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公開番号
2024167145
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-02
出願番号
2023130988
出願日
2023-08-10
発明の名称
水道管発電装置
出願人
チョン チョン ユアン
,
リン イー チー
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
F03B
17/06 20060101AFI20241125BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約
【課題】取り外しが容易な水道管発電装置の提供。
【解決手段】水道管手段と台座手段と発電手段とを備え、水道管手段はパイプ部材軸方向L1に沿って延伸するパイプ21を有し、パイプ21にパイプ部材軸方向L1に沿って延伸するスリットが設けられ、台座手段は、パイプ部材軸方向L1に沿って延伸してパイプ21内に配置されると共に、スリットに隣接する第1の台座部を有し、発電手段はパイプ部材軸方向L1に沿って第1の台座部に離間するように配置される複数の発電機41を有し、各発電機41は、力を受けてパイプ部材軸方向L1に対して斜めに延伸するインペラ軸方向L2を回転軸として回転するインペラモジュールと、第1の台座部に配置されると共に、インペラモジュールに連動されてインペラモジュールが回転する運動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気変換モジュールを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
パイプ部材軸方向に沿って延伸するパイプを有し、前記パイプに前記パイプ部材軸方向に沿って延伸するスリットが設けられている水道管手段と、
前記パイプ部材軸方向に沿って延伸するように前記パイプ内に配置され、且つ、前記スリットに隣接する第1の台座部を有する台座手段と、
前記パイプ部材軸方向に沿って互いに離間するように前記第1の台座部に配置される複数の発電機を有する発電手段と、を備え、
各前記発電機は力を受けて前記パイプ部材軸方向に対して斜めに延伸するインペラ軸方向を回転軸として回転するインペラモジュールと、前記第1の台座部に配置されると共に、前記インペラモジュールに連動されて前記インペラモジュールが回転する運動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気変換モジュールと、を有することを特徴とする水道管発電装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記水道管手段の前記スリットは上方に向かって開口することを特徴とする請求項1に記載の水道管発電装置。
【請求項3】
前記発電手段は、前記台座手段に接続し、且つ、各前記発電機の前記電気変換モジュールに電気的に接続する回路板を更に有し、前記回路板は、前記スリットの外に位置する外側端部と、前記外側端部とは反対側にあり、且つ、前記スリットに隣接する内側端部と、を有することを特徴とする請求項2に記載の水道管発電装置。
【請求項4】
前記発電手段は、前記回路板に電気的に接続することで、各前記発電機の前記電気変換モジュールにより変換される電気エネルギーを受ける蓄電ユニットを更に有することを特徴とする請求項3に記載の水道管発電装置。
【請求項5】
前記パイプの周りを囲むと共に、前記回路板に隣接して前記回路板により挿通される保護カバーを有する保護手段を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の水道管発電装置。
【請求項6】
前記台座手段は、前記パイプの外に位置し、且つ、前記第1の台座部から離間するように配置される第2の台座部と、前記スリットを挿通すると共に、前記第1の台座部及び前記第2の台座部に接続される接続部と、を更に有することを特徴とする請求項3に記載の水道管発電装置。
【請求項7】
前記パイプの周りを囲むと共に、前記回路板に隣接して前記回路板により挿通される保護カバーと、前記第2の台座部と前記パイプとの間に粘着される防水グルーと、を有する保護手段を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の水道管発電装置。
【請求項8】
前記パイプは管内空間を囲み、且つ、入口端部から前記パイプ部材軸方向(L1)に沿って出口端部まで延伸するパイプ本体を有し、前記インペラ軸方向は前記パイプ部材軸方向に対して斜めに延伸し、且つ、前記入口端部から前記出口端部へ延伸するに連れて、下から上へと徐々に前記スリットに近づくように傾くこと特徴とする請求項2に記載の水道管発電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は水道管発電裝置に関し、特に、取り替え可能な水道管発電装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に公開される水道管発電装置は、水道管と、前記水道管内に配置されるローターと、前記水道管の外側を囲むように配置されるステータとを有する。
【0003】
前記ローターは、前記水道管内に配置される複数のインペラと、各前記インペラに配置されると共に、前記水道管の内側に隣接する複数の磁石と、を有し、前記水道管内の水がこれらのインペラを通過することでこれらのインペラを回転させる際、前記ステータと前記磁石の磁場の変化による電磁誘導で発電する。
【0004】
しかし、この従来の水道管発電装置は発電できる一方、水道管内の水の流れは大きな面積を有するローターの影響により、水の流れが妨げられ、そして、この水道管発電装置の故障により修理や交換の必要がある場合、水道管を全体的に解体してから初めて修理が可能となるので、非常に不便である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
台湾特許出願公開第200925408号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って、本発明は、従来技術の欠点を改善できる水道管発電装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記問題点に鑑みて、本発明は、
パイプ部材軸方向に沿って延伸するパイプを有し、前記パイプに前記パイプ部材軸方向に沿って延伸するスリットが設けられている水道管手段と、
前記パイプ部材軸方向に沿って延伸するように前記パイプ内に配置され、且つ、前記スリットに隣接する第1の台座部を有する台座手段と、
前記パイプ部材軸方向に沿って互いに離間するように前記第1の台座部に配置される複数の発電機を有する発電手段と、を備え、
各前記発電機は力を受けて前記パイプ部材軸方向に対して斜めに延伸するインペラ軸方向を回転軸として回転するインペラモジュールと、前記第1の台座部に配置されると共に、前記インペラモジュールに連動されて前記インペラモジュールが回転する運動エネルギーを電気エネルギーに変換する電気変換モジュールと、を有することを特徴とする水道管発電装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、スリットが設けられたパイプと、台座手段と、パイプ部材軸方向に対して斜めに配置されたインペラモジュールと、電気変換モジュールとを設けることにより、発電する際に水の流れを妨げず、なお且つ発電手段をパイプから取り外して修理したり取り替えたりすることも便利である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の水道管発電装置の第1の実施例が示される斜視図である。
同第1の実施例の分解斜視図である。
同第1の実施例の側面図である。
図3におけるIV-IV線に沿った一部断面図である。
本発明の水道管発電装置の第2の実施例が示される側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明が詳しく説明される前に、以下の説明において類似する要素に関しては、全く同じものでなくても、同じ符号が振り分けられ得ることに注意されたい。
(【0011】以降は省略されています)
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