TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024170072
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2023087032
出願日
2023-05-26
発明の名称
コンデンサ及びコンデンサの製造方法
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
H01G
4/33 20060101AFI20241129BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】基板に不良が生じるのを低減し得るコンデンサとコンデンサの製造方法を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、第1主面A1及び第2主面A2を有する基板2と、基板2の第1主面A1に一方向に沿って設けられた、少なくとも1つの第1凹部5と、基板2の第2主面A2に一方向に沿って設けられた、少なくとも1つの第2凹部6とを備える、コンデンサ1が提供される。基板2内において、少なくとも1つの第1凹部5と少なくとも1つの第2凹部6が一方向に沿って交互に並んでいる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1主面及び第2主面を有する基板と、
前記基板の前記第1主面に一方向に沿って設けられた、少なくとも1つの第1凹部と、
前記基板の前記第2主面に前記一方向に沿って設けられた、少なくとも1つの第2凹部とを備え、
前記基板内において、前記少なくとも1つの第1凹部と前記少なくとも1つの第2凹部が前記一方向に沿って交互に並んでいる、コンデンサ。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記少なくとも1つの第1凹部内に設けられる第1導電層と、
前記第1導電層と前記基板との間に介在される第1誘電体層と、
前記少なくとも1つの第2凹部内に設けられる第2導電層と、
前記第2導電層と前記基板との間に介在される第2誘電体層と
をさらに含む、請求項1に記載のコンデンサ。
【請求項3】
前記第1誘電体層と前記基板との間に介在される第3導電層と、
前記第2誘電体層と前記基板との間に介在される第4導電層と
をさらに含む、請求項2に記載のコンデンサ。
【請求項4】
前記第1導電層及び前記第2導電層は、不純物がドーピングされたポリシリコンからそれぞれ形成される、請求項2に記載のコンデンサ。
【請求項5】
前記基板が抵抗率10KΩcm以上の真正半導体基板である、請求項1に記載のコンデンサ。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載のコンデンサの製造方法であって、
前記基板の前記少なくとも1つの第1凹部と前記少なくとも1つの第2凹部を、触媒を用いたエッチングにより一括して形成することを含む、コンデンサの製造方法。
【請求項7】
前記基板の前記少なくとも1つの第1凹部内に第1導電層を形成することと、前記基板の前記少なくとも1つの第2凹部内に第2導電層を形成することを一括して行うことをさらに含む、請求項6に記載のコンデンサの製造方法。
【請求項8】
前記第1導電層及び前記第2導電層の一括形成の前に、前記基板の前記少なくとも1つの第1凹部の内面に第1誘電体層を形成することと、前記基板の前記少なくとも1つの第2凹部の内面に第2誘電体層を形成することを、一括して行う、請求項7に記載のコンデンサの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、コンデンサ及びコンデンサの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
通信機器の小型化及び高機能化に伴い、それらに搭載されるコンデンサには、小型化及び薄型化が求められている。容量密度を維持しつつ、小型化及び薄型化を実現する構造として、基板にトレンチを形成して表面積を増大させたトレンチコンデンサがある。このトレンチコンデンサには、製造工程中に基板の反りなどの不良が生じるという課題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-129577号公報
特開2021-48343号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
解決しようとする課題は、基板に不良が生じるのを低減し得るコンデンサとコンデンサの製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、第1主面及び第2主面を有する基板と、基板の第1主面に一方向に沿って設けられた、少なくとも1つの第1凹部と、基板の第2主面に一方向に沿って設けられた、少なくとも1つの第2凹部とを備える、コンデンサが提供される。基板内において、少なくとも1つの第1凹部と少なくとも1つの第2凹部が一方向に沿って交互に並んでいる。
