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公開番号
2025003719
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2024190202,2023140821
出願日
2024-10-30,2016-08-31
発明の名称
画像処理装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ネクスト
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20241226BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ショートカットを利用して画像処理を実行する際の利便性の低下を抑制することができる画像処理装置および画像処理方法を提供すること。
【解決手段】ショートカット情報351に含まれる複数の設定項目から、特定の設定項目として「出力サイズ」を抽出し(S5)、「出力サイズ」のシートがあるか否かを判断する(S7)。「出力サイズ」のシートがない場合には、「出力サイズ」のサイズを変更してショートカットを実行させるための変更UI画面D4を表示する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
前記筐体に設けられたタッチパネルと、
前記筐体の内部に設けられた画像処理部と、
制御部と、
メモリと、を備え、
前記制御部は、
前記タッチパネルから受け付ける命令に応じて、前記画像処理部の制御に関わる複数の設定項目にそれぞれ対応させて、前記画像処理部の制御に用いられる情報を前記メモリに記憶させる処理と、
ショートカットを前記タッチパネルに表示する処理と、
前記タッチパネルに表示される前記ショートカットに設定されている前記複数の設定項目のうち、特定の設定項目を抽出する抽出処理と、
前記ショートカットの表示中に前記ショートカットの選択を示す信号を検出したとき、抽出した前記特定の設定項目に対応させて前記メモリに記憶させている前記情報と異なる前記情報である変更情報を用いるか否かを、選択するように促す画面を前記タッチパネルに表示する処理と、
前記画面の表示中に前記タッチパネルからの命令が前記変更情報を用いる命令であるとき、前記変更情報と、前記特定の設定項目以外の前記設定項目に対応させて前記メモリに記憶させている前記情報とを用いて、前記画像処理部を制御する制御処理と、を実行することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
検出器を備え、
前記制御部は、前記抽出処理において、
前記画像処理部が画像処理に使用する資源の特徴に応じて前記検出器が出力する信号に基づいて、前記資源に関わる設定項目に対応させて前記メモリに記憶させている前記情報が前記資源の特徴に対応していない場合に、当該設定項目を前記特定の設定項目とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
原稿支持部を備え、
前記検出器は、前記原稿支持部が支持する原稿のサイズに応じた信号を出力し、
前記制御部は、前記抽出処理において、
前記原稿のサイズに関わる設定項目に対応させて前記メモリに記憶させている前記情報が、前記原稿のサイズに対応していない場合に、当該設定項目を前記特定の設定項目とすることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
検出器を備え、
前記制御部は、前記抽出処理において、
前記画像処理部が画像処理に使用する資源の状態に応じて前記検出器が出力する信号に基づいて、前記資源の状態では、前記資源に関わる設定項目に対応させて前記メモリに記憶させている前記情報での前記画像処理の実行が制限されると判断した場合に、当該設定項目を前記特定の設定項目とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
シート支持部を備え、
前記検出器は、前記シート支持部に支持されたシートの残枚数に応じた信号を出力し、
前記制御部は、前記抽出処理において、
前記シートの残枚数では、前記画像処理の実行が制限されると判断した場合に、当該シートのサイズが、対応する前記情報として前記メモリに記憶されている前記設定項目を前記特定の設定項目とすることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記メモリは前記特定の設定項目を記憶し、
前記制御部は、
前記抽出処理において抽出する前記特定の設定項目を、前記メモリが記憶している前記特定の設定項目とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記複数の設定項目の何れかを前記特定の設定項目として受け付ける設定受付処理と、
前記設定受付処理にて受け付けた前記特定の設定項目を前記メモリに記憶させる記憶処理と、を実行することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記抽出処理を実行後、
前記特定の設定項目が設定されている前記ショートカットを、前記特定の設定項目が設定されていない前記ショートカットとは異なる表示態様で前記タッチパネルに表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記制御処理を所定回数以上実行した前記特定の設定項目が設定されている前記ショートカットについて、当該特定の設定項目に対応させて前記メモリに記憶させている前記情報を、前記変更情報に更新する更新処理を実行することを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記ショートカットをショートカット名とともに登録するショートカット登録処理を実行し、
