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公開番号
2024180119
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023099582
出願日
2023-06-16
発明の名称
作業停止計画立案システム、作業停止計画立案方法、電力系統保守システムおよびそのプログラム
出願人
株式会社日立製作所
,
中部電力パワーグリッド株式会社
,
中部電力株式会社
代理人
弁理士法人サンネクスト国際特許事務所
主分類
H02J
3/00 20060101AFI20241219BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】停止要請に応じて、電力系統の信頼性を維持しながら経済合理的な作業停止計画が立案可能になる、作業停止計画立案システム、作業停止計画立案方法、電力系統保守システム、およびプログラムを提供する。
【解決手段】中央処理装置10と、主記憶装置20と、を備え、中央処理装置10が主記憶装置20に記録されたプログラムを実行することにより、作業を行うために停止させる設備である停止設備を組合せた組合せ候補のそれぞれについて、停止設備と停止設備に同調して停止させる設備である停止設備とを停止させたときの、将来断面を生成し、将来断面に基づき、停止設備および同調停止設備の停止計画である作業停止計画を作成する作業停止計画立案システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサと、メモリと、を備え、
前記プロセッサが前記メモリに記録されたプログラムを実行することにより、
作業を行うために停止させる設備である停止設備を組合せた組合せ候補のそれぞれについて、前記停止設備と前記停止設備に同調して停止させる設備である同調停止設備とを停止させたときの、将来断面を生成し、
前記将来断面に基づき、前記停止設備および前記同調停止設備の停止計画である作業停止計画を作成する
作業停止計画立案システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、
前記組合せ候補のそれぞれに対し、前記将来断面の信頼度およびコストを評価し、
前記信頼度および前記コストに基づき、前記作業停止計画を作成する請求項1に記載の作業停止計画立案システム。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記組合せ候補のそれぞれに対し、前記信頼度が予め定められた基準を満たす前記将来断面の中から前記停止設備を停止させる期間の前記コストが最小となる前記将来断面を選択し、選択した前記将来断面を組合せることで、前記作業停止計画を作成する請求項2に記載の作業停止計画立案システム。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記組合せ候補を、作業のために前記停止設備を停止させる要請がある時期である停止要請時期および前記停止設備を停止させる期間を含む停止要請データに基づき決める請求項1に記載の作業停止計画立案システム。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記停止要請時期が重複する前記停止設備を組合せ前記組合せ候補とする請求項4に記載の作業停止計画立案システム。
【請求項6】
前記プロセッサは、
前記同調停止設備を、前記停止要請データおよび設備を停止できない期間を含む停止制約データに基づき抽出する請求項4に記載の作業停止計画立案システム。
【請求項7】
前記プロセッサは、
前記停止設備に接続する設備を順に辿り、前記停止制約データに基づき前記停止設備とともに停止させることができる設備を選択することで前記同調停止設備を抽出する請求項6に記載の作業停止計画立案システム。
【請求項8】
前記プロセッサは、
前記停止設備に接続し、前記停止設備とともに停止させることができる設備を第1のグループに属する前記同調停止設備とし、
さらに前記第1のグループに属する前記同調停止設備に接続し、ともに停止させることができる設備を第2のグループに属する前記同調停止設備とし、これを繰り返して次のグループに属する前記同調停止設備を探索することで、前記同調停止設備を抽出する請求項7に記載の作業停止計画立案システム。
【請求項9】
プロセッサがメモリに記録されたプログラムを実行することにより、
作業を行うために停止させる設備である停止設備を組合せた組合せ候補のそれぞれについて、前記停止設備と前記停止設備に同調して停止させる設備である同調停止設備とを停止させたときの、将来断面を生成し、
前記将来断面に基づき、前記停止設備および前記同調停止設備の停止計画である作業停止計画を作成する
作業停止計画立案方法。
【請求項10】
電力系統に含まれる設備であり、作業を行うために停止させる設備である停止設備および前記停止設備に同調して停止させる設備である同調停止設備に対する停止計画である作業停止計画を作成する作業停止立案手段と、
前記作業停止計画を出力する出力手段と、
を備え、
前記作業停止立案手段は、
プロセッサと、メモリと、を備え、
前記プロセッサが前記メモリに記録されたプログラムを実行することにより、
前記停止設備を組合せた組合せ候補のそれぞれについて、前記停止設備と前記同調停止設備とを停止させたときの、将来断面を生成し、
前記将来断面に基づき、前記作業停止計画を作成する
電力系統保守システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業停止計画立案システム、作業停止計画立案方法、電力系統保守システム、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、再生可能エネルギーの導入の拡大により電力系統を取り巻く環境が急速に変化している。また、電力系統の設備の老朽化により保守点検の必要性が増大している。電力系統等の設備の保守点検等を行う際には、対象となる設備を停止する必要がある。
