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公開番号2025034977
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141690
出願日2023-08-31
発明の名称遊技機
出願人株式会社平和
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250306BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技者に与える不快感が低減された遊技機を提供する。
【解決手段】表示手段において遊技の進行に係る演出が実行されている期間に演出操作手段が操作された場合に、演出の実行態様に係る設定を行うことが可能であり、前記期間に演出の実行態様に係る設定を行う場合、当該設定に係る演出設定画像が表示手段に表示され、演出設定画像は、少なくとも一部が遊技の進行に係る演出の演出画像と重なるとともに、演出画像よりも手前に視認されるように制御され、演出設定画像は、演出画像を視認可能とする透過性を有するように制御され、演出設定画像の背面に、演出設定画像の視認性の低下を抑制し得る特定画像が配置されるように制御される。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
遊技の進行を制御する主制御手段と、
演出の実行を制御する副制御手段と、
画像の表示に係る演出を実行可能な表示手段と、
遊技者が操作可能な演出操作手段と、
演出の実行態様に係る設定を制御する演出実行態様制御手段と、を備え、
前記副制御手段は、前記主制御手段が所定の遊技結果を示すための遊技を進行させている状況に応じて、遊技の進行に係る演出を実行可能であり、
前記演出実行態様制御手段は、前記表示手段において前記遊技の進行に係る演出が実行されている期間に前記演出操作手段が操作された場合に、演出の実行態様に係る設定を行うことが可能であり、
前記期間に演出の実行態様に係る設定を行う場合、当該設定に係る演出設定画像が前記表示手段に表示され、
前記演出設定画像は、少なくとも一部が前記遊技の進行に係る演出の演出画像と重なるとともに、前記演出画像よりも手前に視認されるように制御され、
前記演出設定画像は、前記演出画像を視認可能とする透過性を有するように制御され、
前記演出設定画像の背面に、前記演出設定画像の視認性の低下を抑制し得る特定画像が配置されるように制御される、遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
遊技機として、遊技球(遊技価値)が移動する遊技領域や、遊技球を遊技領域に発射する発射装置等を備えた、パチンコ遊技機が知られている。パチンコ遊技機は、遊技領域に設けられた始動口を備え、始動口への遊技球の進入が検出されると、特別図柄抽選が行われる。特別図柄抽選の結果が大当りである場合、遊技状態が特別遊技状態に移行し、特別遊技状態において複数回の特別遊技が実行される。各特別遊技では遊技領域に設けられている大入賞口が開状態に動作し、大入賞口への遊技球の進入に基づいて遊技球が払い出される。
【0003】
また、この種の遊技機には、各種演出の出現頻度を遊技者が設定することができる演出カスタム機能を備えているものがある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-125914号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、遊技機では、遊技者に与える不快感を低減することが求められている。
【0006】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、遊技者に与える不快感が低減された遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明の遊技機は、
遊技の進行を制御する主制御手段(主制御基板200)と、
演出の実行を制御する副制御手段(副制御基板202)と、
画像の表示に係る演出を実行可能な表示手段(液晶ディスプレイ32)と、
遊技者が操作可能な演出操作手段(演出ボタン26、十字キー27、音量調整ボタン28、光量調整ボタン29)と、
演出の実行態様に係る設定を制御する演出実行態様制御手段(演出実行態様制御手段305)と、を備え、
前記副制御手段は、前記主制御手段が所定の遊技結果を示すための遊技を進行させている状況に応じて、遊技の進行に係る演出を実行可能であり、
前記演出実行態様制御手段は、前記表示手段において前記遊技の進行に係る演出が実行されている期間に前記演出操作手段が操作された場合に、演出の実行態様に係る設定を行うことが可能であり、
前記期間に演出の実行態様に係る設定を行う場合、当該設定に係る演出設定画像が前記表示手段に表示され、
前記演出設定画像は、少なくとも一部が前記遊技の進行に係る演出の演出画像と重なるとともに、前記演出画像よりも手前に視認されるように制御され、
前記演出設定画像は、前記演出画像を視認可能とする透過性を有するように制御され、
前記演出設定画像の背面に、前記演出設定画像の視認性の低下を抑制し得る特定画像が配置されるように制御される。
【0008】
前記遊技の進行に係る演出が実行されている期間であっても演出の実行態様に係る設定を行うことができる。前記演出設定画像は、前記遊技の進行に係る演出の演出画像を視認可能とする透過性を有しているところ、前記演出画像によって前記演出設定画像の視認性が低下し得るが、前記演出設定画像の背面に前記特定画像が配置されることで、前記演出設定画像の視認性の低下が抑制される。このため、遊技の進行中に演出の実行態様に係る設定を行う際における当該設定に係る表示(前記演出設定画像)を、遊技者にとって見やすい表示とすることができる。これにより、表示が見にくいことにより、遊技者に不快感を与えるのを抑制(低減)できる。また、表示が見やすいことにより、遊技者は快適に演出の実行態様に係る設定を行うことができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、遊技者に与える不快感を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の一例を示すもので、その外観構成を示す斜視図である。
同、遊技機の外観構成を示す正面図である。
同、遊技盤の外観構成を示す正面図である。
同、状態表示部の外観構成を示す正面図である。
同、遊技機の概略的な構成を示すブロック図である。
同、大当り抽選テーブルを示す図である。
同、図柄抽選テーブルを示す図である。
同、遊技状態の状態遷移図である。
同、レイヤ構造について説明するための図である。
同、通常状態において実行される演出を示す図であり、(a)は第1演出を示し、(b)は第2演出を示す。
同、演出図柄の変動表示・停止表示および保留演出について説明する図である。
同、保留数表示およびミニ図柄について説明する図である。
同、第1当り演出、第2当り演出および時短演出について説明する図である。
同、特別図柄の変動中に演出カスタマイズ移行操作が行われた場合に表示される演出カスタマイズ画面について説明する図である。
同、特別図柄の変動中に光量調整操作および音量調整操作が行われた場合に表示される表示について説明する図である。
本発明の第2の実施の形態に係る遊技機における演出カスタマイズ画面であって、特定画像が表示されない場合について説明する図である。
同、レイヤへの画像の配置について説明する図である。
同、演出カスタマイズ画面であって、特定画像が表示される場合について説明する図である。
同、停止した演出図柄の視認性について説明する図であって、(a)は中演出図柄がオフセットされない場合を示し、(b)は中演出図柄がオフセットされた場合を示す。
同、演出図柄の変動停止に基づき特定画像が非表示となった場合について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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