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公開番号
2024168483
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085200
出願日
2023-05-24
発明の名称
プログラム、および、画像処理装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
鳳国際弁理士法人
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20241128BHJP(計算;計数)
要約
【課題】 画像の明るさに応じて処理を進行する。
【解決手段】
注目オブジェクトを表す入力画像の対象色成分の強度分布を表す第1ヒストグラムを生成する。外観の異常を有するオブジェクトを表す画像データから外観の異常の無いオブジェクトを表す画像データを生成するように訓練済の生成モデルに、入力画像のデータを入力することによって、再構成画像のデータを生成する。再構成画像の対象色成分の強度分布を表す第2ヒストグラムを生成する。第1ヒストグラムと第2ヒストグラムとの間の差異が差異閾値以上である場合に、特定の処理を実行する。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
プログラムであって、
注目オブジェクトを表す入力画像の対象色成分の強度分布を表す第1ヒストグラムを生成する第1生成機能と、
外観の異常を有するオブジェクトを表す画像データから外観の異常の無いオブジェクトを表す画像データを生成するように訓練済の生成モデルに、前記入力画像のデータを入力することによって、再構成画像のデータを生成する画像生成機能と、
前記再構成画像の前記対象色成分の強度分布を表す第2ヒストグラムを生成する第2生成機能と、
前記第1ヒストグラムと前記第2ヒストグラムとの間の差異が差異閾値以上である場合に、特定の処理を実行する実行機能と、
をコンピュータに実現させる、プログラム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のプログラムであって、
前記対象色成分は、輝度である、
プログラム。
【請求項3】
請求項2に記載のプログラムであって、さらに、
前記入力画像の特定の有彩色の色成分の強度分布を表す第3ヒストグラムを生成する第3生成機能と、
前記再構成画像の前記特定の有彩色の色成分の強度分布を表す第4ヒストグラムを生成する第4生成機能と、
をコンピュータに実現させ、
前記実行機能は、前記第1ヒストグラムと前記第2ヒストグラムとの間の前記差異が前記差異閾値以上である場合と、前記第3ヒストグラムと前記第4ヒストグラムとの間の差異が有彩差異閾値以上である場合と、を含む特定の場合に、前記特定の処理を実行する、
プログラム。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載のプログラムであって、さらに、
前記第1ヒストグラムと前記第2ヒストグラムとの間の前記差異が前記差異閾値未満であることを含む許容条件が満たされる場合に、前記注目オブジェクトが外観の異常を有するか否かを、前記入力画像と前記再構成画像とを使用して判定する異常判定機能を、コンピュータに実現させる、プログラム。
【請求項5】
請求項1から3のいずれかに記載のプログラムであって、さらに、
前記差異閾値は、前記生成モデルの訓練のために前記生成モデルに入力された訓練画像データと、前記訓練画像データを前記訓練済の生成モデルに入力することによって生成される生成画像データと、を使用して決定されている、
プログラム。
【請求項6】
請求項1から3のいずれかに記載のプログラムであって、さらに、
前記注目オブジェクトの撮影画像のデータを使用して、前記撮影画像の明るさが許容範囲内か否かを判定する明るさ判定機能と、
前記撮影画像の前記明るさが前記許容範囲内であると判定される場合に、前記撮影画像から、前記注目オブジェクトを表す部分である前記入力画像を検出する検出機能と、
前記撮影画像の前記明るさが前記許容範囲外であると判定される場合に、前記入力画像の検出をキャンセルするキャンセル機能と、
をコンピュータに実現させる、プログラム。
【請求項7】
請求項6に記載のプログラムであって、
前記明るさ判定機能は、前記撮影画像のデータと、予め準備される基準画像に対応付けられる基準データと、を使用して、前記撮影画像の前記明るさが前記許容範囲内か否かを判定する、
プログラム。
【請求項8】
画像処理装置であって、
注目オブジェクトを表す入力画像の対象色成分の強度分布を表す第1ヒストグラムを生成する第1生成部と、
外観の異常を有するオブジェクトを表す画像データから外観の異常の無いオブジェクトを表す画像データを生成するように訓練済の生成モデルに、前記入力画像のデータを入力することによって、再構成画像のデータを生成する画像生成部と、
