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公開番号
2024163679
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023079501
出願日
2023-05-12
発明の名称
溶接ワイヤ送給装置および溶接装置
出願人
株式会社ダイヘン
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B23K
9/133 20060101AFI20241115BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】消費電力を一層低減することが可能な溶接ワイヤ送給装置および溶接装置を提供する。
【解決手段】ワイヤ送給装置20は、溶接ワイヤ2のスプール3が取り付け可能であり、スプール3と一体に回転するように構成された回転軸21と、回転軸21の回転によって発電する発電機25と、発電機25が発電した電力を蓄電する蓄電装置27と、蓄電装置27の電力を使用する負荷装置28とを備える。好ましくは、ワイヤ送給装置20は、溶接ワイヤ2をスプール3から引き出して溶接トーチ50に送給する送給ロール23と、送給ロール23を駆動する送給モータ24と、送給モータ24と発電機25とを制御する制御装置100とをさらに備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
溶接ワイヤのスプールが取り付け可能であり、前記スプールと一体に回転するように構成された回転軸と、
前記回転軸の回転によって発電する発電機と、
前記発電機が発電した電力を蓄電する蓄電装置と、
前記蓄電装置の電力を使用する負荷装置とを備える、ワイヤ送給装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記溶接ワイヤを前記スプールから引き出して溶接トーチに送給する送給ロールと、
前記送給ロールを駆動する送給モータと、
前記送給モータと前記発電機とを制御する制御装置とをさらに備える、請求項1に記載のワイヤ送給装置。
【請求項3】
前記負荷装置は、前記送給モータの回転を検知する検知装置を含む、請求項2に記載のワイヤ送給装置。
【請求項4】
前記負荷装置は、前記ワイヤ送給装置に配置された照明を含む、請求項1に記載のワイヤ送給装置。
【請求項5】
前記ワイヤ送給装置は、ガス容器から供給されるシールドガスを溶接トーチに流すガス流路をさらに備え、
前記負荷装置は、前記ガス流路に設けられた電磁弁を含む、請求項1に記載のワイヤ送給装置。
【請求項6】
請求項1~5のいずれかに記載のワイヤ送給装置と、
前記溶接ワイヤが前記ワイヤ送給装置から送給される溶接トーチと、
前記溶接トーチに保持された前記溶接ワイヤに溶接電流を供給する溶接電源とを備える、溶接装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、消耗電極である溶接ワイヤを溶接トーチに送給する溶接ワイヤ送給装置およびそれを備える溶接装置に関する。
続きを表示(約 930 文字)
【背景技術】
【0002】
消耗電極として溶接ワイヤを用いるガスシールドアーク溶接においては、一般に設定した溶接電流に対応する速度で、溶接ワイヤをトーチに送給するように制御が行なわれる。
【0003】
特開2021-49548号公報(特許文献1)には、溶接ワイヤをトーチに送給する送給装置の一例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-49548号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
溶接機器の電源は、溶接電流等に関するパワー系、各種制御装置に供給される制御系ともに、商用電源から供給される。脱炭素社会実現のために電力消費を抑えた製品が求められており、溶接機器にも同様な要求がある。
【0006】
従来、消費電力の低減については、主として、溶接電源をインバータ化してパワー系の電力効率を高めることにより実現していた。しかし、他の部分についても消費電力を低減させる余地が残る。
【0007】
本開示は、このような課題を解決するものであって、消費電力を一層低減することが可能な溶接ワイヤ送給装置および溶接装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示は、ワイヤ送給装置に関する。ワイヤ送給装置は、溶接ワイヤのスプールが取り付け可能であり、スプールと一体に回転するように構成された回転軸と、回転軸の回転によって発電する発電機と、発電機が発電した電力を蓄電する蓄電装置と、蓄電装置の電力を使用する負荷装置とを備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示の溶接ワイヤ送給装置および溶接装置によれば、スプールの回転エネルギーを捨てることなく電力に変換するので、さらなる消費電力の低減が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態に係る溶接装置の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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