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公開番号
2024163692
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023079523
出願日
2023-05-12
発明の名称
エンジン試験設備
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
G01M
15/10 20060101AFI20241115BHJP(測定;試験)
要約
【課題】エンジンを保護する。
【解決手段】エンジン試験設備は、下流排気管に接続可能な接続端部を備え、前記エンジンの排気ガスを排出する排気ファンを有する。前記エンジン試験設備は、上流排気管に接続可能な接続配管を備え、前記エンジンの排気ガスを取り込む貯蔵タンクを有する。前記エンジン試験設備は、前記接続配管に取り付けられ、オープン状態とクローズ状態とに作動するタンクバルブを有する。前記エンジン試験設備は、前記タンクバルブを制御する制御システムを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジン本体の排気ポートに接続される上流排気管と、前記上流排気管に接続される触媒コンバータと、前記触媒コンバータに接続される下流排気管と、を備えたエンジンの試験運転に用いられるエンジン試験設備であって、
前記下流排気管に接続可能な接続端部を備え、前記エンジンの排気ガスを排出する排気ファンと、
前記上流排気管に接続可能な接続配管を備え、前記エンジンの排気ガスを取り込む貯蔵タンクと、
前記接続配管に取り付けられ、前記接続配管を連通させるオープン状態と遮断するクローズ状態とに作動するタンクバルブと、
互いに通信可能に接続されるプロセッサおよびメモリを備え、前記タンクバルブを制御する制御システムと、
を有する、エンジン試験設備。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のエンジン試験設備において、
前記制御システムは、
前記エンジンの運転中に、前記タンクバルブをオープン状態に制御し、前記エンジンの排気ガスを前記貯蔵タンクに取り込む第1ステップと、
前記第1ステップを実行した後に、前記タンクバルブをクローズ状態に制御し、前記エンジンの排気ガスを前記貯蔵タンクに保持する第2ステップと、
前記第2ステップを実行した後において前記エンジンが緊急停止する場合に、前記タンクバルブをオープン状態に制御し、前記貯蔵タンクから前記触媒コンバータに向けて排気ガスを放出する第3ステップと、を実行する、
エンジン試験設備。
【請求項3】
請求項1に記載のエンジン試験設備において、
前記貯蔵タンクは、前記接続配管としての第1配管と、前記下流排気管に接続可能な第2配管と、を有し、
前記エンジン試験設備は、前記タンクバルブとしての第1バルブと、前記第2配管に取り付けられてオープン状態とクローズ状態とに作動する第2バルブと、を有し、
前記制御システムは、
前記エンジンの運転中に、前記第1バルブをオープン状態に制御し、かつ前記第2バルブをオープン状態に制御し、前記エンジンの排気ガスを前記貯蔵タンクに取り込む第1ステップと、
前記第1ステップを実行した後に、前記第1バルブをクローズ状態に制御し、かつ前記第2バルブをクローズ状態に制御し、前記エンジンの排気ガスを前記貯蔵タンクに保持する第2ステップと、
前記第2ステップを実行した後において前記エンジンが緊急停止する場合に、前記第1バルブをオープン状態に制御し、かつ前記第2バルブをクローズ状態に保持し、前記貯蔵タンクから前記触媒コンバータに向けて排気ガスを放出する第3ステップと、を実行する、
エンジン試験設備。
【請求項4】
請求項1に記載のエンジン試験設備において、
前記接続配管に取り付けられ、前記タンクバルブに並列に配置される圧送機を有し、
前記制御システムは、
前記エンジンの運転中に、前記タンクバルブをオープン状態に制御し、前記エンジンの排気ガスを前記貯蔵タンクに取り込む第1ステップと、
前記第1ステップを実行した後に、前記タンクバルブをクローズ状態に制御し、前記エンジンの排気ガスを前記貯蔵タンクに保持する第2ステップと、
前記第2ステップを実行した後において前記エンジンが緊急停止する場合に、前記タンクバルブをクローズ状態に保持したまま前記圧送機を駆動し、前記貯蔵タンクから前記触媒コンバータに向けて排気ガスを放出する第3ステップと、を実行する、
エンジン試験設備。
【請求項5】
請求項1に記載のエンジン試験設備において、
前記貯蔵タンクは、前記接続配管としての第1配管と、前記下流排気管に接続可能な第2配管と、を有し、
前記エンジン試験設備は、前記タンクバルブとしての第1バルブと、前記第2配管に取り付けられてオープン状態とクローズ状態とに作動する第2バルブと、前記第2配管に取り付けられて前記第2バルブに直列に配置される圧送機と、を有し、
前記制御システムは、
前記エンジンの運転中に、前記第1バルブをオープン状態に制御し、かつ前記第2バルブをオープン状態に制御し、前記エンジンの排気ガスを前記貯蔵タンクに取り込む第1ステップと、