前記再構成画像の前記対象色成分の強度分布を表す第2ヒストグラムを生成する第2生成部と、
前記第1ヒストグラムと前記第2ヒストグラムとの間の差異が差異閾値以上である場合に、特定の処理を実行する実行部と、
を備える、画像処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、オブジェクトを表す画像を処理する技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、外観検査などのオブジェクトの外観に関する処理に、オブジェクトを表す画像データが使用されている。画像データとしては、撮影により得られる画像データが、使用され得る。ここで、適切な照明パターンを設計するための以下の技術が提案されている。すなわち、光源を複数の評価用発光パターンで発光させ、複数の評価用発光パターンで照明された少なくとも1つのワークに関する複数の評価用ワーク画像をカメラによって撮影し、複数の評価用ワーク画像に基づいて、連続値のパラメータを変化させることで発光パターンをシミュレートし、ワークの状態を識別するための発光パターンを表すパラメータを算出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-49874号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像の明るさに応じて処理を進行する点については、工夫の余地があった。
【0005】
本明細書は、画像の明るさに応じて処理を進行する新たな技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示された技術は、以下の適用例として実現することが可能である。
【0007】
[適用例1]プログラムであって、注目オブジェクトを表す入力画像の対象色成分の強度分布を表す第1ヒストグラムを生成する第1生成機能と、外観の異常を有するオブジェクトを表す画像データから外観の異常の無いオブジェクトを表す画像データを生成するように訓練済の生成モデルに、前記入力画像のデータを入力することによって、再構成画像のデータを生成する画像生成機能と、前記再構成画像の前記対象色成分の強度分布を表す第2ヒストグラムを生成する第2生成機能と、前記第1ヒストグラムと前記第2ヒストグラムとの間の差異が差異閾値以上である場合に、特定の処理を実行する実行機能と、をコンピュータに実現させる、プログラム。
【0008】
この構成によれば、入力画像の対象色成分の強度分布を表す第1ヒストグラムと、再構成画像の対象色成分の強度分布を表す第2ヒストグラムと、の間の差異が差異閾値以上である場合に、特定の処理が実行されるので、入力画像の明るさに応じて処理を進行できる。
【0009】
なお、本明細書に開示の技術は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、画像処理方法および画像処理装置、それらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体(例えば、一時的ではない記録媒体)、等の形態で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施例としてのデータ処理装置を示す説明図である。
(A)は、製品300の斜視図である。(B)は、ラベルLの例を示す図である。(C)は、撮影画像の例を示す図である。(D)は、ラベル部分画像の例を示す図である。
(A)-(C)は、撮影画像と再構成画像と差分画像との例を示す図である。
(A)-(C)は、ラベルの明るさと差分画像との例を示す図である。
画像生成モデルM2の構成の例を示すブロック図である。
画像生成モデルM2の訓練処理の例を示すフローチャートである。
ラベルLの検査処理の例を示すフローチャートである。
画像判定処理の例を示すフローチャートである。
(A)-(C)は、ヒストグラムの例を示す図である。
(A)は、相関cの算出式の例を示す図である。(B)は、合計差分dの算出式の例を示す図である。
異常部分検出処理の例を示すフローチャートである。
(A)は、ヒートマップ画像の例を示す図である。(B)は、抽出される異常画素の例を示す図である。(C)は、抽出される異常部分の例を示す図である。
画像判定処理の別の実施例を示すフローチャートである。
画像判定処理の別の実施例を示すフローチャートである。
画像判定処理の別の実施例を示すフローチャートである。
差異閾値の決定処理の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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