TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025025861
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023131056
出願日2023-08-10
発明の名称発電システム
出願人ソフトバンクグループ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類F03B 17/06 20060101AFI20250214BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】効率よく発電を行う。
【解決手段】発電システムは、水を貯留する水タンクと、大規模演算を行うサーバ装置の排熱を利用して水を蒸発させた蒸気を蒸留配管により蒸留した蒸留水を貯留する貯留部と、水タンクと、貯留部とを接続する発電用配管と、貯留部に貯留した蒸留水が発電用配管を流れる際のエネルギーにより発電を行う発電部とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水を貯留する水タンクと、
大規模演算を行うサーバ装置の排熱を利用して前記水を蒸発させた蒸気を蒸留配管により蒸留した蒸留水を貯留する貯留部と、
前記水タンクと、前記貯留部とを接続する放流配管と、
前記貯留部に貯留した前記蒸留水が前記放流配管を流れる際のエネルギーにより発電を行う発電部と
を含む発電システム。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記貯留部は、前記水タンクよりも高い位置に配置される
請求項1に記載の発電システム。
【請求項3】
前記蒸留配管は、前記水タンクに近い側の配管に断熱部材が設けられる
請求項1に記載の発電システム。
【請求項4】
前記発電部は、
前記貯留部に貯留した前記蒸留水の量が閾値以上となった場合に、前記貯留部に貯留した前記蒸留水を前記水タンクへ放流して発電を行う
請求項1に記載の発電システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発電システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、上流に配置されたダムから下流に放流する際の水の流れを利用して発電を行う水力発電が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-108859号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、効率よく発電を行う点で更なる改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の態様によれば、発電システムが提供される。当該発電システムは、水を貯留する水タンクと、大規模演算を行うサーバ装置の排熱を利用して前記水を蒸発させた蒸気を蒸留配管により蒸留した蒸留水を貯留する貯留部と、前記水タンクと、前記貯留部とを接続する発電用配管と、前記貯留部に貯留した前記蒸留水が前記発電用配管を流れる際のエネルギーにより発電を行う発電部とを含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本実施形態に係る発電システムの一例を概略的に示す図である。
本実施形態に係る発電システムの処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0008】
図1は、本実施形態に係る発電システムSの一例を概略的に示す。発電システムSは、サーバルーム1と、水タンク20と、貯留部22と、発電部30とを含む。
【0009】
サーバルーム1は、内部が吸気室2と排気室3とに区分けされ、吸気室2と排気室3との間にサーバ装置10が配置される。サーバ装置10は、例えば、AGI(Artificial General Intelligence)に関わる処理等といった大規模演算を行うサーバ装置である。また、吸気室2および排気室3は、それぞれ循環配管4に接続される。具体的には、排気室3は、加熱配管5を介して循環配管4に接続される。
【0010】
水タンク20は、液体の水を貯留するタンクである。水タンク20は、加熱配管5に接する。また、水タンク20は、上方において蒸留配管21に接続される。また、水タンク20は、不図示の水道配管に接続され、水タンク20内の水の量が閾値未満となった場合に、水道配管から水が補充される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
河川水発電所
28日前
個人
コアンダ翼式風車
1か月前
個人
没水体積の浮体発電
1か月前
個人
波力エンジン
1か月前
個人
発電装置
16日前
個人
発電装置
17日前
個人
砂蓄熱式風力発電装置
27日前
個人
重力利用回転装置
23日前
株式会社フォトラダ
発電設備
1か月前
個人
垂直型風力発電装置
8日前
有限会社スタジオ・シオン
反重力推進装置
20日前
個人
発電装置、貯留タンクおよび発電方法
1か月前
三鷹光器株式会社
垂直軸風車構造
15日前
個人
浮力と重力のバランスを利用した動力発生装置。
1か月前
戸田建設株式会社
洋上風力発電設備の組立用支援装置
2日前
三鷹光器株式会社
増風機構付き垂直軸風車構造
1か月前
三鷹光器株式会社
増風機構付き垂直軸風車構造
20日前
三菱重工業株式会社
風車翼及び風車翼の設計方法
21日前
いすゞ自動車株式会社
流体作動機械
1か月前
音羽電機工業株式会社
風車ブレードの避雷装置及び避雷方法
1か月前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
21日前
トヨタ自動車株式会社
風力発電用冷却装置
1日前
コベルコ・コンプレッサ株式会社
圧縮気体貯蔵発電装置
1か月前
三菱重工業株式会社
風車翼の保護層範囲決定方法及び風車翼
22日前
東洋エンジニアリング株式会社
地熱発電システム
27日前
株式会社桧鉄工所
浮体式水車装置、及び、浮体式の潮流発電設備
1か月前
株式会社テックコーポレーション
水力発電機および電解水生成装置
28日前
株式会社パンタレイ
縦渦式風車
20日前
株式会社日立製作所
監視装置、風力発電システムおよび監視方法
22日前
合同会社加速流グリーンパワー研究所
集風型風車
1か月前
株式会社東芝
ランナ、および、その製造方法
1か月前
ゼネラル エレクトリック レノバブレス エスパーニャ, エセ.エレ.
風力タービンのピッチ軸受の潤滑方法
9日前
株式会社日立パワーソリューションズ
風車のタワー撮像システム
1か月前
ゼネラル エレクトリック レノバブレス エスパーニャ, エセ.エレ.
外部電源を備えた風力タービンシステムおよび方法
9日前
ビーエイチイー ターボマシナリー リミテッド ライアビリティ カンパニー
改良された可逆ポンプタービン敷設
1か月前
サステイナブル マリン エナジー リミテッド
海洋発電システム
1か月前
続きを見る