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公開番号2025016177
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119288
出願日2023-07-21
発明の名称作業支援システム、作業支援装置、作業支援方法、及び、プログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/04 20120101AFI20250124BHJP(計算;計数)
要約【課題】作業員による作業の状況に応じて最適な作業支援情報を表示する。
【解決手段】作業支援サーバ2は、抽出部11と送信部12を含む。抽出部11は、複数の作業支援情報を記憶する作業支援情報データベースから、抽出条件に従って、少なくとも1つの作業支援情報を抽出する。送信部12は、抽出部11が抽出した少なくとも1つの作業支援情報を拡張現実機器4に送信する。抽出条件は、拡張現実機器4を利用する作業員の熟練度、作業現場における気象履歴、作業支援情報の作成日、作業支援情報の情報発信者、のうち少なくとも何れか1つである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の作業支援情報を記憶する作業支援情報データベースから、抽出条件に従って、少なくとも1つの作業支援情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段が抽出した前記少なくとも1つの作業支援情報を拡張現実機器に送信する送信手段と、
を含み、
前記抽出条件は、前記拡張現実機器を利用する作業員の熟練度、作業現場における気象履歴、前記作業支援情報の作成日、前記作業支援情報の情報発信者、のうち少なくとも何れか1つである、
作業支援システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記抽出条件が前記気象履歴である場合、
前記気象履歴は、前記作業現場において作業日以前に発生した災害の履歴である、
請求項1に記載の作業支援システム。
【請求項3】
前記災害は、地震、台風、落雷の何れか1つである、
請求項2に記載の作業支援システム。
【請求項4】
前記災害が地震である場合、前記抽出手段は、地震の震度に応じて前記少なくとも1つの作業支援情報を抽出する、
請求項3に記載の作業支援システム。
【請求項5】
請求項1に記載の拡張現実機器であって、
前記少なくとも1つの作業支援情報は、第1の作業工程情報、及び、前記第1の作業工程情報よりも具体的な情報である第2の作業工程情報を含み、
前記拡張現実機器は、
前記作業員による作業が前記第2の作業工程情報によって規定された作業工程から逸脱しているか否かを判定する逸脱判定手段と、
前記逸脱判定手段の判定結果に基づいて、前記第1の作業工程情報又は前記第2の作業工程情報を表示する表示制御手段と、
を含む、
拡張現実機器。
【請求項6】
前記表示制御手段は、
前記作業員による作業が前記第2の作業工程情報によって規定された作業工程から逸脱していない場合、前記第1の作業工程情報を表示すると共に第2の作業工程情報を表示せず、
前記作業員による作業が前記第2の作業工程情報によって規定された作業工程から逸脱している場合、前記第1の作業工程情報に代えて、又は、前記第1の作業工程情報に加えて、前記第2の作業工程情報を表示する、
請求項5に記載の拡張現実機器。
【請求項7】
複数の作業支援情報を記憶する作業支援情報データベースから、抽出条件に従って、少なくとも1つの作業支援情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段が抽出した前記少なくとも1つの作業支援情報を拡張現実機器に送信する送信手段と、
を含み、
前記抽出条件は、前記拡張現実機器を利用する作業員の熟練度、作業現場における気象履歴、前記作業支援情報の作成日、前記作業支援情報の情報発信者、のうち少なくとも何れか1つである、
作業支援装置。
【請求項8】
コンピュータが、
複数の作業支援情報を記憶する作業支援情報データベースから、抽出条件に従って、少なくとも1つの作業支援情報を抽出し、
抽出した前記少なくとも1つの作業支援情報を拡張現実機器に送信する、
作業支援方法であって、
前記抽出条件は、前記拡張現実機器を利用する作業員の熟練度、作業現場における気象履歴、前記作業支援情報の作成日、前記作業支援情報の情報発信者、のうち少なくとも何れか1つである、
作業支援方法。
【請求項9】
コンピュータを、
複数の作業支援情報を記憶する作業支援情報データベースから、抽出条件に従って、少なくとも1つの作業支援情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段が抽出した前記少なくとも1つの作業支援情報を拡張現実機器に送信する送信手段と、
として機能させるプログラムであって、
前記抽出条件は、前記拡張現実機器を利用する作業員の熟練度、作業現場における気象履歴、前記作業支援情報の作成日、前記作業支援情報の情報発信者、のうち少なくとも何れか1つである、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業支援システム、作業支援装置、作業支援方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、作業現場にて作業員が装着するMR(Mixed Reality)デバイスを用いて作業支援情報を表示することで、作業員による作業を支援する作業支援システムを開示している。具体的には、MRデバイスに搭載されたカメラは、作業員の視線の先にある機器を撮像する。作業支援システムは、撮像結果に基づいて、作業員の視線の先にある機器に関連する作業支援情報をデータベースから読み出す。作業支援情報は、典型的には、マニュアルや仕様書、部品リストである。作業支援システムは、読み出した作業支援情報をMRデバイスに送信する。MRデバイスは、受信した作業支援情報を表示する。これにより、経験の浅い作業員を短期間に育成することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-051519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の構成では、画一的な作業支援情報しか作業員に提供することができない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
複数の作業支援情報を記憶する作業支援情報データベースから、抽出条件に従って、少なくとも1つの作業支援情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段が抽出した前記少なくとも1つの作業支援情報を拡張現実機器に送信する送信手段と、
を含み、
前記抽出条件は、前記拡張現実機器を利用する作業員の熟練度、作業現場における気象履歴、前記作業支援情報の作成日、前記作業支援情報の情報発信者、のうち少なくとも何れか1つである、
作業支援システムが提供される。
【0006】
複数の作業支援情報を記憶する作業支援情報データベースから、抽出条件に従って、少なくとも1つの作業支援情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段が抽出した前記少なくとも1つの作業支援情報を拡張現実機器に送信する送信手段と、
を含み、
前記抽出条件は、前記拡張現実機器を利用する作業員の熟練度、作業現場における気象履歴、前記作業支援情報の作成日、前記作業支援情報の情報発信者、のうち少なくとも何れか1つである、
作業支援装置が提供される。
【0007】
コンピュータが、
複数の作業支援情報を記憶する作業支援情報データベースから、抽出条件に従って、少なくとも1つの作業支援情報を抽出し、
前記抽出手段が抽出した前記少なくとも1つの作業支援情報を拡張現実機器に送信する、
作業支援方法であって、
前記抽出条件は、前記拡張現実機器を利用する作業員の熟練度、作業現場における気象履歴、前記作業支援情報の作成日、前記作業支援情報の情報発信者、のうち少なくとも何れか1つである、
作業支援方法が提供される。
【0008】
コンピュータを、
複数の作業支援情報を記憶する作業支援情報データベースから、抽出条件に従って、少なくとも1つの作業支援情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段が抽出した前記少なくとも1つの作業支援情報を拡張現実機器に送信する送信手段と、
として機能させるプログラムであって、
前記抽出条件は、前記拡張現実機器を利用する作業員の熟練度、作業現場における気象履歴、前記作業支援情報の作成日、前記作業支援情報の情報発信者、のうち少なくとも何れか1つである、
プログラムが提供される。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、拡張現実機器を携帯する作業員に対し最適化された作業支援情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示にかかる作業支援システムの概略図である。
本開示にかかる作業支援システムの全体概略図である。
本開示にかかる作業支援サーバのブロック図である。
本開示にかかる作業支援情報データベースのデータ構造図である。
本開示にかかる入力装置のブロック図である。
本開示にかかる拡張現実機器のブロック図である。
本開示にかかる作業支援システムの制御フローである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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