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公開番号2025020303
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-12
出願番号2024193448,2022537646
出願日2024-11-05,2020-12-16
発明の名称神経栄養剤、アポトーシスシグナリング断片化阻害剤(FAS)もしくはFASリガンド(FASL)阻害剤、腫瘍壊死因子α(TNF-α)もしくはTNF受容体阻害剤、ミトコンドリアペプチド、オリゴヌクレオチド、ケモカイン阻害剤、またはシステイン-アスパラギン酸プロテアーゼ阻害剤を含む薬剤送達系
出願人セラ セラピューティクス エルエルシー
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61K 45/00 20060101AFI20250204BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】持続送達成分を含む薬剤送達系を提供する。
【解決手段】神経栄養剤、アポトーシスシグナリング断片化阻害剤(FAS)もしくはFASリガンド(FASL)阻害剤、腫瘍壊死因子α(TNF-α)もしくはTNF受容体(TNFR)阻害剤、ミトコンドリアペプチド、オリゴヌクレオチド、ケモカイン阻害剤、システイン-アスパラギン酸プロテアーゼ阻害剤(これらの化合物の任意の組み合わせを含む)、および任意に持続送達成分を含む薬剤送達系を提供する。このタイプの薬剤送達系は、遺伝性もしくは加齢性脈絡膜、網膜、視神経の疾患、または視神経の変性;耳の障害;神経もしくはCNSの障害;または関連する状態;または脳卒中、心筋梗塞、腎梗塞等の血管もしくは血液循環の閉塞もしくは障害に関連する状態等の病状を治療するために使用することができる。医薬、医薬を製造する方法、キット、および他の関連する製品または方法もまた提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
1)CNTF化合物、TNF-α/TNFR阻害剤、またはそれらの組み合わせ、および、2)FASまたはFASL阻害剤、を含む、薬剤送達系。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(配列表)
本出願には、アスキー形式で電子的に提出され、それによりその全体が参照により援用される配列表が含まれる。2020年12月16日に作成されたそのアスキーの写しは、C4019_10002WO02_SL.txtというファイル名であり、サイズが5,793バイトである。
続きを表示(約 3,300 文字)【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0002】
本開示は、神経栄養剤、アポトーシスシグナリング断片化阻害剤(FAS)もしくはFASリガンド(FASL)阻害剤、腫瘍壊死因子α(TNF-α)もしくはTNF受容体(TNFR)阻害剤、ミトコンドリアペプチド、オリゴヌクレオチド、ケモカイン阻害剤、システイン-アスパラギン酸プロテアーゼまたはシステイン-アスパラギン酸プロテアーゼ阻害剤(これらの化合物の任意の組み合わせを含む)、および任意に持続送達成分を含む薬剤送達系に関する。このタイプの薬剤送達系は、遺伝性もしくは加齢性脈絡膜、網膜、視神経疾患、または視神経の変性;聴覚障害;神経もしくはCNS障害;または関連する症状;または脳卒中、心筋梗塞、腎梗塞等の血管もしくは血液循環の閉塞もしくは障害に関連する状態等の病状を治療するために使用することができる。
【0003】
いくつかの実施形態には、第1の医薬活性成分(API)および持続送達成分を含む薬剤送達系が含まれ、第1のAPIは神経栄養剤、FAS/FASL阻害剤、TNF-α/TNFR阻害剤、ミトコンドリアペプチド、ケモカイン阻害剤、システイン-アスパラギン酸プロテアーゼ、もしくはシステイン-アスパラギン酸プロテアーゼ阻害剤、またはそれらの組み合わせである。
【0004】
いくつかの実施形態には、本明細書に記載される薬剤送達系を治療を必要とする哺乳類に投与することを含む、1)遺伝性もしくは加齢性の脈絡膜、網膜、または視神経の障害もしくは変性、2)耳の障害、または3)神経障害またはCNS障害を含む病状を治療する方法が含まれる。
【0005】
いくつかの実施形態には、1)遺伝性もしくは加齢性の脈絡膜、網膜、または視神経の障害もしくは変性、2)耳の障害、または3)神経障害またはCNS障害の治療のための薬剤送達系の製造における、神経栄養剤、アポトーシスシグナリング断片化阻害剤(FAS)もしくはFASリガンド(FASL)阻害剤、腫瘍壊死因子α(TNF-α)もしくはTNF受容体(TNFR)阻害剤、ミトコンドリアペプチド、オリゴヌクレオチド、ケモカイン阻害剤、システイン-アスパラギン酸プロテアーゼ、またはシステイン-アスパラギン酸プロテアーゼ阻害剤、またはそれらの組み合わせの使用が含まれ、薬剤送達系にはさらに持続送達成分が含まれる。
【0006】
