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公開番号
2025008416
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023110583
出願日
2023-07-05
発明の名称
指示値導出装置、プログラム、指示値導出方法、及び、装置の生産方法
出願人
アズビル株式会社
代理人
個人
主分類
G05B
11/32 20060101AFI20250109BHJP(制御;調整)
要約
【課題】第1指示値が特定値のときの第2指示値を簡便に導出する。
【解決手段】指示値導出装置10は、それぞれが、フィードバック制御で互いに相関する主指示値PVm及び副指示値PVsが安定したときの、操作量MV1、主指示値PVm1、及び、副指示値PVs1の組合せ、及び、操作量MV2、主指示値PVm2、及び、副指示値PVs2の組合せ、を取得する取得部31Sを備える。第1導出部31Tは、取得された組合せに基づいて、単位操作量当たりの主指示値の増加量ΔPVm及び副指示値の増加量ΔPVsを導出する。第2導出部31Uは、増加量ΔPVmに基づいて、主指示値が目標指示値SPmのときの操作量MVs(SP)を導出する。第3導出部31Vは、増加量ΔPVs及び操作量MVs(SP)に基づいて、主指示値が目標指示値SPmのときの副指示値ΔPVs(SP)を導出する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
それぞれが、フィードバック制御で互いに相関する第1指示値及び第2指示値が安定したときの、操作量、第1指示値、及び、第2指示値を含む複数組合せを取得する取得部と、
取得された前記複数組合せに基づいて、単位操作量当たりの前記第1指示値の増加量及び前記第2指示値の増加量を導出する第1導出部と、
導出された前記第1指示値の前記増加量に基づいて、前記第1指示値が特定値のときの操作量を導出する第2導出部と、
導出された前記第2指示値の前記増加量、及び、導出された前記操作量に基づいて、前記第1指示値が前記特定値のときの前記第2指示値を導出する第3導出部と、
を備える指示値導出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第2導出部は、前記第1指示値の前記増加量と、前記複数組合せのうちの1つの組合せの前記操作量及び前記第1指示値と、に基づいて前記操作量を導出する、
請求項1に記載の指示値導出装置。
【請求項3】
前記第3導出部は、前記第2指示値の前記増加量及び前記特定値のときの前記操作量と、前記複数組合せのうちの1つの組合せの前記操作量及び前記第2指示値と、に基づいて前記操作量を導出する、
請求項1に記載の指示値導出装置。
【請求項4】
フィードバック制御は、カスケード制御であり、
前記第1指示値は、主指示値であり、
前記第2指示値は、副指示値であり、
前記特定値は、目標指示値である、
請求項1に記載の指示値導出装置。
【請求項5】
導出された前記第2指示値に基づいて前記フィードバック制御のパラメータを導出し、導出したパラメータに基づいて前記フィードバック制御を行う装置の初期設定を行う第4導出部をさらに備える、
請求項1に記載の指示値導出装置。
【請求項6】
コンピュータを、請求項1から4のいずれかに記載の指示値導出装置として機能させる、プログラム。
【請求項7】
それぞれが、フィードバック制御で互いに相関する第1指示値及び第2指示値が安定したときの、操作量、第1指示値、及び、第2指示値を含む複数組合せに基づいて、単位操作量当たりの前記第1指示値の増加量及び前記第2指示値の増加量を導出する第1ステップと、
導出された前記第1指示値の前記増加量に基づいて、前記第1指示値が特定値のときの操作量を導出する第2ステップと、
導出された前記第2指示値の前記増加量、及び、導出された前記操作量に基づいて、前記第1指示値が前記特定値のときの前記第2指示値を導出する第3ステップと、
を備える指示値導出方法。
【請求項8】
前記フィードバック制御の対象の装置が当該装置の稼働場所に設置されたあとの測定により、前記複数組合せの前記第1指示値及び前記第2指示値を得るステップをさらに備える、
請求項7に記載の指示値導出方法。
【請求項9】
請求項7又は8に記載の指示値導出方法と、
前記指示値導出方法により導出した前記第2指示値に基づいて前記フィードバック制御を行う装置の初期設定を行うステップと、
を備える装置の生産方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フィードバック制御における指示値の導出技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
フィードバック制御では、互いに連動して変化する複数種類の指示値が使用される。例えば、カスケード制御では、主指示値及び副指示値が使用される(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020―017187号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
カスケード制御の初期設定など所定の場合に、第1指示値(例えば、主指示値)が特定値(例えば、目標指示値)のときの第2指示値(例えば、副指示値)を簡便に導出したい場合がある。
【0005】
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、第1指示値が特定値のときの第2指示値を簡便に導出することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る指示値導出装置は、それぞれが、フィードバック制御で互いに相関する第1指示値及び第2指示値が安定したときの、操作量、第1指示値、及び、第2指示値を含む複数組合せを取得する取得部と、取得された前記複数組合せに基づいて、単位操作量当たりの前記第1指示値の増加量及び前記第2指示値の増加量を導出する第1導出部と、導出された前記第1指示値の前記増加量に基づいて、前記第1指示値が特定値のときの操作量を導出する第2導出部と、導出された前記第2指示値の前記増加量、及び、導出された前記操作量に基づいて、前記第1指示値が前記特定値のときの前記第2指示値を導出する第3導出部と、を備える。
【0007】
前記第2導出部は、前記第1指示値の前記増加量と、前記複数組合せのうちの1つの組合せの前記操作量及び前記第1指示値と、に基づいて前記操作量を導出してもよい。
【0008】
前記第3導出部は、前記第2指示値の前記増加量及び前記特定値のときの前記操作量と、前記複数組合せのうちの1つの組合せの前記操作量及び前記第2指示値と、に基づいて前記操作量を導出してもよい。
【0009】
フィードバック制御は、カスケード制御であり、前記第1指示値は、主指示値であり、前記第2指示値は、副指示値であり、前記特定値は、目標指示値であってもよい。
【0010】
指示値導出装置は、導出された前記第2指示値に基づいて前記フィードバック制御のパラメータを導出し、導出したパラメータに基づいて前記フィードバック制御を行う装置の初期設定を行う第4導出部をさらに備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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