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公開番号2024167269
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-03
出願番号2024140819,2023075781
出願日2024-08-22,2016-01-28
発明の名称情報処理装置、情報処理プログラム、および情報処理システム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人ITOH
主分類G06F 3/12 20060101AFI20241126BHJP(計算;計数)
要約【課題】複数の画像処理装置が設置されている場合であっても、所望の画像処理装置から無線通信によって接続情報を取得する情報処理装置、プログラム及びシステムを提供する。
【解決手段】情報処理装置である無線通信端末は、傾きを測定する傾き検出部、無線通信端末の傾きが機器の形状に応じた所定の傾きであるかを判定する接続処理部、1以上の機器から出力された複数の電波を受信する受信部、受信した複数の電波夫々から電波を出力した機器を識別する識別情報を取得し、受信した電波の強度を測定する受信信号強度測定部及び受信した複数の電波のうち、取得した識別情報が一致する複数の電波における、測定した電波の強度に基づいて、該複数の電波を出力した機器への接続を行うかを判断する接続対象特定部を有する。接続処理部はさらに、無線通信端末の傾きの判定に応じて、接続を行うと判断される機器へ、該機器が出力する電波に基づいて該機器へ接続を行う。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
ネットワークを介して1以上の機器に接続可能な情報処理装置において、
前記情報処理装置の傾きを測定する測定手段と、
前記測定手段によって測定した前記情報処理装置の傾きが前記機器の形状に応じた所定の傾きであるかを判定する判定手段と、
1以上の機器から出力された複数の電波を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された複数の電波それぞれから電波を出力した機器を識別する識別情報を取得する取得手段と、
前記受信手段によって受信された電波の強度を測定する電波強度測定手段と、
前記受信手段によって受信された複数の電波のうち、前記取得手段によって取得された識別情報が一致する複数の電波における、前記電波強度測定手段によって測定された電波の強度に基づいて、該複数の電波を出力した機器への接続を行うかを判断する判断手段と、
前記判定手段による前記情報処理装置の傾きの判定に応じて、前記判断手段によって接続を行うと判断される機器へ、該機器が出力する電波に基づいて該機器へ接続を行う接続手段と
を有する、情報処理装置。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
ネットワークを介して1以上の機器に接続可能な情報処理装置において、
前記情報処理装置への所定の操作を検知する操作検知手段と、
1以上の機器から出力された複数の電波を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された複数の電波それぞれから電波を出力した機器を識別する識別情報を取得する取得手段と、
前記受信手段によって受信された電波の強度を測定する電波強度測定手段と、
前記受信手段によって受信された複数の電波のうち、前記取得手段によって取得された識別情報が一致する複数の電波における、前記電波強度測定手段によって測定された電波の強度に基づいて、前記操作検知手段によって前記所定の操作を検知された前記情報処理装置が、該複数の電波を出力した機器への接続を行うかを判断する判断手段と、
前記判断手段によって接続を行うと判断される機器へ、該機器が出力する電波に基づいて該機器へ接続を行う接続手段と
を有する、情報処理装置。
【請求項3】
前記接続手段は、前記判断手段によって接続を行うと判断される機器との間で接続する処理を行う際に、前記受信手段によって受信される電波の無線通信方式で、該無線通信方式とは異なる無線通信方式で前記機器と接続するための接続情報の少なくとも一部を取得する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
予め設定される所定の時間の経過を計測する計測手段
を有し、
前記判断手段は、前記計測手段によって前記所定の時間が経過しても、前記1又は複数の電波の発信元の各々と接続するか否かを判断できない場合、該判断を中止する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
ユーザによって所定の操作が行われた場合に、前記電波強度測定手段は、前記取得手段によって識別した前記1または複数の機器によって送信される電波の強度を測定を開始する、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
ネットワークを介して1以上の機器に接続可能な情報処理装置に、
前記情報処理装置の傾きを測定させ、
前記情報処理装置の傾きが前記機器の形状に応じた所定の傾きであるかを判定させ、
1以上の機器から出力された複数の電波を受信させ、
前記複数の電波それぞれから電波を出力した機器を識別する識別情報を取得させ、
前記受信された電波の強度を測定させ、
前記受信された複数の電波のうち、前記取得された識別情報が一致する複数の電波における、前記測定された電波の強度に基づいて、該複数の電波を出力した機器への接続を行うかを判断させ、
前記情報処理装置の傾きの判定に応じて、前記接続を行うと判断される機器へ、該機器が出力する電波に基づいて該機器へ接続を行わせる、
情報処理プログラム。
【請求項7】
ネットワークを介して1以上の機器に接続可能な情報処理装置に、
前記情報処理装置への所定の操作を検知させ、
1以上の機器から出力された複数の電波を受信させ、
前記受信された複数の電波それぞれから電波を出力した機器を識別する識別情報を取得させ、
前記受信された電波の強度を測定させ、
前記受信された複数の電波のうち、前記取得された識別情報が一致する複数の電波における、前記測定された電波の強度に基づいて、前記所定の操作を検知された前記情報処理装置が、該複数の電波を出力した機器への接続を行うかを判断させ、
前記接続を行うと判断される機器へ、該機器が出力する電波に基づいて該機器へ接続を行わせる、
情報処理プログラム。
【請求項8】
機器と、該機器と接続可能な情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
前記機器は、
