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公開番号
2025013729
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-27
出願番号
2023116357
出願日
2023-07-15
発明の名称
水力発電システム
出願人
個人
代理人
個人
主分類
F03B
11/08 20060101AFI20250120BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約
【課題】流水中に混入しているごみが除去できるごみ取り具を備えた水力発電システムを提供することを目的としている。
【解決手段】水路50の落差を利用して発電する水力発電システムSであって、前記水路50からの落水を利用して発電機20を駆動する水車10を建屋40内に備え、前記建屋40の屋根41には水流を前記水車10の上部に落水させる下り勾配とされた落水部52が配設され、前記落水部52の前記水車10上方に位置する箇所には、落水開口52aが配設され、前記落水開口52aには落水に混入しているごみを除去するごみ取り具60が配設され、前記ごみ取り具60の下流側端部下部にはごみ排出部材70が配設され、前記建屋e40の前記落水開口52aに対応する箇所に屋根側開口41cが配設されてなることを特徴とする水力発電システムSである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水路の落差を利用して発電する水力発電システムであって、
前記水路からの落水を利用して発電機を駆動する水車を格納体内に備え、
前記格納体の屋根には水流を前記水車の上部に落水させる下り勾配とされた落水部が配設され、
前記落水部の前記水車上方に位置する箇所には、落水開口が配設され、
前記落水開口には落水に混入しているごみを除去するごみ取り具が配設され、
前記ごみ取り具の下流側端部下部にはごみ排出部材が配設され、
前記格納体の前記落水開口に対応する箇所に屋根側開口が配設されてなる
ことを特徴とする水力発電システム。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
ごみ取り具は、所要数のごみ取り部材を水路の幅方向に所定の間隔を設けるとともに、所定の傾斜を設けて配設されてなることを特徴とする請求項1記載の水力発電システム。
【請求項3】
ごみ排出部材はラック状部材とされ、凸部上面にごみ排出部材の下流側端部が載置され、凹部がごみ排出部とされてなることを特徴とする請求項2記載の水力発電システム。
【請求項4】
ごみ排出部材は、格納体の下流側壁面上端に配設されてなることを特徴とする請求項1記載の水力発電システム。
【請求項5】
ごみ排出部材は、格納体の下流側に設けられた支柱間に設けられた梁上面に配設されてなることを特徴とする請求項1記載の水力発電システム。
【請求項6】
屋根側開口下方には、貯留タンクが配設され、
前記貯留タンクは、吐出口が水車を望むように配設されてなる
ことを特徴とする請求項1記載の水力発電システム。
【請求項7】
貯留タンクは、逆台形状とされてなることを特徴とする請求項6記載の水力発電システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は水力発電システムに関する。さらに詳しくは、自然河川における流水からごみを除去するごみ取り具を有する水力発電システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
自然河川の水流エネルギーを利用した水力発電装置は、特許文献等で種々散見される中、本発明者は、特許文献1に示すように、河川の水量に左右されることなく、水車に常時充分な回転力を付与し、少ない水量の下でも安定的な発電を行える水力発電装置を既に提案している。
【0003】
しかしながら、特許文献1に示す水力発電装置においては、水車に落下する流水からごみを除去するごみ取り具が設けられていないため、流水中に混入しているごみが除去されずに水車に落下して水車の稼働率を低下させるという問題があることが判明した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5217025号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明はかかる従来技術の課題に鑑みなされたものであって、流水中に混入しているごみが除去できるごみ取り具を備えた水力発電システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、水路の落差を利用して発電する水力発電システムであって、前記水路からの落水を利用して発電機を駆動する水車を格納体内に備え、前記格納体の屋根には水流を前記水車の上部に落水させる下り勾配とされた落水部が配設され、前記落水部の前記水車上方に位置する箇所には、落水開口が配設され、前記落水開口には落水に混入しているごみを除去するごみ取り具が配設され、前記ごみ取り具の下流側端部下部にはごみ排出部材が配設され、前記格納体の前記落水開口に対応する箇所に屋根側開口が配設されてなることを特徴とする水力発電システムに関する。
【0007】
本発明の第1態様においては、ごみ取り具は、所要数のごみ取り部材を水路の幅方向に所定の間隔を設けるとともに、所定の傾斜を設けて配設されてなるものとされる。
【0008】
本発明の第2態様においては、ごみ排出部材はラック状部材とされ、凸部上面にごみ排出部材の下流側端部が載置され、凹部がごみ排出部とされてなるものとされる。
【0009】
本発明の第3態様においては、ごみ排出部材は、格納体の下流側壁面上端に配設されてなるものとされる。
【0010】
本発明の第4態様においては、ごみ排出部材は、格納体の下流側に設けられた支柱間に設けられた梁上面に配設されてなるものとされる。
(【0011】以降は省略されています)
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