前記更新処理において、更新する前記ショートカットの前記ショートカット名を変更することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、予め登録されている画像処理に関する設定値を、ショートカットで呼び出すことができる機能を備えた画像処理装置がある。特許文献1には、例えば画像形成用の用紙サイズなどの画像形成条件(設定値)に従って画像を形成できるか否かを判断し、画像を形成できる場合には、表示部に表示される、当該画像形成条件に対応するキー部(ショートカット)をユーザが視認しやすい第1濃度で表示し、画像を形成できない場合には、当該画像形成条件に対応するキー部を第1濃度より薄い濃度で表示する画像形成装置が記載されている。これによれば、所望のサイズの用紙が不足している場合には、対応するキー部を用いた画像形成が実行できないことをユーザは把握することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-150009号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ショートカットが選択されることによって値を呼び出される画像処理に関する項目は、用紙サイズの他にも、例えば画像処理による出力物の色、画質、倍率など複数ある。ここで例えば上記したように、ショートカットの選択によって呼び出される値に対応するサイズの用紙が不足していると、画像処理を実行できない。ユーザは、不足しているサイズの用紙を補充することによって当該ショートカットを用いた画像処理を実行できるようにすることができる。しかしながら、ユーザは、不足しているサイズの用紙を補充するのではなく、画像処理装置が他のサイズの用紙を利用できる状態にあるのであれば、用紙サイズ以外の項目に関しては当該ショートカットに対応付けられている値で画像形成を実行させ、このときの画像形成に用いる用紙のみ、利用できるサイズに変更したい場合もある。この場合に、用紙サイズの項目のみが、当該ショートカットに対応付けられているサイズと異なる、画像処理装置で利用できる他のサイズを設定されており、且つ、用紙サイズの項目以外の項目に設定されている値は当該ショートカットに対応付けられて設定されている値と同じであるショートカットが別に登録されていれば、当該別のショートカットを選択して画像処理を実行することができるが、当該別のショートカットが登録されていない場合には、用紙サイズを含めた複数の項目に関して設定を行ってから画像処理を実行したりする必要があり、ユーザが煩わしく感じるおそれがある。
【0005】
本願は、上記の課題に鑑み提案されたものであって、ショートカットを利用して画像処理を実行する際の利便性の低下を抑制することができる画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る画像処理装置は、筐体と、筐体に設けられたタッチパネルと、筐体の内部に設けられた画像処理部と、制御部と、メモリと、を備え、制御部は、タッチパネルから受け付ける命令に応じて、画像処理部の制御に関わる複数の設定項目にそれぞれ対応させて、画像処理部の制御に用いられる情報をメモリに記憶させる処理と、ショートカットをタッチパネルに表示する処理と、タッチパネルに表示されるショートカットに設定されている複数の設定項目のうち、特定の設定項目を抽出する抽出処理と、ショートカットの表示中にショートカットの選択を示す信号を検出したとき、抽出した特定の設定項目に対応させてメモリに記憶させている情報と異なる情報である変更情報を用いるか否かを、選択するように促す画面をタッチパネルに表示する処理と、画面の表示中にタッチパネルからの命令が変更情報を用いる命令であるとき、変更情報と、特定の設定項目以外の設定項目に対応させてメモリに記憶させている情報とを用いて、画像処理部を制御する制御処理と、を実行することを特徴とする。
【0007】
このようにすると、ユーザはショートカットに設定されている複数の設定値のうちの特定の設定項目に関して、特定の設定項目に対応させてメモリに記憶させている情報とは異なる情報を用いて簡易に機能を実行させることができる。
【発明の効果】
【0008】
本願によれば、ショートカットを利用して画像処理を実行する際の利便性の低下を抑制することができる画像処理装置および画像処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
MFPの外観を示す斜視図である。
MFPの電気的構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係るショートカット生成処理の処理内容を示すフローチャートである。
第1実施形態に係るショートカット実行処理の処理内容を示すフローチャートである。
第1実施形態に係るタッチパネルの表示画面の遷移を説明する図である。
第1実施形態に係るショートカット更新処理の処理内容を示すフローチャートである。
第1実施形態のショートカット更新処理に係るタッチパネルの表示画面の遷移を説明する図である。
第2実施形態に係るショートカット生成実行処理の処理内容を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1実施形態]
<MFPの構成>
以下、本願の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。MFP(Multi FunctionPeripheral)10は、印刷機能、コピー機能、スキャナ機能、FAX送信機能、FAX受信機能を備える複合機である。以下の説明において、方向は、MFP10を使用するユーザを基準にした方向で説明する。即ち、図1で右手前側を「前」、左奥側を「後」とし、斜め右側を「右」、斜め左側を「左」とし、上側を「上」、下側を「下」とする。図1に示す様に、MFP10は、筐体11、原稿台カバー21、ADF(Auto Document Feeder)23、給紙トレイ17,18、排紙トレイ19、操作パネル12、およびUSBレセプタクル43などを備えている。筐体11は略箱型であり、上部に原稿台(不図示)を覆う原稿台カバー21が設置されている。原稿台カバー21は後方に不図示の回動軸を有し、上方に回動することができる。MFP10は原稿台の下側にイメージセンサ(不図示)を備えており、原稿台が支持する原稿に対して、イメージスキャナを相対的に移動させて、原稿を読み取る。
(【0011】以降は省略されています)
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