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公開番号2024167692
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-04
出願番号2023083942
出願日2023-05-22
発明の名称再生材評価方法及び再生材評価システム
出願人株式会社日立製作所
代理人弁理士法人湘洋特許事務所
主分類G06Q 50/04 20120101AFI20241127BHJP(計算;計数)
要約【課題】製品に含まれる再生材の含有率を改善できる余地を把握できるようにする。
【解決手段】再生材評価方法は、コンピュータが、製品を構成する複数の部材を特定する製品情報を取得するステップと、前記部材の各々における再生材の含有量を示す指標を取得するステップと、前記指標が示す前記含有量を前記部材ごとに変更することにより前記製品における前記再生材の含有率が増加する余地を前記部材ごとに算出するステップと、前記部材ごとに前記余地を提示するステップとを実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータが、
製品を構成する複数の部材を特定する製品情報を取得するステップと、
前記部材の各々における再生材の含有量を示す指標を取得するステップと、
前記指標が示す前記含有量を前記部材ごとに変更することにより前記製品における前記再生材の含有率が増加する余地を前記部材ごとに算出するステップと、
前記部材ごとに前記余地を提示するステップと、
を実行する再生材評価方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の再生材評価方法であって、
前記コンピュータが、
前記部材が供給されるサプライチェーンの階層の層数の入力を受け付けるステップを更に実行し、
前記部材ごとに前記余地を提示するステップにおいて、前記層数以内の前記階層から供給される前記部材に対して前記余地を提示する、
再生材評価方法。
【請求項3】
請求項1に記載の再生材評価方法であって、
前記コンピュータが、
前記部材ごとに前記余地を提示するステップにおいて、単一部材からなる前記部材に対して前記余地を提示する、
再生材評価方法。
【請求項4】
請求項1に記載の再生材評価方法であって、
前記コンピュータが、
前記余地を提示するステップにおいて、前記余地が大きい前記部材順に、当該余地を提示する、
再生材評価方法。
【請求項5】
請求項1に記載の再生材評価方法であって、
前記コンピュータが、
前記指標の仮の値の入力を前記部材ごとに受け付けるステップを更に実行し、
前記余地を前記部材ごとに算出するステップにおいて、各々の前記部材における前記指標を前記仮の値にした場合に想定される前記余地を算出する、
再生材評価方法。
【請求項6】
請求項5に記載の再生材評価方法であって、
前記コンピュータが、
前記製品における前記再生材の前記含有率の目標値の入力を受け付けるステップと、
前記部材における前記再生材の変更後の前記含有量に基づいて、前記製品における前記含有率の見込み値を算出するステップと、
前記見込み値が前記目標値よりも大きいかの判定結果を提示するステップと、
を更に実行する再生材評価方法。
【請求項7】
製品を構成する複数の部材を特定する製品情報と、前記部材の各々における再生材の含有量を示す指標とを取得する取得部と、
前記指標が示す前記含有量を前記部材ごとに変更することにより前記製品における前記再生材の含有率が増加する余地を前記部材ごとに算出する算出部と、
前記部材ごとに前記余地を提示する提示部と、
を有する再生材評価システム。
【請求項8】
請求項7に記載の再生材評価システムであって、
前記部材が供給されるサプライチェーンの階層の層数の入力を受け付ける受付部を更に有し、
前記提示部は、前記層数以内の前記階層から供給される前記部材に対して前記余地を提示する、
再生材評価システム。
【請求項9】
請求項7に記載の再生材評価システムであって、
前記提示部は、単一部材からなる前記部材に対して前記余地を提示する、
再生材評価システム。
【請求項10】
請求項7に記載の再生材評価システムであって、
前記提示部は、前記余地が大きい前記部材順に、当該余地を提示する、
再生材評価システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、再生材評価方法及び再生材評価システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
環境保護の機運の高まりにより、製品に含まれる再生材の含有率をなるべく高めることが検討されている。これに伴い、サプライチェーン上の各サプライヤは、自社製品に含まれる再生材の含有率を算出する必要が生じる。例えば、自社製品を構成する複数の部材や部品の各々における再生材の含有率を求め、その含有率に基づいて自社製品における再生材の含有率(部品リユース率)を算出する技術が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-134084号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、自社製品における再生材の含有率を算出しただけでは、その含有率を改善できる余地がどの程度残されているのかが分からないため、再生材の含有率を改善するための設計変更の手掛かりが得られない。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、製品に含まれる再生材の含有率を改善できる余地を把握できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下の通りである。
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る再生材評価方法は、コンピュータが、製品を構成する複数の部材を特定する製品情報を取得するステップと、前記部材の各々における再生材の含有量を示す指標を取得するステップと、前記指標が示す前記含有量を前記部材ごとに変更することにより前記製品における前記再生材の含有率が増加する余地を前記部材ごとに算出するステップと、前記部材ごとに前記余地を提示するステップと、を実行する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、製品に含まれる再生材の含有率を改善できる余地を把握できる。
【0009】
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態に係る再生材評価システムのシステム構成の一例を示す模式図である。
図2は、本実施形態に係る製品情報のデータ構造の一例を示す模式図である。
図3は、製品を構成する部材のサプライチェーンにおける階層構造の一例を模式的に示す図である。
図4は、本実施形態に係る解析画面の一例の模式図である。
図5は、階層入力部に「3」を入力し、推奨部材入力部の「全て」にチェックを入れた場合の本実施形態に係る解析画面の一例の模式図である。
図6は、階層入力部に「3」を入力し、推奨部材入力部の「単一部材のみ」にチェックを入れた場合の本実施形態に係る解析画面の一例の模式図である。
図7は、識別子に基づいて部材とそれに含まれるバージン材や再生材の重量とを特定する方法の一例を示す模式図である。
図8は、本実施形態に係る再生材評価装置が行う処理の一例を示すフローチャートである。
図9は、本実施形態に係る再生材評価装置のハードウェア構成の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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