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公開番号
2025012356
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115132
出願日
2023-07-13
発明の名称
燃料電池システム、制御装置、作業機械、制御方法
出願人
富士電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60L
58/40 20190101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約
【課題】燃料電池及び蓄電池の双方の劣化をより適切に抑制することが可能な技術を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る燃料電池システム100は、アクチュエータ120及び補機負荷130、並びにアクチュエータ120及び補機負荷130に電力供給可能なように接続される蓄電池140に向けて電力を出力可能な燃料電池モジュール40と、燃料電池モジュール40の出力変動、及び蓄電池140の蓄電状態の双方を考慮して、燃料電池モジュール40の出力を制御する制御ユニット30と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
負荷装置、及び前記負荷装置に電力供給可能なように接続される蓄電池に向けて電力を出力可能な燃料電池と、
前記燃料電池の出力変動、及び前記蓄電池の蓄電状態の双方を考慮して、前記燃料電池の出力を制御する制御装置と、を備える、
燃料電池システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、前記負荷装置に負荷状態に応じて、前記燃料電池の出力変動が所定の基準に対して相対的に小さく、且つ、前記蓄電池の充電率が所定の範囲の中に収まるように、前記燃料電池の出力を制御する、
請求項1に記載の燃料電池システム。
【請求項3】
前記制御装置は、前記蓄電池の充電率が前記所定の範囲に含まれる第1の蓄電目標値を基準として増減するように、前記燃料電池の出力を制御する、
請求項2に記載の燃料電池システム。
【請求項4】
前記制御装置は、前記負荷装置を含む所定の機械の起動時において、前記蓄電池の充電率が前記第1の蓄電目標値以下に設定される第2の蓄電目標値に到達するように、前記燃料電池の出力を制御する、
請求項3に記載の燃料電池システム。
【請求項5】
前記制御装置は、前記蓄電池の充電率と前記第1の蓄電目標値との大小関係に合わせて、前記負荷装置の負荷状態に応じて設定される出力目標値を基準として前記燃料電池の出力が増減するように、前記燃料電池の出力を制御する、
請求項3又は4に記載の燃料電池システム。
【請求項6】
前記出力目標値は、前記負荷装置を含む所定の機械が待機状態である場合、第1の出力目標値に設定され、前記所定の機械の操業状態である場合、前記第1の出力目標値よりも大きい第2の出力目標値に設定される、
請求項5に記載の燃料電池システム。
【請求項7】
前記第1の出力目標値及び前記第2の出力目標値は、一定値である、
請求項6に記載の燃料電池システム。
【請求項8】
前記制御装置は、前記蓄電池の充電率が前記所定の範囲の下限値以下に設定される放電限界値に対して相対的に低い、前記蓄電池の過放電状態、又は、前記蓄電池の充電率が前記所定の範囲の上限値以上に設定される充電限界値に対して相対的に高い、前記蓄電池の過充電状態の兆候がある場合、前記蓄電池の充電率が前記放電限界値又は前記充電限界値から離れるように、前記燃料電池の出力を増加又は減少させる、
請求項2乃至4の何れか一項に記載の燃料電池システム。
【請求項9】
前記制御装置は、前記蓄電池の前記過放電状態、又は、前記蓄電池の前記過充電状態の兆候がある場合、その兆候がない場合よりも高い程度で前記蓄電池の充電率が前記放電限界値又は前記充電限界値から離れるように、前記燃料電池の出力を増加又は減少させる、
請求項8に記載の燃料電池システム。
【請求項10】
前記制御装置は、前記負荷装置を含む所定の機械の起動時又は停止時において、前記燃料電池のリフレッシュ運転を行う、
請求項1乃至4の何れか一項に記載の燃料電池システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、燃料電池システム等に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、燃料電池(FC:Fuel Cell)、及び燃料電池の電力で充電可能な蓄電池の何れか一方からの電力で負荷装置を駆動する際に、燃料電池や蓄電池の劣化を抑制する技術が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0003】
特許文献1では、蓄電池のSOCが比較的低い所定値以下である場合、燃料電池の発電による蓄電池の充電を実施し、蓄電池のSOCが比較的高い所定値より大きい場合、燃料電池の発電による蓄電池の充電を停止させることが開示されている。これにより、蓄電池の過充電や過放電を防止し、蓄電池の劣化を防止することができる。
【0004】
特許文献2では、負荷装置からの出力負荷の要求に応じて、燃料電池から負荷装置に発電電力を供給する際に、出力要求が変動した回数を計測し、その回数が相対的に多い場合に、触媒回復処理を実施することが開示されている。これにより、触媒の溶出による燃料電池の劣化を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-157050号公報
特開2009-259526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、例えば、上記の特許文献1、2では、燃料電池及び蓄電池のそれぞれの劣化に対して個別に対処している。そのため、燃料電池及び蓄電池の双方の劣化を考慮する場合、その対処方法として改善の余地がある。
【0007】
そこで、上記課題に鑑み、燃料電池及び蓄電池の双方の劣化をより適切に抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本開示の一実施形態では、
負荷装置、及び前記負荷装置に電力供給可能なように接続される蓄電池に向けて電力を出力可能な燃料電池と、
前記燃料電池の出力変動、及び前記蓄電池の蓄電状態の双方を考慮して、前記燃料電池の発電を制御する制御装置と、を備える、
燃料電池システムが提供される。
【0009】
また、本開示の他の実施形態では、
負荷装置、及び前記負荷装置に電力供給可能なように接続される蓄電池に向けて電力を出力可能な燃料電池の発電を制御する制御装置であって、
前記燃料電池の出力変動、及び前記蓄電池の蓄電状態の双方を考慮して、前記燃料電池の発電を制御する、
制御装置が提供される。
【0010】
また、本開示の更に他の実施形態では、
アクチュエータを駆動する電動機と、
前記電動機に電力供給可能なように接続される蓄電池と、
前記電動機及び前記蓄電池に向けて電力を出力可能な燃料電池と、
前記燃料電池の出力変動、及び前記蓄電池の蓄電状態の双方を考慮して、前記燃料電池の発電を制御する制御装置と、を備える、
作業機械が提供される。
(【0011】以降は省略されています)
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