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公開番号
2025034383
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140723
出願日
2023-08-31
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社平和
代理人
弁理士法人青海国際特許事務所
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20250306BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】演出効果の低下を抑制して、遊技の興趣を向上する。
【解決手段】始動条件の成立により、複数の判定結果の中からいずれかの判定結果を導出する判定手段と、複数の遊技状態のうちのいずれかに設定する遊技状態設定手段と、演出を実行する演出実行手段と、を備え、遊技状態には、第1遊技状態(非時短遊技状態)と、第2遊技状態(微時短遊技状態)と、第3遊技状態(時短遊技状態)とが含まれ、演出実行手段は、第3遊技状態(時短遊技状態)の終了後であって、第1遊技状態(非時短遊技状態)が設定された場合の客待ち中に、第1遊技状態(非時短遊技状態)であることを示唆する待機演出(特別客待ち演出)を実行可能であり、第2遊技状態(微時短遊技状態)の終了後であって、第1遊技状態(非時短遊技状態)が設定された場合の客待ち中に、待機演出(特別客待ち演出)を不実行とすることが可能である。
【選択図】図54
特許請求の範囲
【請求項1】
始動条件の成立により、複数の判定結果の中からいずれかの判定結果を導出する判定手段と、
複数の遊技状態のうちのいずれかに設定する遊技状態設定手段と、
演出を実行する演出実行手段と、
を備え、
前記遊技状態には、第1遊技状態と、第2遊技状態と、第3遊技状態とが含まれ、
前記演出実行手段は、
前記第3遊技状態の終了後であって、前記第1遊技状態が設定された場合の客待ち中に、前記第1遊技状態であることを示唆する待機演出を実行可能であり、
前記第2遊技状態の終了後であって、前記第1遊技状態が設定された場合の客待ち中に、前記待機演出を不実行とすることが可能である遊技機。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記遊技状態設定手段は、
前記第1遊技状態において、第1の判定結果が導出された場合に、前記第2遊技状態を設定可能であり、
前記第1遊技状態において、第2の判定結果が導出された場合に、前記第3遊技状態を設定可能であり、
所定のクリア操作の実行に基づいて、前記第1遊技状態を設定可能であり、
前記演出実行手段は、
前記クリア操作の実行に基づいて前記第1遊技状態が設定された場合であって、前記第2の判定結果が導出された場合に、第1演出および第2演出を実行可能であり、
前記第2遊技状態の終了後、前記第1遊技状態が設定された場合であって、前記第2の判定結果が導出された場合に、前記第1演出を実行せずに、前記第2演出を実行可能である請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記演出実行手段は、
前記第2遊技状態の終了後、前記第1遊技状態が設定された場合であって、前記第2の判定結果が導出された場合に、前記第1演出を実行せずに、第3演出を実行した後に、前記第2演出を実行可能であり、
前記クリア操作の実行に基づいて前記第1遊技状態が設定された場合であって、前記第2の判定結果が導出された場合に、前記第3演出を実行せずに、前記第1演出および前記第2演出を実行可能である請求項2に記載の遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 4,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、始動口に遊技球が入球したことを条件として保留情報が取得、記憶され、始動条件が成立すると、保留情報に基づいて大役抽選が行われ、この大役抽選の結果に基づいて特別図柄が決定される遊技機が知られている。例えば、特許文献1には、特別図柄として小当たり図柄が設けられ、小当たりに当選すると、大入賞口が開放される小当たり遊技が実行される遊技機が開示されている。こうした遊技機においては、様々な演出が実行され、遊技の興趣向上が図られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-246788号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記したように、遊技機においては、様々な演出が実行されるが、遊技状態に応じた適切な演出が行われない場合、却って演出効果が低下してしまうといった問題があった。
【0005】
本発明は、演出効果の低下を抑制して、遊技の興趣を向上することができる遊技機の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、
始動条件の成立により、複数の判定結果の中からいずれかの判定結果を導出する判定手段と、
複数の遊技状態のうちのいずれかに設定する遊技状態設定手段と、
演出を実行する演出実行手段と、
を備え、
前記遊技状態には、第1遊技状態と、第2遊技状態と、第3遊技状態とが含まれ、
前記演出実行手段は、
前記第3遊技状態の終了後であって、前記第1遊技状態が設定された場合の客待ち中に、前記第1遊技状態であることを示唆する待機演出を実行可能であり、
前記第2遊技状態の終了後であって、前記第1遊技状態が設定された場合の客待ち中に、前記待機演出を不実行とすることが可能である。
【0007】
また、前記遊技状態設定手段は、
前記第1遊技状態において、第1の判定結果が導出された場合に、前記第2遊技状態を設定可能であり、
前記第1遊技状態において、第2の判定結果が導出された場合に、前記第3遊技状態を設定可能であり、
所定のクリア操作の実行に基づいて、前記第1遊技状態を設定可能であり、
前記演出実行手段は、
前記クリア操作の実行に基づいて前記第1遊技状態が設定された場合であって、前記第2の判定結果が導出された場合に、第1演出および第2演出を実行可能であり、
前記第2遊技状態の終了後、前記第1遊技状態が設定された場合であって、前記第2の判定結果が導出された場合に、前記第1演出を実行せずに、前記第2演出を実行可能であってもよい。
【0008】
また、 前記演出実行手段は、
前記第2遊技状態の終了後、前記第1遊技状態が設定された場合であって、前記第2の判定結果が導出された場合に、前記第1演出を実行せずに、第3演出を実行した後に、前記第2演出を実行可能であり、
前記クリア操作の実行に基づいて前記第1遊技状態が設定された場合であって、前記第2の判定結果が導出された場合に、前記第3演出を実行せずに、前記第1演出および前記第2演出を実行可能であってもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、演出効果の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
