了する前において前記押圧部材が前記第1位置から前記第2位置へ移動するように前記押圧部材をガイドし、前記カートリッジの前記装置本体への装着が完了している時は前記押圧部材に接触しないように構成されたガイド部材を有し、
前記カートリッジの前記被規制部は、前記押圧部材が前記ガイド部材にガイドされている時に前記装置本体の前記規制部と係合していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
画像形成装置の装置本体であって位置決め部及び規制部を有する装置本体に対して着脱可能なカートリッジにおいて、
回転軸線を中心に回転可能に構成された感光ドラムと、
前記回転軸線の方向における前記装置本体に対する前記カートリッジの位置が決まるように前記装置本体の前記位置決めと係合可能な被位置決め部と、
前記回転軸線に直交する方向において前記被位置決め部よりも前記感光ドラムから遠い位置に設けられた被規制部であって、前記カートリッジの前記回転軸線の方向の移動が規制されるように前記規制部と係合可能な被規制部と、
を有し、
前記被規制部は、前記直交する方向から見た時に前記被位置決め部とオーバラップする位置に設けられていることを特徴とするカートリッジ。
【請求項7】
枠体と、
前記感光ドラムに供給するためのトナーを担持するように構成された現像ローラと、
前記現像ローラを回転させるための駆動力を前記装置本体から受けるための駆動力受け部材と、
前記装置本体の駆動力伝達部材を前記駆動力受け部材と係合する係合位置へ移動させるように前記枠体に対して移動可能に構成された押圧部材と、
前記押圧部材が前記係合位置へ向けて移動する方向に前記押圧部材を付勢する付勢部材と、
を有することを特徴とする請求項6に記載のカートリッジ。
【請求項8】
前記枠体は、前記回転軸線の方向において、第1端部と前記第1端部と反対側の第2端部とを有し、
前記押圧部材は前記枠体の前記第1端部に設けられ、
前記被位置決め部と前記被規制部は、前記回転軸線の方向において前記第1端部がある側の前記カートリッジの端部に設けられ、
前記被規制部は、少なくとも前記回転軸線の方向における前記第1端部から前記第2端部に向かう方向の前記カートリッジの移動が規制されるように前記規制部と係合可能に構成されていることを特徴とする請求項7に記載のカートリッジ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関するものである。画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置では、感光体ドラム、帯電手段、現像手段、クリーニング手段などを枠体内にまとめてカートリッジ化し、画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジとしたものが実用化されている。
【0003】
特許文献1には、プロセスカートリッジが装置本体に装着される時に、装着方向に直交する方向のカートリッジの位置が装置本体に対して決まるように、プロセスカートリッジの凹部(被位置決め部)が装置本体の凸(位置決め部)と係合する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-223952
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の構成において、カートリッジが装置本体に装着される途中であってカートリッジの被位置決め部が装置本体の位置決め部と係合する前におけるカートリッジの位置を安定させることが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の側面は、被位置決め部を有するカートリッジと、前記カートリッジが装着方向に装着できるように構成された装置本体であって、前記カートリッジの装着が完了した時に前記カートリッジの前記被位置決め部と係合する位置決め部であって前記装着方向に直交する方向の前記カートリッジの位置がきまるように構成された位置決め部を有する装置本体と、を有する画像形成装置において、前記装置本体は、前記位置決め部よりも前記装着方向の上流側に設けられた規制部を有し、前記カートリッジは、前記被位置決め部よりも前記装着方向の上流側に設けられた被規制部を有し、前記カートリッジの前記被位置決め部は、前記装置本体の前記位置決め部と係合する前に前記装置本体の前記規制部と係合し、それによって前記カートリッジの前記直交する方向の移動が規制され、前記カートリッジの前記被規制部は、前記被位置決め部が前記装置本体の前記位置決め部と係合する前に前記規制部と係合し前記カートリッジの前記直交する方向の移動が規制されることを特徴とする。
【0007】
本発明の第2の側面は、画像形成装置の装置本体であって位置決め部及び規制部を有する装置本体に対して着脱可能なカートリッジにおいて、回転軸線を中心に回転可能に構成された感光ドラムと、前記回転軸線の方向における前記装置本体に対する前記カートリッジの位置が決まるように前記装置本体の前記位置決めと係合可能な被位置決め部と、前記回転軸線に直交する方向において前記被位置決め部よりも前記感光ドラムから遠い位置に設けられた被規制部であって、前記カートリッジの前記回転軸線の方向の移動が規制されるように前記規制部と係合可能な被規制部と、を有し、前記被規制部は、前記直交する方向から見た時に前記被位置決め部とオーバラップする位置に設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、カートリッジが装置本体に装着される途中であってカートリッジの被位置決め部が装置本体の位置決め部と係合する前におけるカートリッジの位置を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1に係る画像形成装置の断面図である。
(a)開閉扉が開いた状態の装置本体の斜視図である。(b)図2(a)と異なる視点の装置本体の斜視図である。
開閉扉が開いた状態の装置本体の断面図である。
(a)カートリッジの駆動側の端部の部分斜視図である。(b)カートリッジの非駆動側の端部の部分斜視図である。
装置本体の駆動側の端部の部分斜視図である。
開閉扉が閉じた状態の画像形成装置の断面図である。
(a)装置本体の駆動ギアが非係合位置にある時の、駆動ギアと被駆動ギアの位置関係を示す図である。(b)装置本体の駆動ギアが係合位置にある時の、駆動ギアと被駆動ギアの位置関係を示す図である。
装置本体の駆動側にある規制部の近傍を拡大した拡大斜視図である。
装置本体にカートリッジBを装着する途中である移動部材とガイド部との位置関係を示す図である。
(a)規制部材が規制位置にある時の本体連動機構の斜視図である。(b)図10(a)と異なる視点から見た本体連動機構の斜視図である。
(a)規制部材が許容位置にある時の本体連動機構の斜視図である。(b)図11(a)と異なる視点から見た本体連動機構の斜視図である。
(a)レバーが第2ガイド部材にガイドされている時のレバー付近及び第2ガイド部材付近の拡大斜視図である。(b)レバーが第2ガイド部材にガイドされている時の規制部の位置を示す図である。
(a)レバー130が第1ガイド部材にガイドされている時の規制部及び第1ガイド部材付近の拡大斜視図である。(b)レバーが第1ガイド部材にガイドされている時の規制部の位置を示す図である。
(a)カートリッジのボスが連動部材に当接している時の規制部及び連動部材付近の斜視図である。(b)カートリッジのボスが連動部材に当接している時の規制部の位置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔実施例1〕
本実施例に係る電子写真方式の画像形成装置の全体構成および画像形成プロセスについて説明する。図1は、本実施例に係る電子写真方式の画像形成装置の断面図である。画像形成装置は、装置本体A及びプロセスカートリッジB(以下、カートリッジBと記す)を有する。ここで、装置本体Aとは、画像形成装置からカートリッジBを除いた部分である。なお、電子写真感光体ドラムの回転軸線方向を長手方向とする。また、長手方向において、画像形成装置の装置本体から電子写真感光ドラムが駆動力を受ける側を駆動側とし、その反対側を非駆動側とする。
(【0011】以降は省略されています)

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