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公開番号
2025019482
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123115
出願日
2023-07-28
発明の名称
流体作動機械
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
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個人
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主分類
F03C
1/12 20060101AFI20250131BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約
【課題】流体作動機械の動作開始時に小トルクを発生させる。
【解決手段】流体作動機械1は、クランクシャフト26を回転させるピストン21~24が内部で往復運動するシリンダ室11~14と、流体収容部19からシリンダ室11~14に流体を供給する開状態と、流体収容部19からシリンダ室11~14に流体を供給しない閉状態とを切り替え可能なバルブユニット31~34と、クランクシャフト26の回転開始時に、閉状態から、閉状態と開状態の間の中間状態に遷移させる制御部70を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
動力軸を回転させるピストンが内部で往復運動するシリンダ室と、
流体収容部から前記シリンダ室に流体を供給する開状態と、前記流体収容部から前記シリンダ室に前記流体を供給しない閉状態とを切り替え可能なバルブユニットと、
前記動力軸の回転開始時に、前記閉状態から、前記閉状態と前記開状態の間の中間状態に遷移させる制御部と、
を備える、流体作動機械。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記動力軸の回転開始時に、前記バルブユニットを動作させる通電のオン・オフを繰り返して、前記中間状態に遷移させる、
請求項1に記載の流体作動機械。
【請求項3】
前記バルブユニットは、
前記開状態に切り替える開放位置と、前記閉状態に切り替える閉塞位置との間で移動する主バルブと、
前記主バルブを貫通している貫通路を閉塞又は開放する副バルブと、を有し、
前記制御部は、前記主バルブが前記閉塞位置に位置する状態で前記貫通路を開放させることで、前記中間状態に遷移させる、
請求項1に記載の流体作動機械。
【請求項4】
前記主バルブは、前記閉状態の場合には前記シリンダ室との連通部を閉塞する前記閉塞位置に位置し、前記閉状態の場合には前記連通部を開放する前記開放位置に位置し、
前記制御部は、前記主バルブが前記閉塞位置に位置する状態で前記貫通路を開放して前記連通部と連通させることで、前記中間状態に遷移させる、
請求項3に記載の流体作動機械。
【請求項5】
前記副バルブは、前記主バルブに対して移動して、前記貫通路の開閉を行う移動部材を有し、
前記制御部は、前記主バルブが前記閉塞位置に位置する状態で前記移動部材によって前記貫通路を開放することで、前記中間状態に遷移させる、
請求項4に記載の流体作動機械。
【請求項6】
前記バルブユニットは、前記移動部材を移動させる磁力を発生するために通電を受けるコイルを更に有し、
前記制御部は、前記主バルブが前記閉塞位置に位置する状態で、前記コイルへの通電のオン・オフを繰り返して、前記貫通路を閉塞する閉塞位置と前記貫通路を開放する開放位置との間で前記移動部材を往復移動させる、
請求項5に記載の流体作動機械。
【請求項7】
前記シリンダ室の圧力を検出するための圧力センサを更に備え、
前記制御部は、前記圧力センサの検出結果に基づいて、前記通電のオン・オフを制御する、
請求項2に記載の流体作動機械。
【請求項8】
前記流体作動機械は、車両に搭載されており、
前記制御部は、前記車両の発進時に、前記バルブユニットを前記閉状態から、前記閉状態と前記開状態の間の中間状態に遷移させる、
請求項1に記載の流体作動機械。
【請求項9】
収容部から供給された流体をシリンダ室への供給を制御するバルブユニットであって、
前記収容部と接続する第1流路と、
前記シリンダ室と接続する第2流路と、
前記第1流路と前記第2流路との間の第3流路と、
前記第3流路に設けられ、前記第3流路を閉塞する閉塞位置と、前記第3流路を開放する開放位置と、の間を移動可能な主バルブと、
前記主バルブに設けられ、前記主バルブが前記閉塞位置にある状態で前記第1流路と前記第2流路とを接続する第4流路と、
前記第4流路を開放または閉塞する副バルブと、
を有し、
前記第4流路の流抵抗は、前記第3流路の流抵抗よりも高い、
バルブユニット。
【請求項10】
前記主バルブと前記副バルブを制御する制御部を有し、
前記制御部は、
前記流体が前記第3流路を流れる第1状態と、前記主バルブが前記閉塞位置にあり、かつ、前記第4流路が閉塞されている第2状態と、を切り替える第1の動作モードと、
前記流体が前記第4流路を流れる第3状態と、前記第2状態と、を切り替える第2の動作モードとで、前記バルブユニットを動作させる、
請求項9に記載のバルブユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体作動機械及びバルブユニットに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
流体作動機械として、車両に搭載されているポンプモータが利用されている。下記の特許文献1のポンプモータにおいては、ピストンが並進運動するシリンダにオイルを供給することで、ピストンによって動力軸であるクランクシャフトを回転させて、動力を伝達する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-55018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の技術では、高圧チャンバからシリンダにオイルを供給するためにバルブを開いた際に、シリンダ内の圧力が高圧チャンバの圧力と同じになる。このため、動力軸によるトルクが大きくなり、例えば車両の発進時に必要な小さなトルクを発生させることが困難である。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、流体作動機械の動作開始時に小トルクを発生させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様においては、動力軸を回転させるピストンが内部で往復運動するシリンダ室と、流体収容部から前記シリンダ室に流体を供給する開状態と、前記流体収容部から前記シリンダ室に前記流体を供給しない閉状態とを切り替え可能なバルブユニットと、前記動力軸の回転開始時に、前記閉状態から、前記閉状態と前記開状態の間の中間状態に遷移させる制御部と、を備える、流体作動機械を提供する。
【0007】
また、前記制御部は、前記動力軸の回転開始時に、前記バルブユニットを動作させる通電のオン・オフを繰り返して、前記中間状態に遷移させることとしてもよい。
【0008】
また、前記バルブユニットは、前記開状態に切り替える開放位置と、前記閉状態に切り替える閉塞位置との間で移動する主バルブと、前記主バルブを貫通している貫通路を閉塞又は開放する副バルブと、を有し、前記制御部は、前記主バルブが前記閉塞位置に位置する状態で前記貫通路を開放させることで、前記中間状態に遷移させることとしてもよい。
【0009】
また、前記主バルブは、前記閉状態の場合には前記シリンダ室との連通部を閉塞する前記閉塞位置に位置し、前記閉状態の場合には前記連通部を開放する前記開放位置に位置し、前記制御部は、前記主バルブが前記閉塞位置に位置する状態で前記貫通路を開放して前記連通部と連通させることで、前記中間状態に遷移させることとしてもよい。
【0010】
また、前記副バルブは、前記主バルブに対して移動して、前記貫通路の開閉を行う移動部材を有し、前記制御部は、前記主バルブが前記閉塞位置に位置する状態で前記移動部材によって前記貫通路を開放することで、前記中間状態に遷移させることとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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