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公開番号
2025024959
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129367
出願日
2023-08-08
発明の名称
ハニカムユニットおよび触媒コンバータ
出願人
日鉄ケミカル&マテリアル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F01N
3/28 20060101AFI20250214BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】排ガス浄化用のハニカムユニットの耐久性を高める。
【解決手段】金属製の平箔と波箔を巻き回してなるハニカム体と、外筒との一部を接合してなる触媒担体において、平箔と波箔との接合部であって、平箔の外周側の面に配設される接合部を第1接合部、平箔の内周側の面に配設される接合部を第2接合部と定義し、ハニカム体と外筒との接合部を第3接合部と定義したとき、入側領域に第1接合部、第2接合部及び第3接合部が配設され、これらの第1接合部、第2接合部及び第3接合部のうち一つの接合部は、他の二つの接合部に対してオフセットした位置に配設されており、当該他の二つの接合部は、互いに同一の位置又はオフセットした位置に配設されており、排ガスの出側領域に第1接合部又は第2接合部が配設されていることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
金属製の平箔と波箔を巻き回してなるハニカム体と、このハニカム体の外周面を囲む金属製の外筒との一部を接合してなる排ガス浄化用のハニカムユニットにおいて、
平箔と波箔との接合部であって、平箔の外周側の面に配設される接合部を第1接合部、平箔の内周側の面に配設される接合部を第2接合部と定義し、
ハニカム体と外筒との接合部を第3接合部と定義したとき、
排ガスの入側領域に第1接合部、第2接合部及び第3接合部が配設され、これらの第1接合部、第2接合部及び第3接合部のうち一つの接合部は、ハニカム体の軸方向において他の二つの接合部に対してオフセットした位置に配設されており、当該他の二つの接合部は、ハニカム体の軸方向において互いに同一の位置又はオフセットした位置に配設されており、
排ガスの出側領域に第1接合部又は第2接合部が配設されていることを特徴とするハニカムユニット
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
排ガスの出側領域には、さらに第3接合部が配設されていることを特徴とする請求項1に記載のハニカムユニット
【請求項3】
排ガスの入側領域において、第1接合部及び第3接合部は互いに、ハニカム体の軸方向において同一の位置に配設されており、第2接合部は、ハニカム体の軸方向において第1接合部及び第3接合部に対してオフセットした位置に配設されており、
排ガスの出側領域には、第1接合部がなく第2接合部が配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のハニカムユニット
【請求項4】
平箔及び/又は波箔には、複数の貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のハニカムユニット
【請求項5】
平箔及び/又は波箔には、複数の貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のハニカムユニット
【請求項6】
請求項1または2に記載のハニカムユニットに触媒が担持されてなる触媒コンバータ
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、構造耐久性に優れたハニカムユニットおよび触媒コンバータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車などの内燃機関の触媒コンバータ用の触媒担体として、耐熱合金製の外筒に同合金製のハニカム体を嵌入してなる触媒担体(特に、メタル担体ともいう) が、近年多用されている。ハニカム体は、厚さ50μm程度の平箔と、該平箔をコルゲート加工した波箔とを、交互に積層して形成され、平箔と波箔を交互に積層したものや、帯状の平箔と波箔を重ねて渦巻状に巻き回したもの等が使用されている。
【0003】
近年、自動車排ガス規制が非常に厳しくなる傾向にあり、触媒を早期に活性化する必要
性から、内燃機関としてのエンジン直下に触媒コンバータを配置する場合が多くなってい
る。これにより触媒コンバータは高温に曝される機会が増えるので、使用環境が非常に厳
しくなり、したがってメタル担体に対する構造耐久性の要求も厳しくなっている。
構造耐久性の高い担体を得るには、メタル担体内部の接合構造を工夫する必要がある。このような高い構造耐久性を得られる接合構造の例が、特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
WO2021/070691
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、簡素な接合構造で構造耐久性に優れたハニカムユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、(1)金属製の平箔と波箔を巻き回してなるハニカム体と、このハニカム体の外周面を囲む金属製の外筒との一部を接合してなる排ガス浄化用のハニカムユニットにおいて、平箔と波箔との接合部であって、平箔の外周側の面に配設される接合部を第1接合部、平箔の内周側の面に配設される接合部を第2接合部と定義し、ハニカム体と外筒との接合部を第3接合部と定義したとき、排ガスの入側領域に第1接合部、第2接合部及び第3接合部が配設され、これらの第1接合部、第2接合部及び第3接合部のうち一つの接合部は、ハニカム体の軸方向において他の二つの接合部に対してオフセットした位置に配設されており、当該他の二つの接合部は、ハニカム体の軸方向において互いに同一の位置又はオフセットした位置に配設されており、排ガスの出側領域に第1接合部又は第2接合部が配設されていることを特徴とする。
【0007】
(2)排ガスの出側領域には、さらに第3接合部が配設されていることを特徴とする上記(1)に記載のハニカムユニット
【0008】
(3)排ガスの入側領域において、第1接合部及び第3接合部は互いに、ハニカム体の軸方向において同一の位置に配設されており、第2接合部は、ハニカム体の軸方向において第1接合部及び第3接合部に対してオフセットした位置に配設されており、排ガスの出側領域には、第1接合部がなく第2接合部が配設されていることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のハニカムユニット
【0009】
(4)平箔及び/又は波箔には、複数の貫通孔が形成されていることを特徴とする上記(1)~(3)のいずれかに記載のハニカムユニット
【0010】
(5)上記(1)~(4)のいずれかに記載のハニカムユニットに触媒が担持されてなる触媒コンバータ
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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