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公開番号2025009904
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024093826
出願日2024-06-10
発明の名称蓄電装置
出願人トヨタ自動車株式会社,寧徳時代新能源科技股分有限公司,Contemporary Amperex Technology Co., Limited
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/242 20210101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】部品点数の増加を抑制しながらスタックの上下方向(スタックと排煙ダクトとが重なる方向)の変形を抑制することが可能な蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置100は、複数の電池セル11がX方向(配列方向)に配列されることにより形成されたスタック10と、X方向に延びるようにスタック10に配置された排煙ダクト30と、スタック10に接続される複数のバスバー41を含むバスバーモジュール40と、排煙ダクト30に配置されるスポンジ50(弾性体)と、を備える。バスバーモジュール40は、排煙ダクト30の少なくとも一部を覆うように設けられている。スポンジ50は、バスバーモジュール40と排煙ダクト30との間に配置されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の電池セルが配列方向に配列されることにより形成されたスタックと、
前記配列方向に延びるように前記スタックに配置された排煙ダクトと、
前記スタックに接続される複数のバスバーを含むバスバーモジュールと、
前記排煙ダクトに配置される弾性体と、を備え、
前記バスバーモジュールは、前記排煙ダクトの少なくとも一部を覆うように設けられており、
前記弾性体は、前記バスバーモジュールと前記排煙ダクトとの間に配置されている、蓄電装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記弾性体は、前記配列方向における前記スタックの中央部に対応する位置に配置される中央弾性体を含む、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記弾性体は、前記排煙ダクトの前記配列方向における端部に配置される端部弾性体を含む、請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記バスバーモジュールは、前記複数のバスバーを支持するフレーム部材を含み、
前記複数のバスバーは、前記フレーム部材を前記スタックに向けて押圧しており、
前記フレーム部材の少なくとも一部は、前記弾性体に対して前記スタックとは反対側を通るように配置されることにより、前記排煙ダクトの少なくとも一部を覆うように設けられている、請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記複数のバスバーは、前記配列方向と交差する交差方向において前記排煙ダクトの一方側に設けられる第1バスバーと、前記交差方向において前記排煙ダクトの他方側に設けられる第2バスバーと、を含み、
前記第1バスバーおよび前記第2バスバーの各々は、前記フレーム部材を前記スタックに向けて押圧している、請求項4に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特開2015-022965号公報(特許文献1)には、複数の電池セルが積層されることにより形成された電池スタックが開示されている。電池スタックには、積層方向に延びる排煙ダクトが取り付けられている。排煙ダクトは、電池スタックに設けられた排煙ダクト取り付けレールに取り付けられることにより固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-022965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、電池スタックは、複数の電池セルの各々が膨張することに起因して、上下方向(スタックと排煙ダクトとが重なる方向)にうねるように変形する場合がある。そこで、部品点数の増加を抑制しながらスタックの上下方向の変形を抑制することが望まれている。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、部品点数の増加を抑制しながらスタックの上下方向(スタックと排煙ダクトとが重なる方向)の変形を抑制することが可能な蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の局面に係る蓄電装置は、複数の電池セルが配列方向に配列されることにより形成されたスタックと、上記配列方向に延びるようにスタックに配置された排煙ダクトと、スタックに接続される複数のバスバーを含むバスバーモジュールと、排煙ダクトに配置される弾性体と、を備える。バスバーモジュールは、排煙ダクトの少なくとも一部を覆うように設けられている。弾性体は、バスバーモジュールと排煙ダクトとの間に配置されている。
【0007】
本開示の一の局面に係る蓄電装置では、上記のように、弾性体がバスバーモジュールと排煙ダクトとの間に配置されている。これにより、バスバーモジュールにより、弾性体を介して排煙ダクトを押圧することができる。その結果、バスバーモジュールにより押圧された排煙ダクトによって、スタックが上下方向(スタックと排煙ダクトとが重なる方向)に変形するのを抑制することができる。また、スタックの変形を抑制するための部材を別途設ける場合に比べて、バスバーモジュールを用いて上記変形を抑制することができる。したがって、部品点数の増加を抑制しながらスタックの上下方向の変形を抑制することができる。
【0008】
上記一の局面に係る蓄電装置において、好ましくは、弾性体は、上記配列方向におけるスタックの中央部に対応する位置に配置される中央弾性体を含む。このように構成すれば、複数の電池セルのうち配列方向の中央に配置される電池セルの移動をより確実に規制することができる。
【0009】
上記一の局面に係る蓄電装置において、好ましくは、弾性体は、排煙ダクトの配列方向における端部に配置される端部弾性体を含む。このように構成すれば、排煙ダクトの端部に対応する位置に設けられる電池セルが移動するのをより確実に規制することができる。
【0010】
上記一の局面に係る蓄電装置において、好ましくは、バスバモジュールは、複数のバスバーを支持するフレーム部材を含む。複数のバスバーは、フレーム部材をスタックに向けて押圧している。フレーム部材の少なくとも一部は、弾性体に対してスタックとは反対側を通るように配置されることにより、排煙ダクトの少なくとも一部を覆うように設けられている。このように構成すれば、バスバーがフレーム部材をスタックに向けて押圧している力を利用して、フレーム部材の上記少なくとも一部により弾性体を介して排煙ダクトを押圧することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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