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公開番号2024161401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-19
出願番号2024121333,2023125583
出願日2024-07-26,2022-12-28
発明の名称口腔ケア支援システム
出願人サンスター株式会社
代理人弁理士法人柳野国際特許事務所
主分類G01N 33/569 20060101AFI20241112BHJP(測定;試験)
要約【課題】口腔の健康状態を維持・向上させることを目的としてた検体検査および口腔ケア支援のためのシステムを提供せんとする。
【解決手段】口腔内細菌またはカンジタ菌に関連する検査と、糖代謝に関連する血液検査を検査項目に含む検体検査。および口腔内細菌またはカンジタ菌に関連する検査と、糖代謝に関連する血液検査を検査項目に含む検体検査結果と被験者の諸情報を解析することにより被験者の口腔の健康状態の維持・改善を実現させ得る口腔ケア支援サービスを提供する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
口腔や咽喉に存在する細菌および/またはカンジタ菌に関連する核酸検査と、血糖値測定、ヘモグロビンa1c値測定、酸化HDL値測定および高感度CRP検査からなる群から選ばれる1または2以上の検査、とを検査項目に含む、検体検査。
続きを表示(約 3,200 文字)【請求項2】
口腔や咽喉に存在する細菌に少なくとも、
Porphyromonas
g
ingivalis

Treponema denticola

Tannerella forsythia

Prevotella intermedia

Aggregatibacter actinomycetemcomitans
、フゾバクテリウム(
Fusobacterium nucleatum
など)、
Streptococcus mutans

Streptococcus sobrinus

Streptococcus downei

Streptococcus rattus

Actinomyces naeslundii

Actinomyces viscosus

Actinomyces odontolyticus

Actinomyces oris

Streptococcus sanguinis

Streptococcus gordonii

Streptococcus oralis

Streptococcus mitis

Prevotella nigrescens

Porphyromonas pasteri

Veillonella dispar

Veillonella parvula

Aggregatibacter actinomycetemcomitans

Corynebacterium matruchotii
、および
Streptcoccus constellatus
からなる群から選ばれる1または2以上の細菌が含まれる、請求項1に記載の検体検査。
【請求項3】
口腔や咽喉に存在する細菌に少なくとも
Porphyromonas gingivalis
が含まれる、請求項2に記載の検体検査。
【請求項4】
検体検査の結果に加えて、被験者の口腔に関する情報を提供する、請求項1~3の何れか1項に記載の検体検査。
【請求項5】
被験者の口腔に関する情報において、少なくとも口腔の健康状態に関する情報、口腔の健康におけるリスク要因に関する情報、口腔衛生に関する情報、および推奨する口腔ケア商品に関する情報に該当する情報が含まれる、請求項4に記載の検体検査。
【請求項6】
被験者の口腔に関する情報において、歯科保健指導に関する情報が含まれる、請求項4に記載の検体検査。
【請求項7】
核酸検査に供する検査サンプルが、静脈からの採血サンプルか、口腔内、咽喉内若しくは口腔内組織からの採取によって得られる検体検査サンプルである、請求項1に記載の検体検査。
【請求項8】
口腔や咽喉に存在する細菌および/またはカンジタ菌に関連する、核酸検査の結果情報と、下記の(i)または(ii)の情報を利用して、被験者の口腔を健全な状態に向上若しくは維持させるために有用な情報を作成し、核酸検査の結果情報と作成した有用な情報を、検査依頼者および/または被験者に提供する、口腔ケア支援システム。
(i)少なくとも血糖値測定、ヘモグロビンa1c値測定、酸化HDL値測定 、および高感度CRP検査からなる群の1つまたは2つ以上の検査項目を含む血液検査の結果情報
(ii)少なくとも被験者自身の性別 、年齢、身長、体重、腹囲長、BMI、ウェスト長・ヒップ長比率、血族近縁者の病歴情報の一般属性情報、口腔や全身の健康状態に対する自覚情報、治療履歴情報、口腔衛生習慣・食生活や生活習慣・運動習慣・飲酒習慣・喫煙習慣の実態情報、就寝時行動情報および心理状態情報、の何れかに含まれる1つ又は2以上の情報を含む、被験者情報
【請求項9】
口腔や咽喉に存在する細菌および/またはカンジタ菌に関連する、核酸検査の結果情報と、下記の(i)および(ii)の情報を利用して、被験者の口腔を健全な状態に向上若しくは維持させるために有用な情報を作成し、核酸検査の結果情報の一部若しくは全てと作成した有用な情報を、検査依頼者および/または被験者に提供する、口腔ケア支援システム。
(i)少なくとも血糖値測定、ヘモグロビンa1c値測定、酸化HDL値測定、および高感度CRP検査からなる群の1つまたは2つ以上の検査項目を含む血液検査の結果情報
(ii)少なくとも被験者自身の性別、年齢、身長、体重、腹囲長、BMI、ウェスト長・ヒップ長比率、血族近縁者の病歴情報の一般属性情報、口腔や全身の健康状態に対する自覚情報、治療履歴情報、口腔衛生習慣・食生活や生活習慣・運動習慣・飲酒習慣・喫煙習慣の実態情報、就寝時行動情報および心理状態情報、の何れかに含まれる1つ又は2以上の情報を含む、被験者情報
【請求項10】
口腔や咽喉に存在する細菌に少なくとも、
Porphyromonas gingivalis

