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公開番号2025020729
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124275
出願日2023-07-31
発明の名称遊技機
出願人株式会社平和
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250205BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】新たな遊技性を実現する。
【解決手段】所定の遊技状態と、大当たり図柄が所定の確率で決定され、かつ、所定の遊技状態よりも始動領域に遊技球が進入しやすい第1遊技状態(低確・時短)と、第1遊技状態よりも、大当たり図柄が高確率で決定され、かつ、所定の遊技状態よりも始動領域に遊技球が進入しやすい第2遊技状態(高確・時短)とを含む複数の遊技状態が設けられる。第1遊技状態において第1終了条件が成立した場合に第1遊技状態を終了させ、第2遊技状態において第2終了条件が成立した場合に第2遊技状態を終了させる。第1終了条件には、大当たり図柄以外の図柄の表示回数が上限回数に達することで成立する変動回数終了条件と、特定ハズレ図柄の表示回数が、上限回数よりも少ない特定回数に達することで成立する特定終了条件と、が含まれる。第2遊技状態では、特定終了条件は成立しない。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
所定の遊技状態と、大当たり図柄が所定の確率で決定され、かつ、前記所定の遊技状態よりも始動領域に遊技球が進入しやすい第1遊技状態と、前記第1遊技状態よりも、前記大当たり図柄が高確率で決定され、かつ、前記所定の遊技状態よりも前記始動領域に遊技球が進入しやすい第2遊技状態とを含む複数の遊技状態が設けられた遊技機であって、
始動領域への遊技球の進入に基づいて、前記大当たり図柄および特定図柄を含む複数種類の図柄のうち、いずれかの図柄を決定する図柄決定手段と、
決定された図柄を図柄表示部に表示する図柄表示手段と、
前記図柄表示部に前記大当たり図柄が表示された場合に、大入賞口が開放される有利遊技を実行する有利遊技実行手段と、
前記有利遊技が実行された場合に遊技状態を設定する状態設定手段と、
前記第1遊技状態において第1終了条件が成立した場合に、前記第1遊技状態を終了させ、前記第2遊技状態において第2終了条件が成立した場合に、前記第2遊技状態を終了させる状態変更手段と、
を備え、
前記第1終了条件には、前記大当たり図柄以外の前記図柄の決定回数あるいは表示回数が上限回数に達することで成立する変動回数終了条件と、前記特定図柄の決定回数あるいは表示回数が、前記上限回数よりも少ない特定回数に達することで成立する特定終了条件と、が含まれ、
前記第2遊技状態では、前記特定終了条件は成立しない、
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 3,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、始動口に遊技球が入球すると保留情報が取得され、始動条件が成立すると、取得された保留情報に基づいて大役抽選が行われ、大当たりに当選すると、多量の賞球を獲得可能な大役遊技が実行される遊技機が知られている。例えば、特許文献1には、始動口に遊技球が入球しやすい入賞容易状態が設けられており、所定の図柄に当選すると、入賞容易状態が終了する遊技機が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-191558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように、遊技の進行条件が異なる複数の遊技状態が設けられる遊技機が知られているが、これまでにない新たな遊技性を備える遊技機の開発が希求されている。
【0005】
本発明は、新たな遊技性を実現することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、
所定の遊技状態と、大当たり図柄が所定の確率で決定され、かつ、前記所定の遊技状態よりも始動領域に遊技球が進入しやすい第1遊技状態と、前記第1遊技状態よりも、前記大当たり図柄が高確率で決定され、かつ、前記所定の遊技状態よりも前記始動領域に遊技球が進入しやすい第2遊技状態とを含む複数の遊技状態が設けられた遊技機であって、
始動領域への遊技球の進入に基づいて、前記大当たり図柄および特定図柄を含む複数種類の図柄のうち、いずれかの図柄を決定する図柄決定手段と、
決定された図柄を図柄表示部に表示する図柄表示手段と、
前記図柄表示部に前記大当たり図柄が表示された場合に、大入賞口が開放される有利遊技を実行する有利遊技実行手段と、
前記有利遊技が実行された場合に遊技状態を設定する状態設定手段と、
前記第1遊技状態において第1終了条件が成立した場合に、前記第1遊技状態を終了させ、前記第2遊技状態において第2終了条件が成立した場合に、前記第2遊技状態を終了させる状態変更手段と、
を備え、
前記第1終了条件には、前記大当たり図柄以外の前記図柄の決定回数あるいは表示回数が上限回数に達することで成立する変動回数終了条件と、前記特定図柄の決定回数あるいは表示回数が、前記上限回数よりも少ない特定回数に達することで成立する特定終了条件と、が含まれ、
前記第2遊技状態では、前記特定終了条件は成立しない、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、新たな遊技性を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る扉が開放された状態を示す遊技機の斜視図である。
実施形態に係る遊技機の正面図である。
実施形態に係る遊技機のブロック図である。
実施形態に係るメインCPUが用いるメモリ領域のアドレスマップである。
実施形態に係る低確時大当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。
実施形態に係る高確時大当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。
実施形態に係る当たり図柄乱数判定テーブルを説明する図である。
実施形態に係るリーチグループ決定乱数判定テーブルを説明する図である。
実施形態に係るリーチモード決定乱数判定テーブルを説明する図である。
実施形態に係る変動パターン乱数判定テーブルを説明する図である。
実施形態に係る変動時間決定テーブルを説明する図である。
実施形態に係る特別電動役物作動ラムセットテーブルを説明する図である。
実施形態に係る大役遊技の終了後の遊技状態を設定するための遊技状態設定テーブルを説明する図である。
実施形態に係る普図当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。
(a)は実施形態に係る普通図柄変動時間データテーブルを説明する図であり、(b)は実施形態に係る開閉制御パターンテーブルを説明する図である。
実施形態に係る遊技機状態フラグを説明する図である。
実施形態に係る主制御基板におけるCPU初期化処理を説明する第1のフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板におけるCPU初期化処理を説明する第2のフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板におけるサブコマンド群セット処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における電源断時退避処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板におけるタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における設定関連処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板におけるスイッチ管理処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板におけるゲート通過処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における第1始動口通過処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における第2始動口通過処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における特別図柄乱数取得処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る特別遊技管理フェーズを説明する図である。
実施形態に係る主制御基板における特別遊技管理処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における特別図柄変動待ち処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における特別図柄当たり判定処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における特別図柄変動番号決定処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における特別図柄変動中処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における特別図柄停止図柄表示処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における回数切り管理処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における状態変更処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における大入賞口開放前処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における大入賞口開閉切替処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における大入賞口開放制御処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における大入賞口閉鎖有効処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における大入賞口終了ウェイト処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における状態設定処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る普通遊技管理フェーズを説明する図である。
実施形態に係る主制御基板における普通遊技管理処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における普通図柄変動待ち処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における普通図柄変動中処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における普通図柄停止図柄表示処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における普通電動役物入賞口開放前処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における普通電動役物入賞口開閉切替処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における普通電動役物入賞口開放制御処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における普通電動役物入賞口閉鎖有効処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における普通電動役物入賞口終了ウェイト処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本発明に係る好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0010】
本発明の実施例の理解を容易にするため、まず、実施形態として、所謂一種遊技機の機械的構成および電気的構成、および、各基板における具体的な処理を説明する。次に、実施形態として、一種遊技機において実行可能な具体的な演出や当該演出に係る具体的な処理を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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