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公開番号2024168594
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023085413
出願日2023-05-24
発明の名称回路基板ユニット及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類H05K 1/14 20060101AFI20241128BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】複数の回路基板を重ねて配置する構成において、コネクタに対する作業性及び視認性の低下に伴うコネクタの接触不良を防ぐこと。
【解決手段】回路基板ユニット50は、モータドライバIC13から出力する駆動信号を追加用コネクタ4aを介して第二負荷用コネクタ10に入力する第一回路基板8と、モータドライバIC14より出力される駆動信号を第二の負荷に出力すると共に、モータドライバIC13より出力されて追加用コネクタ4aを介して入力される駆動信号を第一の負荷に出力する第二負荷用コネクタ10と、を有する。
【選択図】図6


特許請求の範囲【請求項1】
装置本体に設けられる回路基板ユニットであって、
前記装置本体の第一の負荷を制御するための第一の信号を出力する第一回路を備える第一回路基板と、
前記第一回路基板の上方に間隔を有して重ねられると共に、前記装置本体の第二の負荷を制御するための第二の信号を出力する第二回路を備える第二回路基板と、
前記第一回路基板と前記第二回路基板とを接続する基板間コネクタと、
前記第二回路基板に実装される第二回路基板側コネクタと、
を有し、
前記第一回路基板は、
前記第一回路から出力する前記第一の信号を前記基板間コネクタを介して前記第二回路基板側コネクタに入力し、
前記第二回路基板側コネクタは、
前記第二回路より出力される前記第二の信号を前記第二の負荷に出力すると共に、前記第一回路より出力されて前記基板間コネクタを介して入力される前記第一の信号を前記第一の負荷に出力する、
ことを特徴とする回路基板ユニット。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記第一回路基板に実装されると共に、前記第二回路基板を設けない場合に前記第一回路より出力される前記第一の信号を前記第一の負荷に出力する第一回路基板側コネクタを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の回路基板ユニット。
【請求項3】
前記第一回路基板側コネクタは、
前記第一回路基板の四辺のうちの対向する二辺より前記第一回路基板と前記第二回路基板との距離に応じた距離だけ離して配置される、
ことを特徴とする請求項2に記載の回路基板ユニット。
【請求項4】
前記基板間コネクタは、
前記第二回路に電力を供給する、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回路基板ユニット。
【請求項5】
前記第一回路は、
前記第一の負荷である第一のモータを制御するための前記第一の信号を出力し、
前記第二回路は、
前記第二の負荷である第二のモータを制御するための前記第二の信号を出力する、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回路基板ユニット。
【請求項6】
前記装置本体は、
画像形成装置の装置本体である、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回路基板ユニット。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回路基板ユニットと、
前記回路基板ユニットを備える装置本体と、
を有することを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、装置本体に設けられる回路基板ユニット、及びこの回路基板ユニットを有する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置の装置本体内には、各制御機能を担う複数の回路基板が配置されている。このような画像形成装置としては、ハーネス、又はFFCを用いて、回路基板同士が接続されると共に必要な信号を送受信しているものが知られている。しかしながら、ハーネス、又はFFCを用いて回路基板同士を接続する画像形成装置においては、コスト削減及び省スペース化に限界がある。
【0003】
これに対して、特許文献1は、基板間コネクタを用いた回路基板の接続方法を開示している。具体的には、特許文献1は、第一回路基板と第二回路基板とを互いに平行に配置して、第一回路基板に実装される基板間コネクタを第二回路基板に実装される基板間コネクタにはめ込むことによって第一回路基板と第二回路基板とを電気的に接続する。また、特許文献1では、第一回路基板と第二回路基板との他の支持箇所には、スペーサを介在させている。
【0004】
更に、特許文献1では、第一回路基板に実装される基板間コネクタ及び第二回路基板に実装される基板間コネクタのうちの一方にずれ吸収型コネクタを使用して、位置ずれを吸収する。これにより、省スペース化することができると共に、FFCに要するコストを削減することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-128017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1においては、第二回路基板の下側に配置される第一回路基板を使用する場合に、第一回路基板に実装されているコネクタが視認しづらいので、作業性が悪いという課題を有する。
【0007】
本発明の目的は、回路基板を重ねて配置する構成において、従来よりも作業性を改善することができる回路基板ユニットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る回路基板ユニットは、装置本体に設けられる回路基板ユニットであって、前記装置本体の第一の負荷を制御するための第一の信号を出力する第一回路を備える第一回路基板と、前記第一回路基板の上方に間隔を有して重ねられると共に、前記装置本体の第二の負荷を制御するための第二の信号を出力する第二回路を備える第二回路基板と、前記第一回路基板と前記第二回路基板とを接続する基板間コネクタと、前記第二回路基板に実装される第二回路基板側コネクタと、を有し、前記第一回路基板は、前記第一の信号を前記第一回路から前記基板間コネクタを介して前記第二回路基板側コネクタに入力し、前記第二回路基板側コネクタは、前記第二回路より出力される前記第二の信号を前記第二の負荷に出力すると共に、前記第一回路より出力されて前記基板間コネクタを介して入力される前記第一の信号を前記第一の負荷に出力する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、回路基板を重ねて配置する構成において、従来よりも作業性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の模式図である。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係る回路基板ユニットの第二回路基板を使用しないスロットの斜視図である。
本発明の実施の形態に係る回路基板ユニットのメインボードに第一回路基板を接続した状態の模式図である。
本発明の実施の形態に係る回路基板ユニットの第二回路基板を使用するスロットの斜視図である。
本発明の実施の形態に係る回路基板ユニットの構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係る回路基板ユニットの一部の斜視図である。
本発明の実施の形態に係る回路基板ユニットの1つのスロットの平面図及び側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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