Treponema denticola

Tannerella forsythia

Prevotella intermedia

Aggregatibacter actinomycetemcomitans
、フゾバクテリウム(
Fusobacterium nucleatum
など)、
Streptococcus mutans

Streptococcus sobrinus

Streptococcus downei

Streptococcus rattus

Actinomyces naeslundii

Actinomyces viscosus

Actinomyces odontolyticus

Actinomyces oris

Streptococcus sanguinis

Streptococcus gordonii

Streptococcus oralis

Streptococcus mitis

Prevotella nigrescens

Porphyromonas pasteri

Veillonella dispar

Veillonella parvula

Aggregatibacter actinomycetemcomitans

Corynebacterium matruchotii
、および
Streptcoccus constellatus
からなる群から選ばれる1または2以上の細菌が含まれる、請求項8または9に記載の、口腔ケア支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも口腔の健康状態との関連が知られつつある体内における糖代謝の状態を推定できる血液検査と、口腔の健康状態に影響を与えている可能性がある細菌の菌種や菌株を特定するための抗原抗体反応を利用した検査を併せて実施する検体検査を提供する。全身の健康の管理や維持・向上、医科的措置の一環として一般的に広く実施されている検体検査において本発明の検査を実施することにより、国民の口腔の健康状態の維持・改善を支援することができる。さらには、前記検査結果を歯科領域の医療機関や歯科保健指導を実施する機関に提供することで、効果的な治療や口腔の健康状態の維持・管理に関する指導を可能にしたり、さらに被験者の口腔機能の状態に関する情報や口腔機能の維持・向上に有用な情報を提供することで、被験者の口腔の健康状態の維持や向上を図り、更には被験者のQOLの維持・向上をも実現できる、口腔ケア支援システムに関する。
続きを表示(約 5,900 文字)【背景技術】
【0002】
口腔機能の維持・向上が人のQOLの維持・向上に不可欠であることが知られつつあり、特に、口腔機能の低下が著しくなる高齢化が急速に進行しつつある近年において、若年層も含めた幅広い年代に対して、口腔の健康状態を維持・向上させることにより、将来の口腔機能の維持や向上を図る必要が高まっている。この口腔機能の維持や向上のためには少なくとも口腔の健康状態の維持・向上が必須条件である。国においても、「歯周疾患は早期においては明確な自覚症状が現れにくく、歯の動揺、歯肉からの排膿といった自覚症状が出た時には、歯科保健指導や歯科治療によっても、歯の喪失を防ぐことは困難となる場合が多い。したがって歯の喪失を予防するためには歯周疾患検診が不可欠であり、早期に歯周疾患を発見し、適切な歯科保健指導や歯科診療が受診できるようにすることが重要である」ことから、「口腔の健康を維持し、噛むことは会話、姿勢維持、咀嚼、嚥下等の「自立」に大きく影響し、介護予防としての効果も期待されている。」このため、国は、「口腔機能や口腔の健康を向上したり維持することで、高齢期のQOLの維持・向上が期待できる」との考えから、現在、40、50、60および70歳を対象に歯周疾患検診を実施している。しかし、現状は歯科疾患検診実施の普及が滞っており、全国の推定受診率は平成12年度1.27%、平成17年度2.74%、平成22年度3.34%、平成27年度4.30%と殆ど実施されていない状況にある。さらに、歯周疾患検診より簡易な歯科検診であっても受診率は20-79歳において約半数の52.9%に留まっており、特に男性に限ると、20-29歳(43.3%)、30-39歳(44.6%)、40-49歳(49.4%)と低いという現状にある(国民健康・栄養調査(2016))。国としては、前記の課題を解消するため、経済財政運営の指針「骨太の方針」に「全国民に毎年の歯科検診を義務つける“国民皆歯科検診”制度の導入方針を盛り込むことに関する是非の検討を着手すると2022年5月に公表しており、今後、実現に向けての施策が講じられる。
