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公開番号
2024173118
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091287
出願日
2023-06-02
発明の名称
オゾン発生装置及びオゾン送風装置
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
C01B
13/11 20060101AFI20241205BHJP(無機化学)
要約
【課題】オゾンの放出に加え、放熱を考慮したオゾン発生装置を提供する。
【解決手段】
オゾン発生装置1Aは、オゾンを発生させるオゾン発生体2と、オゾン発生体2の周囲を覆う電磁シールド3を備え、電磁シールド3は、オゾン発生体2の放電部を通る風Wの流路に面した第1の開口部51と、流路に沿った第2の開口部52を備え、第1の開口部51は、単位面積当たりの開口率が70%以上90%以下であり、第2の開口部52は、単位面積当たりの開口率が30%以上90%以下であり、最短ピッチが0mm超10mm以下で複数の開口が設けられる。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
オゾンを発生させるオゾン発生体と、
前記オゾン発生体の周囲を覆う電磁シールドを備え、
前記オゾン発生体は、放電によりオゾンを発生させる放電部と、少なくとも電源を含む制御部を備え、前記放電部が、送風装置から排出された風の流路に配置され、
前記電磁シールドは、
前記放電部を通る風の流路に面した第1の開口部と、前記放電部を通る風の流路に沿った第2の開口部を備え、
前記第1の開口部は、単位面積当たりの開口率が70%以上90%以下であり、
前記第2の開口部は、単位面積当たりの開口率が30%以上90%以下であり、最短ピッチが0mm超10mm以下で複数の開口が設けられる
オゾン発生装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記電磁シールドは、金属で構成される
請求項1に記載のオゾン発生装置。
【請求項3】
前記電磁シールドは、ステンレスで構成される
請求項2に記載のオゾン発生装置。
【請求項4】
前記第1の開口部は、金属の網で構成される
請求項1に記載のオゾン発生装置。
【請求項5】
前記第1の開口部及び前記第2の開口部は、金属の板を貫通した複数の穴で構成される
請求項1に記載のオゾン発生装置。
【請求項6】
前記第1の開口部及び前記第2の開口部は、多角形の穴、円形の穴、長穴の何れか、または、その組み合わせである
請求項5に記載のオゾン発生装置。
【請求項7】
前記制御部が設けられた部位の前記オゾン発生体と、前記電磁シールドとの距離が10mm以上である
請求項1に記載のオゾン発生装置。
【請求項8】
前記電磁シールドは、前記放電部に触れることが可能な大きさの第3の開口部33と、前記第3の開口部を開閉可能な蓋部を備えた
請求項1に記載のオゾン発生装置。
【請求項9】
前記蓋部は、金属で構成される
請求項8に記載のオゾン発生装置。
【請求項10】
オゾン発生装置と、
風を排出する送風装置とを備えたオゾン送風装置であって、
前記オゾン発生装置は、
オゾンを発生させるオゾン発生体と、
前記オゾン発生体の周囲を覆う電磁シールドを備え、
前記オゾン発生体は、放電によりオゾンを発生させる放電部と、少なくとも電源を含む制御部を備え、前記放電部が、前記送風装置から排出された風の流路に配置され、
前記電磁シールドは、
前記放電部を通る風の流路に面した第1の開口部と、前記放電部を通る風の流路に沿った第2の開口部を備え、
前記第1の開口部は、単位面積当たりの開口率が70%以上90%以下であり、
前記第2の開口部は、単位面積当たりの開口率が30%以上90%以下であり、最短ピッチが0mm超10mm以下で複数の開口が設けられる
オゾン送風装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、放電によりオゾンを発生させるオゾン発生装置、オゾン発生装置を備えたオゾン送風装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
室内の除菌などに利用するオゾンを、放電により発生させる装置が知られている。このような装置では、放電により発生したノイズが外部に漏れないようにするために、電極を有した放電部などを覆うようにしてシールドが配設されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、オゾン発生器をシールドで囲み、オゾン誘導管を通じて送風機の流路にオゾンを分散させるようにした装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)
【0004】
さらに、電磁ノイズの発生源となるパルス圧縮回路と放電反応器を、それぞれ独立したシールドで覆う装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-95770号公報
特開平6-304438号公報
特開2011-37650号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、シールドを構成する筐体は、放電部に対して通気させることができる穴が開けられている。しかし、高電圧発生部を備えた制御部に対して、放熱のための通気を行えるようにする穴が設けられていない。
【0007】
また、特許文献2では、シールド部は、オゾンをオゾン誘導管に送る開口以外に、放熱のための開口が設けられていない。さらに、特許文献3では、パルス圧縮回路を覆うシールドに、放熱のための開口を設けることについての記載がない。
【0008】
放電部と、発熱源となる電源などが含まれる制御部が一体に構成されるオゾン発生装置では、シールドで制御部が覆われる。このため、制御部で発生した熱をシールド外に排出できるようにすることが求められる。しかし、従来は、放熱について考慮がなされていなかった。
【0009】
本発明は、このような課題を解決するためなされたもので、オゾンの放出に加え、放熱を考慮したオゾン発生装置及びオゾン送風装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述した課題を解決するため、本発明は、オゾンを発生させるオゾン発生体と、オゾン発生体の周囲を覆う電磁シールドを備え、オゾン発生体は、放電によりオゾンを発生させる放電部と、少なくとも電源を含む制御部を備え、放電部が、送風装置から排出された風の流路に配置され、電磁シールドは、放電部を通る風の流路に面した第1の開口部と、放電部を通る風の流路に沿った第2の開口部を備え、第1の開口部は、単位面積当たりの開口率が70%以上90%以下であり、第2の開口部は、単位面積当たりの開口率が30%以上90%以下であり、最短ピッチが0mm超10mm以下で複数の開口が設けられるオゾン発生装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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