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公開番号2024168054
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023084447
出願日2023-05-23
発明の名称リニアアクチュエータ及び移動プラットフォーム
出願人日本無線株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 41/03 20060101AFI20241128BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】コイル部の放熱を効率よく行うことが可能なリニアアクチュエータを提供する。
【解決手段】リニアアクチュエータ4は、コイル部11、及び、コイル部11に対して一方向に移動可能とされた磁石部12を有するリニアモータ10と、コイル部11が固定された第一ケース部21、及び、磁石部12が固定された第二ケース部22を含み、コイル部11及び磁石部12を収容するケース20と、を備える。第一ケース部21と第二ケース部22とは、一方向に相対的に移動可能に連結される。第二ケース部22に、コイル部11をケース20の外側に露出させる開口23,24が形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
コイル部、及び、前記コイル部に対して一方向に移動可能とされた磁石部を有するリニアモータと、
前記コイル部が固定された第一ケース部、及び、前記磁石部が固定された第二ケース部を含み、前記コイル部及び前記磁石部を収容するケースと、を備え、
前記第一ケース部と前記第二ケース部とは、前記一方向に相対的に移動可能に連結され、
前記第一ケース部及び前記第二ケース部の少なくとも一方に、前記コイル部を前記ケースの外側に露出させる開口が形成されているリニアアクチュエータ。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記開口を通して前記ケースの内外に空気を流す送風機を備える請求項1に記載のリニアアクチュエータ。
【請求項3】
前記開口に配置されるエアフィルタを備える請求項1又は請求項2に記載のリニアアクチュエータ。
【請求項4】
前記第一ケース部と前記第二ケース部との間には、前記第一ケース部と前記第二ケース部とが前記一方向にずれて位置した状態で、前記ケースの内部空間が前記ケースの外側につながる隙間開口が形成され、
前記隙間開口を覆うように前記第一ケース部と前記第二ケース部とにわたって設けられ、前記前記一方向に伸縮可能である伸縮カバーを備える請求項1又は請求項2に記載のリニアアクチュエータ。
【請求項5】
ベースと、
ベースの上方に配置されるプラットフォームと、
前記ベースと前記プラットフォームとを連結する複数の請求項1又は請求項2に記載のリニアアクチュエータと、を備え、
複数の前記リニアアクチュエータが伸縮することで前記プラットフォームが前記ベースに対して6自由度で運動する移動プラットフォーム。
【請求項6】
前記ケースの前記開口が、前記ベース側に向いている請求項5に記載の移動プラットフォーム。
【請求項7】
前記第一ケース部及び前記第二ケース部のうち前記開口を有する一方のケース部が、前記プラットフォームに取り付けられ、
前記第一ケース部及び前記第二ケース部のうち他方のケース部が、前記ベースに取り付けられる請求項5に記載の移動プラットフォーム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、リニアアクチュエータ及び移動プラットフォームに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、プラットフォーム(上部プラットフォーム)をベース(下部フレーム)上において6自由度で運動させる移動プラットフォームが開示されている。特許文献1の移動プラットフォームでは、プラットフォームをベース上で運動させるアクチュエータとして、リニアモータを含むリニアアクチュエータが採用されている。特許文献1のリニアアクチュエータでは、リニアモータのコイル部(コイルアレイ)がケースの内側に密閉されている。また、当該ケースの外面には、ケース内部の熱をケースの外側の空間に放散するためのフィンが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2004/075382号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のリニアアクチュエータでは、リニアモータのコイル部がケースの内側に密閉されているため、ケースの外面にフィンが設けられているだけでは、リニアモータのコイル部の放熱が不十分である。コイル部の放熱が不十分であることで、リニアアクチュエータ及びこれを備える移動プラットフォームを長時間継続して使用することが難しい。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みたものであって、コイル部の放熱を効率よく行うことが可能なリニアアクチュエータ及びこれを備えた移動プラットフォームを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によるリニアアクチュエータは、コイル部、及び、前記コイル部に対して一方向に移動可能とされた磁石部を有するリニアモータと、前記コイル部が固定された第一ケース部、及び、前記磁石部が固定された第二ケース部を含み、前記コイル部及び前記磁石部を収容するケースと、を備える。前記第一ケース部と前記第二ケース部とは、前記一方向に相対的に移動可能に連結される。前記第一ケース部及び前記第二ケース部の少なくとも一方に、前記コイル部を前記ケースの外側に露出させる開口が形成されている。
【0007】
本発明の一態様による移動プラットフォームは、ベースと、ベースの上方に配置されるプラットフォームと、前記ベースと前記プラットフォームとを連結する複数の前記リニアアクチュエータと、を備える。複数の前記リニアアクチュエータが伸縮することで前記プラットフォームが前記ベースに対して6自由度で運動する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、リニアアクチュエータのコイル部の放熱を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第一実施形態に係る移動プラットフォームを上側から見た斜視図である。
図1の移動プラットフォームを下側から見た斜視図である。
図1、図2の移動プラットフォームに備えるリニアアクチュエータを示す斜視図である。
図3のリニアアクチュエータを示す断面図である。
図3、図4のリニアアクチュエータの分解斜視図である。
本発明の第二実施形態に係る移動プラットフォームの要部を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔第一実施形態〕
以下、図1~図5を参照して本発明の第一実施形態について説明する。
本実施形態に係る移動プラットフォームは、ドライビングシミュレータ、フライトシミュレータなどに用いられる。図1、図2に示すように、移動プラットフォーム1は、ベース2と、プラットフォーム3と、複数のリニアアクチュエータ4と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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