TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025022165
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023126480
出願日
2023-08-02
発明の名称
試験装置
出願人
株式会社ブイ・テクノロジー
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G01R
31/309 20060101AFI20250206BHJP(測定;試験)
要約
【課題】簡易な構成でかつS/Nのよい基板の試験装置を提供する。
【解決手段】試験装置は、電気光学センサと、試験信号印加部と、光源と、カメラとを備える。電気光学センサは、試験対象の基板の近傍に配置され、基板からの電界を受けて複屈折特性を変化させる。試験信号印加部は、基板に対して変調された試験信号を印加する。光源は、電気光学センサに対して照明光を照射する。カメラは、基板に対して試験信号が印加されているときの、光源からの照明光を受けて電気光学センサから出射された照明光の戻り光を撮像する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
試験対象の基板の近傍に配置され、前記基板からの電界を受けて複屈折特性を変化させる電気光学センサと、
前記基板に対して変調された試験信号を印加する試験信号印加部と、
前記電気光学センサに対して照明光を照射する光源と、
前記基板に対して前記試験信号が印加されているときの、前記光源からの照明光を受けて前記電気光学センサから出射された前記照明光の戻り光を撮像するカメラと、
を具備する試験装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記試験信号印加部は、搬送波を前記カメラのフレームレートよりも低い周波数の変調周波数を有する振幅変調波で変調して前記試験信号を生成する請求項1に記載の試験装置。
【請求項3】
前記カメラは、前記変調周波数の4倍の周波数に相当するフレームレートで前記戻り光を撮像する請求項2に記載の試験装置。
【請求項4】
前記カメラは、前記戻り光の位相分だけ撮像開始のタイミングをずらして前記変調周波数の2倍の周波数に相当するフレームレートで前記戻り光を撮像する請求項2に記載の試験装置。
【請求項5】
前記試験信号印加部は、前記基板の近傍に配置され、前記基板で静電結合するプローブ電極から非接触で前記試験信号を印加する請求項1に記載の試験装置。
【請求項6】
前記基板と前記電気光学センサとの間には、空気よりも比誘電率の大きい媒質が介在している請求項1に記載の試験装置。
【請求項7】
前記基板と前記プローブ電極との間には、空気よりも比誘電率の大きい媒質が介在している請求項5に記載の試験装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
実施形態は、試験装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ある動作周波数で動作する基板の電磁界分布を非接触で検知する装置としてポッケルス効果を利用した電磁界撮像装置が知られている。この電磁界撮像装置は、電界により複屈折率が変化する電気光学素子を観察対象の基板の近傍に設置し、基板にその基板の動作周波数の信号を印加するとともに基板の動作周波数に応じて設定された変調周波数で変調されたレーザ光を電気光学素子に照射したときに電気光学素子に発生する変調周波数と動作周波数との差周波成分を含む検出光を撮像装置によって画像として捉えるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-20304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
変調されたレーザ光を電気光学素子に照射する構成の場合、マッハツェンダー変調器(MZM)、電界吸収型(EA)変調器等のレーザ光の変調のための構成が必要となる。このレーザ光の変調のための構成は、比較的に高コストである。さらには、変調によってレーザ光のパワーは減少するため、撮像装置によって得られる画像のS/Nも低くなる傾向にある。
【0005】
本開示は、簡易な構成でかつS/Nのよい基板の試験装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様の試験装置は、電気光学センサと、試験信号印加部と、光源と、カメラとを備える。電気光学センサは、試験対象の基板の近傍に配置され、基板からの電界を受けて複屈折特性を変化させる。試験信号印加部は、基板に対して変調された試験信号を印加する。光源は、電気光学センサに対して照明光を照射する。カメラは、基板に対して試験信号が印加されているときの、光源からの照明光を受けて電気光学センサから出射された照明光の戻り光を撮像する。
