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公開番号2024167705
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-04
出願番号2023083957
出願日2023-05-22
発明の名称塗料および被塗布物
出願人株式会社日立製作所
代理人弁理士法人信友国際特許事務所
主分類C09D 175/04 20060101AFI20241127BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】CO2の排出量を削減でき、VOCの排出量を削減でき、塗布作業性に優れる塗料を提供する。
【解決手段】水酸基を有する塗料組成物Aと、イソシアネート基を有し、非環状構造である塗料組成物Bと、溶剤を含む塗料を構成する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
水酸基を有する塗料組成物Aと、
イソシアネート基を有し、非環状構造である塗料組成物Bと、
溶剤を含む
塗料。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
アミノ基を有する塗料組成物A’と、
イソシアネート基を有し、非環状構造である塗料組成物Bと、
溶剤を含む
塗料。
【請求項3】
前記塗料組成物AのOH価が228~1830mgKOH/gである請求項1に記載の塗料。
【請求項4】
前記塗料組成物Bは、イソシアネート基を一分子中に3個以上有し、かつ、分子量が700より小さい請求項1に記載の塗料。
【請求項5】
前記塗料組成物AのOH価が228~1830mgKOH/gであり、前記塗料組成物Bは、イソシアネート基を一分子中に3個以上有し、かつ、分子量が700より小さく、固形分の濃度が70wt%以上である請求項1に記載の塗料。
【請求項6】
顔料を含む請求項1に記載の塗料。
【請求項7】
前記溶剤は、エステル系、ケトン系、グリコールエーテル系のいずれか1種以上の溶剤により構成される請求項1に記載の塗料。
【請求項8】
前記塗料組成物A’のアミン価が190~326mgKOH/gである請求項2に記載の塗料。
【請求項9】
前記塗料組成物Bは、イソシアネート基を一分子中に3個以上有し、かつ、分子量が700より小さい請求項2に記載の塗料。
【請求項10】
前記塗料組成物A’のアミン価が190~326mgKOH/gであり、前記塗料組成物Bは、イソシアネート基を一分子中に3個以上有し、かつ、分子量が700より小さく、固形分の濃度が70wt%以上である請求項2に記載の塗料。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、溶剤型で2液型の塗料、およびその塗料が塗布された被塗布物に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
自動車車体や工業品に塗装する塗料は、被塗物を加飾して美粧性を良くしたり、被塗物を保護したりする役割があるため、必要とされている。
【0003】
しかし、塗料を塗布する塗装工程では、塗料に含まれる水や溶剤の乾燥や、長時間かかる硬化反応を促進して工程を短時間化するために、加熱が必要となり、加熱の際に電気エネルギーを消費するため、CO

の排出量が増大する。
これに対して、昨今のカーボンニュートラルの実現に向けて、CO

の排出量の削減が求められている。
【0004】
また、塗料に含まれる溶剤は、揮発性有機化合物(Volatile Organic Compound; VOC)である。VOCの排出量が世界各国で規制されているため、VOCの排出量の少ない塗料が求められている。
【0005】
CO

の排出量の削減に関しては、高温加熱が必要な水を溶剤に含まないために、低温加熱が可能である溶剤型の塗料を用いることと、加熱処理が不要な常温硬化とすることとにより、達成される。
【0006】
VOCの排出量の削減に関しては、塗料中の溶剤含有量を低減することにより、達成される。
しかしながら、塗料中の溶剤含有量を減らすと、高い固形分濃度となり、塗料の粘度が上昇する。
そして、塗料の粘度が高いと、塗布作業性が低下することや、塗膜の外観が悪化することの要因となる(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2004-66034号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述したように、塗料は、CO

の排出量を削減し、VOCの排出量を削減するだけでなく、良好な塗布作業性や塗膜の外観も求められている。
【0009】
上述した問題の解決のために、本発明においては、CO

の排出量を削減でき、VOCの排出量を削減でき、塗布作業性に優れる塗料を提供するものである。また、その塗料が塗布された被塗布物を提供するものである。
【0010】
また、本発明の上記の目的およびその他の目的と本発明の新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面によって明らかにする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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