TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024170691
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2021178816
出願日
2021-11-01
発明の名称
触媒の製造方法、触媒およびメタノール製造方法
出願人
国立大学法人島根大学
,
住友化学株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
B01J
37/04 20060101AFI20241204BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】触媒活性の経時劣化を抑制する。
【解決手段】本開示の触媒の製造方法は、銅および亜鉛を含む固体、少なくとも1種の金属元素、およびキレート剤を接触させる接触工程(S1)と、前記接触工程によって得られた固体を焼成する焼成工程(S2)と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
触媒の製造方法であって、
銅および亜鉛を含む固体、少なくとも1種の金属元素、およびキレート剤を接触させる接触工程と、
前記接触工程によって得られた固体を焼成する焼成工程と、を含む、触媒の製造方法。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記触媒は、メタノール製造用触媒である、請求項1に記載の触媒の製造方法。
【請求項3】
前記金属元素は、元素周期表において、第2族~第16族に属する元素からなる群より選択される、少なくとも1種の金属元素である、請求項1または2に記載の触媒の製造方法。
【請求項4】
前記金属元素は、元素周期表において、第2族~第12族に属する元素からなる群より選択される、少なくとも1種の金属元素である、請求項1または2に記載の触媒の製造方法。
【請求項5】
前記金属元素は、元素周期表において、第2族~第4族に属する元素からなる群より選択される、少なくとも1種の金属元素である、請求項1または2に記載の触媒の製造方法。
【請求項6】
前記金属元素は、
銅と前記キレート剤とのキレート安定度定数に対する、前記金属元素と前記キレート剤との安定度定数が、0.85以上1.30以内の範囲を満たす金属元素である、請求項1から5のいずれか1項に記載の触媒の製造方法。
【請求項7】
前記キレート剤は、アミノカルボン酸および/またはヒドロキシカルボン酸である、請求項1から6のいずれか1項に記載の触媒の製造方法。
【請求項8】
前記キレート剤は、1つ以上4つ以下のカルボキシル基を有する化合物である、請求項1から7のいずれか1項に記載の触媒の製造方法。
【請求項9】
前記キレート剤は、エチレンジアミン四酢酸、クエン酸およびシュウ酸からなる群より選択される少なくとも1種の化合物である、請求項1から8のいずれか1項に記載の触媒の製造方法。
【請求項10】
酸化炭素および水素を含む原料ガスを、請求項1から9のいずれか1項に記載の触媒の製造方法によって製造された触媒に接触させる工程を含む、メタノール製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、触媒の製造方法、触媒およびメタノール製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、メタノール合成に用いられる触媒として、金属銅、酸化亜鉛および少なくとも1種の他の酸化物を含む触媒が知られている。例えば、特許文献1には、(i)酸化銅、酸化亜鉛、三価金属の少なくとも1種の酸化物、およびマグネシアを含む触媒前駆体ならびに(ii)触媒前駆体に含まれる酸化銅を金属銅に還元した触媒が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭62-53740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
工業触媒において、触媒活性の経時劣化を抑制することは重要な課題である。本発明の一態様は、触媒活性の経時劣化を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る製造方法は、触媒の製造方法であって、銅および亜鉛を含む固体、少なくとも1種の金属元素、およびキレート剤を接触させる接触工程と、前記接触工程によって得られた固体を焼成する焼成工程と、を含む。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一態様によれば、触媒活性の経時劣化を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態1に係る触媒の製造方法の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
〔実施形態〕
以下、本発明の一実施形態である触媒の製造方法について、図面を用いて詳細に説明する。
【0009】
本実施形態の触媒の製造方法は、銅および亜鉛を含む固体を、少なくとも一種の金属元素、およびキレート剤に接触させることにより、経時劣化が抑制された触媒を製造する方法である。本実施形態に係る触媒の製造方法によって製造される触媒は、メタノール製造用触媒として好適に用いられ得る。
【0010】
<触媒の製造方法>
本実施形態に係る触媒の製造方法について以下に詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る製造方法の一例を示すフローチャートである。図1に示すように、本実施形態に係る触媒の製造方法は、接触工程S1と、焼成工程S2と、を含む。なお、図1に示すフローチャートは一例であり、これに限定されない。各工程について、以下に詳述する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
担持光触媒
6日前
個人
トリチウム水濃縮装置
1か月前
株式会社フルヤ金属
触媒
1日前
有限会社レイノ
嘔吐物の処理剤
13日前
NOK株式会社
除湿装置
1か月前
株式会社フクハラ
圧縮空気圧回路
6日前
住友金属鉱山株式会社
蒸気回収機構
6日前
松本油脂製薬株式会社
泡消火薬剤用消泡剤
8日前
CYC株式会社
工業炉用煤塵除去装置
15日前
東洋紡エムシー株式会社
濾材およびフィルター
今日
住友化学株式会社
混合物の製造方法
1か月前
三菱重工業株式会社
脱硫装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
二酸化炭素の固定方法
1か月前
ヤマシンフィルタ株式会社
カプセルフィルタ
14日前
株式会社フルヤ金属
担持触媒の作製方法
1日前
株式会社丸山製作所
液体浄化装置
13日前
国立大学法人広島大学
二酸化炭素吸放出材
1日前
東洋リビング株式会社
除湿ユニットおよび保管庫
7日前
トヨタ自動車株式会社
吸着システム及び吸着方法
6日前
大同化学株式会社
ワックスソリューション液の製造方法
7日前
TOTO株式会社
光触媒塗装体
1か月前
セイコーエプソン株式会社
気体分離膜
1日前
セイコーエプソン株式会社
気体分離膜
1日前
TOTO株式会社
光触媒塗装体
1か月前
TOTO株式会社
光触媒塗装体
1か月前
株式会社レゾナック
ノズル、送液装置、及び送液システム
今日
株式会社デンソー
二酸化炭素供給装置
1か月前
JFEスチール株式会社
炭酸ガスの固定化方法
1か月前
株式会社パウレック
フィルタ及び粉粒体処理装置
1か月前
旭化成メディカル株式会社
多孔質膜
7日前
日本特殊陶業株式会社
反応装置
1か月前
国立大学法人北海道大学
酸素還元触媒の製造方法
7日前
日産自動車株式会社
気体分離膜及びその製造方法
8日前
CKD株式会社
ガス製造装置、及びガス製造方法
22日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
脱気機構
15日前
株式会社タクマ
脱臭装置
今日
続きを見る
他の特許を見る