前記第1ステップを実行した後に、前記第1バルブをクローズ状態に制御し、かつ前記第2バルブをクローズ状態に制御し、前記エンジンの排気ガスを前記貯蔵タンクに保持する第2ステップと、
前記第2ステップを実行した後において前記エンジンが緊急停止する場合に、前記第1バルブをオープン状態に制御し、前記第2バルブをオープン状態に制御し、かつ前記圧送機を駆動して前記下流排気管から前記貯蔵タンクに排気ガスを取り込み、前記貯蔵タンクと前記触媒コンバータとの間で排気ガスを循環させる第3ステップと、を実行する、
エンジン試験設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、エンジン試験設備に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジンの試験運転を実施するため、ダイナモメータ等を備えたエンジン試験設備が開発されている(特許文献1~3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-303897号公報
特開2004-117259号公報
特開2011-242194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、試験運転中のエンジンに異常燃焼等が認められた場合には、エンジンおよびエンジン試験設備を保護する観点から、エンジンを緊急停止させることが一般的である。しかしながら、空燃比がリッチである等のエンジン運転状況によっては、エンジンが緊急停止されると触媒コンバータの温度が過度に上昇し、触媒コンバータを劣化させてしまう虞がある。このため、試験運転中のエンジンが緊急停止した場合であっても、触媒コンバータの温度上昇を抑制してエンジンを保護することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示によれば、エンジン試験設備は、エンジン本体の排気ポートに接続される上流排気管と、前記上流排気管に接続される触媒コンバータと、前記触媒コンバータに接続される下流排気管と、を備えたエンジンの試験運転に用いられるエンジン試験設備であって、前記下流排気管に接続可能な接続端部を備え、前記エンジンの排気ガスを排出する排気ファンと、前記上流排気管に接続可能な接続配管を備え、前記エンジンの排気ガスを取り込む貯蔵タンクと、前記接続配管に取り付けられ、前記接続配管を連通させるオープン状態と遮断するクローズ状態とに作動するタンクバルブと、互いに通信可能に接続されるプロセッサおよびメモリを備え、前記タンクバルブを制御する制御システムと、を有する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、エンジンを保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
一実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
制御ユニットの基本構造の一例を示す図である。
エンジン保護制御の実行手順の一例を示すフローチャートである。
エンジン保護制御の実行手順の一例を示すフローチャートである。
エンジン保護制御の実行状況の一例を示す図である。
エンジン保護制御の実行状況の一例を示す図である。
エンジン保護制御の実行状況の一例を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
他の実施形態であるエンジン試験設備を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一または実質的に同一の構成や要素については、同一の符号を付して繰り返しの説明を省略する。
【0009】
<第1実施形態>
<エンジン試験設備>
図1および図2は一実施形態であるエンジン試験設備10を示す図である。図1にはエンジン20が取り外された状態のエンジン試験設備10が示されており、図2にはエンジン20が取り付けられた状態のエンジン試験設備10が示されている。
【0010】
図1に示すように、エンジン試験設備10は、貯蔵タンク11を備えたタンクユニット12と、ダイナモメータ13を備えたダイナモユニット14と、を有している。また、エンジン試験設備10は、排気ファン15を備えた排気ユニット16と、制御ユニット17および制御盤18を備えた制御システム19と、を有している。図2に示すように、ダイナモユニット14は、エンジン20のクランク軸21に連結されており、タンクユニット12および排気ユニット16は、エンジン20の排気系22に取り付けられている。また、制御システム19は、タンクユニット12、ダイナモユニット14および排気ユニット16に対して通信可能に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
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