該機器の操作を行う操作部の第1の傾きを表す情報を前記情報処理装置に通知する通知手段
を有し、
前記情報処理装置は、
前記情報処理装置の第2の傾きを測定する測定手段と、
前記測定手段によって測定した前記情報処理装置の第2の傾きと前記第1の傾きとの差が所定の条件を満たすかを判定する判定手段と、
1以上の機器から出力された複数の電波を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された複数の電波それぞれから電波を出力した機器を識別する識別情報を取得する取得手段と、
前記受信手段によって受信された電波の強度を測定する電波強度測定手段と、
前記受信手段によって受信された複数の電波のうち、前記取得手段によって取得された識別情報が一致する複数の電波における、前記電波強度測定手段によって測定された電波の強度に基づいて、該複数の電波を出力した機器への接続を行うかを判断する判断手段と、
前記判定手段による前記情報処理装置の第2の傾きの判定に応じて、前記判断手段によって接続を行うと判断される機器へ、該機器が出力する電波に基づいて該機器へ接続を行う接続手段と
を有する、情報処理装置システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理プログラム、および情報処理システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置に接続する際に、無線通信端末などの情報処理装置は、第1の無線通信方式によって接続情報を取得し、該接続情報を用いて第2の無線通信方式によって接続する。
【0003】
プリントデータを送信する携帯端末が所定の範囲内に入ったことを検出するまで、プリントデータに基づく画像形成を開始せずに待機し、所定の範囲内に入ったことを検出すると、その待機状態を解除する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
無線通信端末などの情報処理装置は、画像処理装置から無線通信によって送信される信号を受信し、その信号の受信信号強度が所定の閾値以上となった場合に、受信した信号に基づいて画像処理装置へ接続を行う。
【0005】
しかし、複数の画像処理装置が設置される場合には、情報処理装置は、目の前の画像処理装置とは異なる隣の画像処理装置によって無線通信によって送信される信号の受信信号強度を偶然に測定してしまう場合がある。その受信信号強度が所定の閾値よりも高い場合、情報処理装置はジョブを依頼したい画像処理装置とは異なる隣の画像処理装置に接続してしまう場合がある。
【0006】
また、無線通信端末などの情報処理装置が画像処理装置の近傍に放置され、画像処理装置から無線通信によって送信される信号を偶然に測定してしまい、その受信信号強度が所定の閾値よりも高い場合、ユーザの意に反してその画像処理装置と通信を行ってしまい、ジョブを依頼してしまうことが想定される。
【0007】
そこで、本発明は、画像処理装置に接続する際に、情報処理装置が、無線通信によって接続情報を取得し、該接続情報を用いて接続する情報処理システムにおいて、複数の画像処理装置が設置されている場合であっても、所望の画像処理装置から無線通信によって接続情報を取得することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
開示の一実施例の情報処理装置は、
ネットワークを介して1以上の機器に接続可能な情報処理装置において、
前記情報処理装置の傾きを測定する測定手段と、
前記測定手段によって測定した前記情報処理装置の傾きが前記機器の形状に応じた所定の傾きであるかを判定する判定手段と、
1以上の機器から出力された複数の電波を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された複数の電波それぞれから電波を出力した機器を識別する識別情報を取得する取得手段と、
前記受信手段によって受信された電波の強度を測定する電波強度測定手段と、
前記受信手段によって受信された複数の電波のうち、前記取得手段によって取得された識別情報が一致する複数の電波における、前記電波強度測定手段によって測定された電波の強度に基づいて、該複数の電波を出力した機器への接続を行うかを判断する判断手段と、
前記判定手段による前記情報処理装置の傾きの判定に応じて、前記判断手段によって接続を行うと判断される機器へ、該機器が出力する電波に基づいて該機器へ接続を行う接続手段と
を有する。
【発明の効果】
【0009】
開示の実施例によれば、画像処理装置に接続する際に、情報処理装置が、無線通信によって接続情報を取得し、該接続情報を用いて無線通信によって接続する情報処理システムにおいて、複数の画像処理装置が設置されている場合であっても、所望の画像処理装置から無線通信によって接続情報を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す図である。
一実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。
一実施形態に係る画像処理装置の操作部の外観の一例を示す図である。
一実施形態に係る画像処理装置の操作部のハードウェア構成例を示す図である。
一実施形態に係る画像処理装置の操作部の機能ブロック図である。
一実施形態に係る無線通信端末のハードウェア構成例を示す図である。
一実施形態に係る無線通信端末の機能ブロック図である。
無線通信端末によって受信されるデバイス情報公開パケットの受信信号強度の時間変化の一例(その1)である。
一実施形態に係る無線通信端末の動作を示すフローチャートである。
一実施形態に係る無線通信端末の機能ブロック図である。
無線通信端末において測定される加速度の一例を示す図である。
無線通信端末の傾きの一例を示す図である。
無線通信端末によって受信されるデバイス情報公開パケットの受信信号強度の時間変化の一例(その2)を示す。
無線通信端末によって受信されるデバイス情報公開パケットの受信信号強度の時間変化の一例(その3)を示す。
一実施形態に係る無線通信端末の動作を示すフローチャートである。
一実施形態に係る無線通信端末の機能ブロック図である。
一実施形態に係る無線通信端末の動作を示すフローチャートである。
一実施形態に係る無線通信端末に表示される検索画面例を示す図である。
一実施形態に係る無線通信端末の動作を示すフローチャートである。
一実施形態に係る無線通信端末に表示される検索画面例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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