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公開番号
2025019389
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023122982
出願日
2023-07-28
発明の名称
臭気ガス処理装置
出願人
中外炉工業株式会社
代理人
個人
主分類
F23G
7/06 20060101AFI20250131BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約
【課題】 アンモニア等を含む臭気ガスを分解させて処理するにあたり、装置が大型化することなく、臭気ガスを効率よく分解させて処理できるようにする。
【解決手段】 臭気ガス処理装置は、臭気ガスGnをバーナー12による燃焼によって加熱分解させる燃焼室10と、燃焼室の下に設けられて、燃焼室において加熱分解された臭気ガスの燃焼排ガスGn1の熱を蓄熱材21に蓄熱させると共に、蓄熱材に蓄熱された熱により前記の燃焼排ガスに残っている臭気ガスを分解させる蓄熱室20と、蓄熱室において臭気ガスを分解させた後の排ガスGn2を横方向に向けて排気させる排気部22とを備えるようにした。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
臭気ガスをバーナーによる燃焼によって加熱分解させる燃焼室と、前記の燃焼室の下に設けられて、燃焼室において加熱分解された第1分解ガスの熱を蓄熱材に蓄熱させると共に、蓄熱材に蓄熱された熱により前記の第1分解ガスに残っている臭気ガスを加熱分解させる蓄熱室と、前記の蓄熱室において臭気ガスを加熱分解させた後の第2分解ガスを排気させる排気部とを備えたことを特徴とする臭気ガス処理装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の臭気ガス処理装置において、前記の臭気ガスがアンモニアを含む臭気ガスであることを特徴とする臭気ガス処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の臭気ガス処理装置において、前記の燃焼室に設けたバーナーに供給する燃料と燃焼用空気との流量を制御する制御装置を設けると共に、前記の排気部から排気される前記の第2分解ガスの温度を検知する温度検知装置を設け、前記の温度検知装置によって検知された前記の第2分解ガスの温度に基づいて、前記の制御装置によりバーナーに供給する燃料と燃焼用空気それぞれの流量を制御することを特徴とする臭気ガス処理装置。
【請求項4】
請求項3に記載の臭気ガス処理装置において、前記の温度検知装置によって検知された排気部から排気される前記の第2分解ガスの温度が低い場合には、前記の制御装置により、前記のバーナーに供給する燃料と空気の流量を多くする一方、排気部から排気される前記の第2分解ガスの温度が高い場合には、前記の制御装置により、前記のバーナーに供給する燃料と空気の流量を少なくすることを特徴とする臭気ガス処理装置。
【請求項5】
請求項1~請求項4の何れか1項に記載の臭気ガス処理装置において、前記の蓄熱室を前記の燃焼室の下から横方向に設けると共に、前記の燃焼室から離れた蓄熱室の位置に前記の排気部を設け、前記の排気部から近い燃焼室と蓄熱室との境界部分に、燃焼室において加熱分解された第1分解ガスが前記の蓄熱室に流入を抑止する抑止部を設けて、前記の第1分解ガスを、前記の排気部から離れた位置から蓄熱室に導くことを特徴とする臭気ガス処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アンモニア等を含む臭気ガスを分解させて処理する臭気ガス処理装置に関するものである。特に、アンモニア等を含む臭気ガスを分解させて処理するにあたり、装置が大型化することなく、臭気ガスを効率よく分解させて処理できるようにした点に特徴を有するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、環境衛生の点から、アンモニア等の含む臭気ガスを分解させて処理することが行われている。
【0003】
そして、特許文献1においては、アンモニアを含む処理対象ガスを電気ヒーターからの熱によりアンモニア分解室で分解させ、分解によって発生した窒素及び水素を含む処理対象ガスを熱分解ガス燃焼室内に導くと共に、熱分解ガス燃焼室内に空気を供給し、前記の水素を熱分解ガス燃焼室内において燃焼させるようにしたものが示されている。
【0004】
しかし、特許文献1に示されるものにおいては、アンモニアを含む処理対象ガスを電気ヒーターにより熱分解させるアンモニア分解室等が必要になり、装置が大型化し、設備コストが高くつくと共に、ランニングコストも高くつくという問題があった。
【0005】
また、特許文献2においては、バーナーを備える燃焼室と、それぞれ、蓄熱体を備え、前記燃焼室と連通する3つ以上の蓄熱室と、ファンを備え、前記蓄熱室のいずれかを通して前記燃焼室に原ガスを供給する供給流路と、前記蓄熱室のいずれかを通して前記燃焼室から処理されたガスを排気する排気流路と、前記蓄熱室のいずれかを通して前記燃焼室から処理されたガスを抜き出し、前記供給流路の前記ファンの上流に環流させるパージ流路と、前記供給流路の前記パージ流路の合流点の上流側または前記排気流路に配設された調整ダンパとを備え、前記調整ダンパの開度制御し、前記供給流路の前記パージ流路の合流点の上流側または前記排気流路の流路抵抗を調整して、前記パージ流路のガス流量が一定になるようにした蓄熱式燃焼脱臭装置が示されている。
【0006】
しかし、特許文献2に示されるものにおいても、装置全体が非常に大型化し、設備コストが非常に高くつくと共に、ランニングコストも高くつくという問題があった。
【0007】
また、特許文献3においては、脱臭の対象となる気体をバーナーで加熱して脱臭する加熱チャンバーと、該加熱チャンバーの側方に当該加熱チャンバーと横並びで配置され、該加熱チャンバーに気体を流通させる流路を構成し、気体が通過する際に熱交換するための蓄熱材が収容された複数の蓄熱部とを備えるようにした蓄熱式脱臭装置が示されている。
【0008】
しかし、特許文献3に示されるものにおいても、装置全体が横方向に長くなって、横方向に長いスペースが必要になると共に、設備コストが高くつくという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
WO2012/120773号公報
特許第5468359号公報
特許第5878587号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、アンモニア等を含む臭気ガスを分解させて処理する装置における前記のような問題を解決することを課題とするものである。
(【0011】以降は省略されています)
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