扉が開放された状態を示す遊技機の斜視図である。
遊技機の正面図である。
第2大入賞口を説明するための図である。
遊技機のブロック図である。
メインCPUが用いるメモリ領域のアドレスマップである。
(a)は特1用小当たり決定乱数判定テーブルを説明する図であり、(b)は特2用小当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。
当たり図柄乱数判定テーブルを説明する図である。
リーチグループ決定乱数判定テーブルを説明する図である。
リーチモード決定乱数判定テーブルを説明する図である。
変動パターン乱数判定テーブルを説明する図である。
変動時間決定テーブルを説明する図である。
特別電動役物作動ラムセットテーブルを説明する図である。
第2大入賞口の開閉態様および可動部材による特定領域の開閉態様を説明する図である。
遊技状態設定テーブルを説明する図である。
当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。
(a)は普通図柄変動時間データテーブルを説明する図であり、(b)は開閉制御パターンテーブルを説明する図である。
遊技性を説明する図である。
遊技機状態フラグを説明する図である。
主制御基板におけるCPU初期化処理を説明する第1のフローチャートである。
主制御基板におけるCPU初期化処理を説明する第2のフローチャートである。
主制御基板におけるサブコマンド群セット処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における電源断時退避処理を説明するフローチャートである。
主制御基板におけるタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における設定関連処理を説明するフローチャートである。
主制御基板におけるスイッチ管理処理を説明するフローチャートである。
主制御基板におけるゲート通過処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における第1始動口通過処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における第2始動口通過処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における特別図柄乱数取得処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における特定領域通過処理を説明するフローチャートである。
特別遊技管理フェーズを説明する図である。
主制御基板における特別遊技管理処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における特別図柄変動待ち処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における特別図柄変動番号決定処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における特別図柄変動中処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における特別図柄停止図柄表示処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における回数切り管理処理を説明するフローチャートである。
主制御基板におけるハズレ図柄停止時処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における大入賞口開放前処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における大入賞口開閉切替処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における大入賞口開放制御処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における大入賞口閉鎖有効処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における大入賞口終了ウェイト処理を説明するフローチャートである。
普通遊技管理フェーズを説明する図である。
主制御基板における普通遊技管理処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普通図柄変動待ち処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普通図柄変動中処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普通図柄停止図柄表示処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普通電動役物入賞口開放前処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普通電動役物入賞口開閉切替処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普通電動役物入賞口開放制御処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普通電動役物入賞口閉鎖有効処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普通電動役物入賞口終了ウェイト処理を説明するフローチャートである。
非時短遊技状態に設定された場合の演出の流れの一例を説明する第1の図である。
非時短遊技状態に設定された場合の演出の流れの一例を説明する第2の図である。
非時短遊技状態に設定された場合の演出の流れの一例を説明する第3の図である。
非時短遊技状態に設定された場合の演出の流れの一例を説明する第4の図である。
非時短遊技状態に設定された場合の演出の流れの一例を説明する第5の図である。
副制御基板におけるサブCPU初期化処理を説明するフローチャートである。
副制御基板におけるサブタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。
副制御基板における変動コマンド受信処理を説明するフローチャートである。
副制御基板における演出決定処理を説明するフローチャートである。
副制御基板におけるRAMクリア指定コマンド受信処理を説明するフローチャートである。
副制御基板における遊技状態変化指定コマンド受信処理を説明するフローチャートである。
副制御基板における客待ち指定コマンド受信処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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