また、他の実施形態によれば、コンデンサの製造方法が提供される。この製造方法は、実施形態のコンデンサの製造方法であって、基板の少なくとも1つの第1凹部と少なくとも1つの第2凹部を、触媒を用いたエッチングにより一括して形成することを含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係るコンデンサの概略を示す斜視図。
図1に示すコンデンサの上面図。
図2に示すコンデンサのIII-III線に沿った断面図。
第1実施形態に係るコンデンサの製造方法の一例を示すフローチャート。
図4に示す方法における工程S1の一例を示す断面図。
図4に示す方法における工程S2の一例を示す断面図。
図4に示す方法における工程S3の一例を示す断面図。
図4に示す方法における工程S4の一例を示す断面図。
図4に示す方法における工程S5の一例を示す断面図。
図4に示す方法における工程S6の一例を示す断面図。
図4に示す方法における工程S7の一例を示す断面図。
図4に示す方法における工程S8の一例を示す断面図。
図4に示す方法における工程S9の一例を示す断面図。
図4に示す方法における工程S10の一例を示す断面図。
図4に示す方法における工程S12の一例を示す断面図。
第2実施形態に係るコンデンサの概略を示す断面図。
第2実施形態に係るコンデンサの製造方法の一例を示すフローチャート。
第3実施形態に係るコンデンサの概略を示す断面図。
第3実施形態に係るコンデンサの製造方法の一例を示すフローチャート。
比較例のコンデンサの概略を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同様又は類似した機能を発揮する構成要素には全ての図面を通じて同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【0008】
<第1実施形態>
第1実施形態のコンデンサ及びその製造方法を、図1乃至図15に示す。
コンデンサ1は、図1乃至図3に示すように、基板2と、第1誘電体層3aと、第2誘電体層3bと、第1導電層4aと、第2導電層4bと、第1電極7と、第2電極8と、絶縁層9a,9bを含んでいる。
【0009】
各図において、X軸方向は基板2の主面に平行な第1方向であり、Y軸方向は基板2の主面に平行であり且つX軸方向に垂直な第2方向である。また、Z軸方向は、基板2の厚さ方向、即ち、X軸方向(第1方向)及びY軸方向(第2方向)に垂直な方向である。
【0010】
基板2は、少なくとも表面が導電性を有している基板である。基板2は、第1主面A1と、第2主面A2と、第1主面A1の縁から第2主面A2の縁まで延びた端面とを有している。ここでは、基板2は、扁平な略直方体形状を有している。基板2は、他の形状を有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社東芝
台車
21日前
株式会社東芝
固定子
20日前
株式会社東芝
センサ
7日前
株式会社東芝
センサ
今日
株式会社東芝
開閉装置
14日前
株式会社東芝
回転電機
21日前
株式会社東芝
搬送装置
21日前
株式会社東芝
計画装置
1か月前
株式会社東芝
光デバイス
28日前
株式会社東芝
直流遮断器
21日前
株式会社東芝
光スイッチ
今日
株式会社東芝
駆動システム
27日前
株式会社東芝
電力変換装置
14日前
株式会社東芝
蓋の開閉装置
2日前
株式会社東芝
有価物回収方法
14日前
株式会社東芝
電気車制御装置
14日前
株式会社東芝
潤滑油供給装置
14日前
株式会社東芝
電動機制御装置
21日前
株式会社東芝
画像取得システム
14日前
株式会社東芝
磁気ディスク装置
今日
株式会社東芝
積雪検出システム
22日前
株式会社東芝
地中箱用アダプタ
28日前
株式会社東芝
系統安定化システム
15日前
株式会社東芝
センサ及び検査装置
1か月前
株式会社東芝
無線通信装置及び方法
今日
株式会社東芝
電子回路及び計算装置
21日前
株式会社東芝
電解セル及び電解装置
1か月前
株式会社東芝
静止誘導電器の接続構造
今日
株式会社東芝
建築用構造材の据付装置
7日前
株式会社東芝
ウエーハ及び半導体装置
15日前
株式会社東芝
エンジニアリングツール
21日前
株式会社東芝
監視装置および監視方法
7日前
株式会社東芝
蓄熱システム及び蓄熱方法
8日前
株式会社東芝
冷凍サイクル状態検知装置
22日前
株式会社東芝
人感装置及び人感システム
14日前
株式会社東芝
半導体装置及びその製造方法
15日前
続きを見る
他の特許を見る