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公開番号
2025000547
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2024068211
出願日
2024-04-19
発明の名称
モータ
出願人
ニデック株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
5/10 20060101AFI20241224BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】圧入過程において生じる砕屑がロータ部分に侵入することを防止し、モータの性能を確保する。
【解決手段】ロータ12と、径方向において前記ロータと対向し且つ前記ロータの径方向外側に位置するステータ11と、前記ロータの少なくとも一部及び前記ステータの少なくとも一部を収容するハウジング13とを備え、前記ステータは、コア111と、前記コアを覆う樹脂部112とを備え、前記樹脂部は、軸方向の一側においてハウジング内で前記ハウジングの底部に当接する当接部1121を備え、前記当接部は中心軸の全周周りに連結されて環状を呈し、前記当接部は前記ステータの径方向中央位置よりも径方向内側であり、前記ステータの軸方向の一側と前記ハウジングとが軸方向において間隙を有し、前記間隙が第1の空間S1を形成し、前記当接部は前記第1の空間の径方向内側に位置するモータを提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
モータにおいて、
ロータと、
径方向において前記ロータと対向し且つ前記ロータの径方向外側に位置するステータと、
前記ロータの少なくとも一部及び前記ステータの少なくとも一部を収容するハウジングと
を備え、
前記ステータは、コアと、前記コアを覆う樹脂部とを備え、
前記樹脂部は、軸方向の一側においてハウジング内で前記ハウジングの底部に当接する当接部を備え、前記当接部は中心軸の全周周りに連結されて環状を呈し、
前記当接部は前記ステータの径方向中央位置よりも径方向内側であり、
前記ステータの軸方向の一側と前記ハウジングとが軸方向において間隙を有し、前記間隙が第1の空間を形成し、
前記当接部は前記第1の空間の径方向内側に位置することを特徴とするモータ。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記第1の空間は前記当接部から径方向外側に向かって前記ハウジングの縁部まで延在することを特徴とする請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記ステータと前記ハウジングの径方向との間に第2の空間が形成されており、前記第2の空間は前記コアのバックヨークの軸方向の一側に位置し、前記第2の空間は前記第1の空間と連通することを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ。
【請求項4】
前記当接部は、前記樹脂部の前記軸方向の一側に配置されたシールリングを介して前記ハウジングの底部に当接することを特徴とする請求項1に記載のモータ。
【請求項5】
前記樹脂部は、絶縁部品と、前記絶縁部品の軸方向の一側にモールド成形されたモールド成形樹脂とを備え、
前記当接部は前記モールド成形樹脂に一体成形されることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
【請求項6】
前記モールド成形樹脂は、前記軸方向の一側において、軸方向の他側に向かって凹んだ第3の空間をさらに有し、前記第3の空間は前記第1の空間と連通することを特徴とする請求項5に記載のモータ。
【請求項7】
前記絶縁部品は、径方向外側に位置するヨーク部を備え、前記第3の空間は、前記絶縁部品の前記ヨーク部の径方向内側に位置することを特徴とする請求項6に記載のモータ。
【請求項8】
前記第3の空間は前記絶縁部品の軸方向の一側に位置することを特徴とする請求項6に記載のモータ。
【請求項9】
前記ハウジングの底部の径方向外側縁部が、前記ハウジングを貫通する孔部を有することを特徴とする請求項1に記載のモータ。
【請求項10】
前記当接部は前記ロータの外径よりも径方向内側であることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は機械電気技術分野に関し、特に、モータに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
モータは通常、ステータと、ロータと、ステータ及びロータを収容するハウジングとを備え、組み立て作業において、ステータ及び/又はロータをハウジングに圧入することで組み立てを実現する。
【0003】
インナーロータモータでは、ステータコアをハウジングに圧入するとき、圧入過程において生じる砕屑がロータ部分に侵入し、さらにはロータの回転に伴って飛散し、モータの性能に影響を及ぼすおそれがある。
【0004】
注意を要するのは、技術的背景についての上記説明は、本願の技術手法について明確且つ十全に説明しやすくするとともに、当業者の理解を容易にするために叙述したものであるに過ぎない、という点である。これらの手法が本願の背景技術部分において叙述を行っていることのみを理由に、上記の技術手法が当業者にとって公知であると見なしてはならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
中国特許第111247723号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の問題のうち少なくとも1つ又は他の類似する問題を解決するため、本願の実施例は、砕屑がロータに侵入するのを防止し、モータの性能を確保することができるモータを提供している。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願の実施例によれば、ロータと、径方向において前記ロータと対向し且つ前記ロータの径方向外側に位置するステータと、前記ロータの少なくとも一部及び前記ステータの少なくとも一部を収容するハウジングとを備え、前記ステータは、コアと、前記コアを覆う樹脂部とを備え、前記樹脂部は、軸方向の一側においてハウジング内で前記ハウジングの底部に当接する当接部を備え、前記当接部は中心軸の全周周りに連結されて環状を呈し、前記当接部は前記ステータの径方向中央位置よりも径方向内側であり、前記ステータの軸方向の一側と前記ハウジングとが軸方向において間隙を有し、前記間隙が第1の空間を形成し、前記当接部は前記第1の空間の径方向内側に位置するモータを提供する。
【0008】
1つ又は複数の実施例では、前記第1の空間は前記当接部から径方向外側に向かって前記ハウジングの縁部まで延在する。
【0009】
1つ又は複数の実施例では、前記ステータと前記ハウジングの径方向との間に第2の空間が形成されており、前記第2の空間は前記コアのバックヨークの軸方向の一側に位置し、前記第2の空間は前記第1の空間と連通する。
【0010】
1つ又は複数の実施例では、前記当接部は、前記樹脂部の前記軸方向の一側に配置されたシールリングを介して前記ハウジングの底部に当接する。
(【0011】以降は省略されています)
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