いくつかの実施形態には、本明細書に記載される薬剤送達系および、1)遺伝性もしくは加齢性の脈絡膜、網膜、または視神経の障害もしくは変性、2)眼の障害、または3)神経障害またはCNS障害の治療のための薬剤送達系の使用説明のラベルを含むキットが含まれる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
主題の薬剤送達系に関して、神経栄養剤はCNTF化合物または他の神経栄養剤を含むことができ、CNTF化合物には、CNTF、CNTFのタンパク質誘導体、またはCNTFペプチドを含む、毛様体神経栄養因子(CNTF)と同様の構造または活性を有する任意の化合物が含まれる。例には、CNTF、配列DGGL(配列番号18)を含む神経栄養ペプチド等のCNTFの配列の一部を含むペプチド(たとえば、ペプチド6(P6;Ac-VGDGGLFEKKL-NH2(配列番号1))およびペプチド21(P21;Ac-DGGL

G-NH2(配列番号2)))、組み換えCNTF(rhCNTF)、または神経栄養ペプチドに関連する開示が参照により本明細書に援用される米国特許第8,592,374号に記載された、C末端および/もしくはN末端にアダマント基を有する神経栄養ペプチドを含む神経栄養ペプチド、またはCNTFと類似の生物学的活性を有する他の任意のペプチドが含まれる。他の神経栄養剤には、神経成長因子(NGF)、脳由来神経栄養因子(BDNF)、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)等が含まれる。
【0008】
任意の適切な量のCNTF化合物、NGF、BDNF、GDNF等の神経栄養剤を薬剤送達系に使用することができる。たとえば、薬剤送達系は、約0.01~1μg、約1~2μg、約2~3μg、約3~4μg、約4~5μg、約5~6μg、約6~7μg、約7~8μg、約8~9μg、約9~10μg、約0.01~3μg、約3~6μg、約6~10μg、約0.01~10μg、約10~20μg、約20~30μg、約30~40μg、約40~50μg、約50~60μg、約60~70μg、約70~80μg、約80~90μg、約90~100μg、約0.01~30μg、約30~60μg、約60~100μg、約0.01~100μg、約0.1~100μg、約100~200μg、約200~300μg、約300~400μg、約400~500μg、約500~600μg、約600~700μg、約700~800μg、約800~900μg、約900~1,000μg、約0.01~300μg、約300~600μg、約600~1,000μg、約0.01~1mg、約1~2mg、約2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約0.01~3mg、約3~6mg、約6~10mg、または約0.01~10mgのこれらの化合物の1つを含み得る。これらの量は、薬物が他の薬剤または持続送達成分等と共有結合した形態で存在する状況にも適用され得る。
【0009】
薬剤送達系における上記の量のCNTF化合物、NGF、BDNF、GDNF等の神経栄養剤の使用は、約1~4週間、約1~3カ月間、約3~6カ月間、約6~9カ月間、約9~12カ月間、約12~18カ月間、約18~24カ月間、約2~5年間、約5~10年間、またはそれ以上の期間、神経栄養剤の治療濃度を提供する薬剤送達系を提供し得る。
【0010】
有用なFASまたはFASL阻害剤には、ビシクロール、FLIP;MET12(HHIYLGAVNYIY(配列番号3)、HHIYLGATNYIY(配列番号4)、もしくはH
60
HIYLGATNYIY
71
(配列番号4))、または配列YLGA(配列番号5)を有する、テトラマー等のそれらのより短い断片、もしくは化合物1、化合物2、化合物3、化合物4、化合物5、化合物6、化合物7、化合物8、化合物9、化合物10、もしくは化合物11、MET4~8(YLGA(配列番号5)、YLGAV(配列番号7)、IYLGA(配列番号6)、HIYLGA(配列番号8)、IYLGAV(配列番号9)、YLGAVN(配列番号19)、IYLGAVN(配列番号11)、HIYLGAV(配列番号10)、またはHIYLGAVN(配列番号20))、MET8(HIYLGAVN)、MET4(YLGA(配列番号5))、ONL1204(たとえば配列HHIYLGATNYIY(配列番号4)を含む、またはその配列からなるペプチド)等の以下の表1に示す配列を有する化合物を含む、MET12と相同性が少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、または少なくとも約90%の配列を有する断片;配列H
60
HIYLGATNYIY
71
-NH

(配列番号4)を有する化合物等の他のMET12誘導体;FASアポトーシス阻害分子[FAIM];NOL3[核小体タンパク質3(CARDドメインによるアポトーシス抑制因子[ARC])等];ヒトデコイ受容体1(DcR1);ヒトデコイ受容体2(DcR2);またはヒトデコイ受容体3(DcR3)が含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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