【発明の効果】
【0007】
実施形態によれば、簡易な構成でかつS/Nのよい基板の試験装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る試験装置の一例の構成を示す図である。
図2は、信号処理部の一例の構成を示す図である。
図3は、コンピュータの一例の構成を示す図である。
図4は、試験装置を用いた一例の試験方法を示すフローチャートである。
図5は、基板が水に含浸された状態での試験について示す図である。
図6は、試験信号の位相に対して余弦成分画素信号及び正弦成分画素信号の位相がずれている場合の4フレームの画素信号に対する直交復調を概念的に示した図である。
図7は、試験信号の位相と余弦成分画素信号の位相とが一致している場合の2フレームの画素信号に対する直交復調を概念的に示した図である。
図8は、変形例4に係る試験装置の一例の構成を示す図である。
図9は、変形例4に係る信号処理部の別の例の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施形態を説明する。図1は、実施形態に係る試験装置の一例の構成を示す図である。実施形態に係る試験装置は、特定の動作周波数の信号の印加の必要のない基板の試験に用いられる。特定の動作周波数の信号の印加の必要のない基板の試験とは、例えば、インターポーザの導通試験である。しかしながら、実施形態に係る試験装置は、インターポーザ以外の特定の動作周波数の信号の印加の必要のない各種の基板の試験に用いられ得る。
【0010】
試験装置1は、レーザ装置101と、コリメータレンズ102と、1/4波長板103と、1/2波長板104と、偏光ビームスプリッタ(PBS)105と、1/4波長板106と、1/2波長板107と、ミラー108と、電気光学(EO)センサ109と、発振器110と、分周器/位相シフタ111と、振幅変調器112と、デマルチプレクサ113と、結像レンズ114と、カメラ115と、信号処理部116と、コンピュータ117と、プローブ電極118、119、120を有している。図1では、プローブ電極の数は3個として説明されている。プローブ電極の数は、3個に限らず、1個又は2個であってもよいし、4個以上であってもよい。プローブ電極の数は、例えば基板Dのサイズ及び/又は接続パッドの数に応じて適宜に設定されてよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
集束超音波の測定機
26日前
個人
センサ制御回路
26日前
甲神電機株式会社
電流センサ
19日前
甲神電機株式会社
電流検出器
19日前
甲神電機株式会社
漏電検出器
19日前
株式会社大真空
センサ
14日前
株式会社高橋型精
採尿具
20日前
東レ株式会社
液体展開用シート
6日前
ユニパルス株式会社
ロードセル
13日前
ダイトロン株式会社
外観検査装置
26日前
株式会社トプコン
測量装置
19日前
アズビル株式会社
熱式流量計
20日前
株式会社トプコン
植物センサ
2日前
学校法人東京電機大学
干渉計
27日前
株式会社クボタ
作業車両
5日前
キヤノン電子株式会社
サーボ加速度計
6日前
キヤノン電子株式会社
サーボ加速度計
6日前
キヤノン電子株式会社
サーボ加速度計
6日前
株式会社ミトミ技研
圧力測定装置
26日前
TDK株式会社
磁気センサ
26日前
豊田合成株式会社
表示装置
19日前
シャープ株式会社
収納装置
20日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
20日前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
27日前
エスペック株式会社
試験装置
27日前
トヨタ自動車株式会社
画像検査装置
14日前
アズビル株式会社
ヒータ温度推定装置
27日前
株式会社東京久栄
水中移動体用採水器
20日前
ローム株式会社
MEMSデバイス
20日前
TDK株式会社
温度センサ
20日前
株式会社大真空
センサ及びその製造方法
13日前
横河電機株式会社
光源装置
20日前
株式会社島津製作所
ガスクロマトグラフ
26日前
公立大学法人大阪
蛍光X線分析装置
14日前
タカハタプレシジョン株式会社
水道メータ
26日前
東ソー株式会社
D-サイロキシン特異的測定方法
26日前
続きを見る
他の特許を見る