【0003】
特許文献1には、電力系統設備の停止を伴う作業の作業工程を発生させる作業工程発生機構と、作業工程発生機構により発生させた作業工程の各断面に対し、信頼度系統を立案する信頼度系統立案機構を備えた設備停止計画自動立案装置が開示されている。この設備停止計画自動立案装置では、作業工程発生機構により、各種条件により評価関数の改善が望める作業の組合せを効率的に発生させ、発生させた作業工程の各断面に対し、信頼度系統立案機構により系統信頼度を確保した系統構成を立案する処理を繰り返し行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-10501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
設備の保守点検等を行う際には、設備の停止要請に応じ、電力系統の信頼性を維持しつつ、経済合理的な作業停止計画を立案する必要がある。
本発明は、停止要請に応じて、保守点検等の対象となる電力系統の信頼性を維持しながら経済合理的な作業停止計画が立案可能になる、作業停止計画立案システム、作業停止計画立案方法、電力系統保守システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため本発明は、プロセッサと、メモリと、を備え、プロセッサがメモリに記録されたプログラムを実行することにより、作業を行うために停止させる設備である停止設備を組合せた組合せ候補のそれぞれについて、停止設備と停止設備に同調して停止させる設備である同調停止設備とを停止させたときの、将来断面を生成し、将来断面に基づき、停止設備および同調停止設備の停止計画である作業停止計画を作成する作業停止計画立案システムである。
【0007】
ここで、プロセッサは、組合せ候補のそれぞれに対し、将来断面の信頼度およびコストを評価し、信頼度およびコストに基づき、作業停止計画を作成することができる。この場合、電力系統全体に対し、信頼性を確保しつつ経済合理的である作業停止計画が立案可能になる。
また、プロセッサは、組合せ候補のそれぞれに対し、信頼度が予め定められた基準を満たす将来断面の中から停止設備を停止させる期間のコストが最小となる将来断面を選択し、選択した将来断面を組合せることで、作業停止計画を作成することができる。この場合、信頼度を確保しつつ、コストがより小さくなる作業停止計画を作成することができる。
さらに、プロセッサは、組合せ候補を、作業のために停止設備を停止させる要請がある時期である停止要請時期および停止設備を停止させる期間を含む停止要請データに基づき決めることができる。この場合、停止設備の停止要請時期に合わせて作業停止計画を作成することができる。
またさらに、プロセッサは、停止要請時期が重複する停止設備を組合せ候補とすることができる。この場合、停止要請時期が重複する停止設備をともに停止させることができる。
そして、プロセッサは、同調停止設備を、停止要請データおよび設備を停止できない期間を含む停止制約データに基づき抽出することができる。この場合、停止させてはいけない設備の動作を確保しつつ、作業を行う停止設備を停止させることができる。
また、プロセッサは、停止設備に接続する設備を順に辿り、停止制約データに基づき停止設備とともに停止させることができる設備を選択することで同調停止設備を抽出することができる。同調停止設備を、より容易に抽出することができる。
さらに、プロセッサは、停止設備に接続し、停止設備とともに停止させることができる設備を第1のグループに属する同調停止設備とし、さらに第1のグループに属する同調停止設備に接続し、ともに停止させることができる設備を第2のグループに属する同調停止設備とし、これを繰り返して次のグループに属する同調停止設備を探索することで、同調停止設備を抽出することができる。この場合、同調停止設備をグループ分けしながら精度よく抽出することができる。
【0008】
また、本発明は、プロセッサがメモリに記録されたプログラムを実行することにより、作業を行うために停止させる設備である停止設備を組合せた組合せ候補のそれぞれについて、停止設備と停止設備に同調して停止させる設備である同調停止設備とを停止させたときの、将来断面を生成し、将来断面に基づき、停止設備および同調停止設備の停止計画である作業停止計画を作成する作業停止計画立案方法である。
【0009】
さらに、本発明は、電力系統に含まれる設備であり、作業を行うために停止させる設備である停止設備および停止設備に同調して停止させる設備である同調停止設備に対する停止計画である作業停止計画を作成する作業停止立案手段と、作業停止計画を出力する出力手段と、を備え、作業停止立案手段は、プロセッサと、メモリと、を備え、プロセッサがメモリに記録されたプログラムを実行することにより、停止設備を組合せた組合せ候補のそれぞれについて、停止設備と同調停止設備とを停止させたときの、将来断面を生成し、将来断面に基づき、作業停止計画を作成する電力系統保守システムである。
【0010】
ここで、出力手段は、作業停止計画を表示する表示装置とすることができる。この場合、作業者や管理者が作業停止計画を把握するのが容易になる。
また、作業停止立案手段は、作業停止計画を作成する依頼を受け付け、出力手段は、作業停止立案手段が作成した作業停止計画を依頼元に対し出力することができる。この場合、電力系統に含まれる設備の作業停止計画を作成するサービスを提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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