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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024178766
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-25
出願番号
2023097156
出願日
2023-06-13
発明の名称
撮像システム
出願人
株式会社IHI
代理人
弁理士法人青海国際特許事務所
主分類
G01N
21/88 20060101AFI20241218BHJP(測定;試験)
要約
【課題】検査面における撮像範囲の位置を特定する。
【解決手段】撮像システム100は、検査面を撮像して広角画像を生成する広角カメラ210と、広角カメラ210よりも撮像範囲が狭く、検査面を撮像して狭角画像を生成する狭角カメラ220と、広角カメラ210および狭角カメラ220を一体的に保持する保持部240と、広角画像における予め定められた3以上の基準点に基づいて、検査面上の狭角画像の位置を特定する位置特定部256と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
検査面を撮像して広角画像を生成する広角カメラと、
前記広角カメラよりも撮像範囲が狭く、前記検査面を撮像して狭角画像を生成する狭角カメラと、
前記広角カメラおよび前記狭角カメラを一体的に保持する保持部と、
前記広角画像における予め定められた3以上の基準点に基づいて、前記検査面上の前記狭角画像の位置を特定する位置特定部と、
を備える、撮像システム。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記検査面に対してレーザー光を照射する、3つ以上のレーザー照射部を備え、
前記保持部は、前記広角カメラ、前記狭角カメラ、および、前記レーザー照射部を一体的に保持する、請求項1に記載の撮像システム。
【請求項3】
検査面を撮像して広角画像を生成する広角カメラと、
前記広角カメラよりも撮像範囲が狭く、前記検査面を撮像して狭角画像を生成する狭角カメラと、
前記検査面に対してレーザー光を照射する、3つ以上のレーザー照射部と、
前記狭角カメラおよび前記レーザー照射部を一体的に保持する保持部と、
前記広角画像における予め定められた3以上の基準点、および、前記広角画像における、前記レーザー照射部による前記レーザー光の照射点に基づいて、前記検査面上の前記狭角画像の位置を特定する位置特定部と、
を備える、撮像システム。
【請求項4】
前記広角カメラによる前記広角画像の生成タイミングと、前記狭角カメラによる前記狭角画像の生成タイミングとを同期させる撮像制御部を備える、請求項1または3に記載の撮像システム。
【請求項5】
前記狭角カメラは、前記狭角画像を異なるタイミングで複数生成し、
複数の前記狭角画像において、前記検査面上の位置が同じ領域を抽出する領域抽出部と、
抽出された前記領域に基づいて検査を行う検査部と、
を備える、請求項1または3に記載の撮像システム。
【請求項6】
前記保持部が設けられ、前記検査面近傍に飛行可能な無人航空機を備える、請求項1または3に記載の撮像システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、撮像システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
橋梁、高速道路、トンネル、ダム、ビル等のコンクリートで構成された構造物の表面を撮像し、得られた画像を解析することで、ひび割れ、塗膜劣化、塩分濃度等の構造物の劣化状態を検査する技術が開発されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、構造物の表面を撮像して得られた画像に対し、画像処理を施して画像を正対化した正対化画像を生成し、正対化画像を解析して、構造物のひび割れを検出する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-34576号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
構造物の劣化状態の検査において、検査すべきひび割れの幅は、例えば、0.1mm程度と小さい。このため、画像を用いて構造物の劣化状態を検査する場合、高い解像度を有する画像が必要となり、撮像範囲が狭くなる。
【0006】
ひび割れの経時変化、塗膜劣化の経時変化、塩分濃度を検査する場合、構造物の検査面における同じ検査範囲を複数回撮像し、得られた複数枚の画像を解析する。このため、撮像範囲に検査範囲が含まれるようにカメラを設置する。
【0007】
しかし、カメラを同じ位置に固定できない場合、同じ検査範囲を複数回撮像することは困難である。具体的に説明すると、上記のように、高い解像度を有する画像を取得するためには、撮像範囲を狭くする必要がある。コンクリートで構成された検査面や、一様に塗料が塗布された検査面を撮像する場合、狭い撮像範囲において、指標となりうる特徴的な部分が含まれない。このため、検査面において、どこを撮像したのか、つまり、検査面における撮像範囲の位置が不明となってしまう。このため、カメラを固定できない場合、同じ検査範囲を複数回撮像することは困難である。
【0008】
そこで、本開示は、このような課題に鑑み、検査面における撮像範囲の位置を特定することが可能な撮像システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る撮像システムは、検査面を撮像して広角画像を生成する広角カメラと、広角カメラよりも撮像範囲が狭く、検査面を撮像して狭角画像を生成する狭角カメラと、広角カメラおよび狭角カメラを一体的に保持する保持部と、広角画像における予め定められた3以上の基準点に基づいて、検査面上の狭角画像の位置を特定する位置特定部と、を備える。
【0010】
また、上記撮像システムは、検査面に対してレーザー光を照射する、3つ以上のレーザー照射部を備え、保持部は、広角カメラ、狭角カメラ、および、レーザー照射部を一体的に保持してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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