【0003】
歯周疾患検診や歯科検診は、専門的な技量を有する歯科医師や歯科衛生士が被験者の各部位の歯牙や歯肉、歯垢などの状態を目視観察や器具・試薬を用いた検査などで把握する検査項目を含んでいることから、被験者一人に対して少なくとも20-40分程度の検査時間が必要とされている。これらの検診を確実に実施するためには、被験者数に見合った人数の専門家の確保に加え、口腔内に可視光線を照射できる証明装置が備わった検診用の椅子や口を漱いだりできる環境や検査専用の特殊な器具などの検査特有の設備や器具を準備する必要があり、多人数の被験者に対応するためには人数に見合った広い検査会場を確保する必要があり、これらは検診実施の普及を阻んでいる一因になっている。さらには、歯科検診に必要な費用は基本的な検査項目だけ実施した場合でも一般的に被験者一人当たり5000円前後が必要である。国民全員に対して歯科検診を実施する場合、巨額の実施費用を捻出する必要がある。また、1年に1回程度の実施が好ましいことから、費用を捻出において大きな課題となる。実施費用の負担については、国家予算や健康保険予算は既に逼迫状況にあることから全ての費用の捻出は困難である。被験者の負担にした場合は、生命に直接関係する検査ではないことや中間層以下の個人所得額が大幅に低減しつつあることなどを考慮すると、被験者が多額の費用負担までして定期的に検診を受診することは考えにくい。したがって、国民皆歯科検診制度が制定されたとしても、歯科皆検診実現に対して絶対数が不足している専門家や検査場所や器具等の検査環境の確保、および実施するために必要な多額の費用の捻出などを解決し実現させるかが大きな課題となると推測できる。
【0004】
一方、歯周病の原因菌とされる細菌などの情報を提供するため、口腔内から採取したサンプル中に含まれる特定の細菌を特定するマーカーを利用した検査が提案されている。(特許文献1、2)この検査は歯周病などの広義の口腔感染症の原因菌と言われる特定の細菌の口腔内での存在の有無を精確に判断できるが歯周病の診断は診断基準に基づいて歯周組織の状態や炎症の程度を確認して実施されることから、前記の検査は歯周病を治療する際の参考情報の把握を必要とする一部の歯科医師などによって実施されるにとどまっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2004/106541号
国際公開第2000/039583号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、口腔の衛生状態が全身疾患などの口腔以外への悪影響を与えたり、特に高齢者におけるQOLを低下させたりすることが知られつつあり、加齢等に伴う口腔機能の維持や低下の防止や口腔機能と密接な関係にある口腔の状態を健康な状態に向上させ維持させることが高齢化社会を迎えている現在社会において大きな課題になりつつある。一方、検査の実施環境や所用費用などの理由から、歯周疾患検診や歯科検診等の口腔の健康状態を把握する検査が国民間において広く実施されていない状況であり、これら実施を阻む要因を解消した手段で口腔の衛生状態を定期的に把握し、口腔の健康状態の向上や維持・管理を実現させる必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、鋭意検討した結果、解決しようとするところは、被験者や検査実施者等に労力や費用などの大きな負担をかけることなく、国民の口腔の健康を向上させ、維持管理に貢献するために実施する口腔の健康状態を把握できる検体検査を提供するものである。具体的には、口腔の健康状態に影響を及ぼし得る口腔内細菌やカンジタ菌に関する核酸検査、抗原検査および抗体検査からなる群から選ばれる1つまたは2つ以上の検査項目に加え、血糖値やヘモグロビンa1c値などの血液検査を実施し、それらの検体検査の結果から被験者の口腔の健康状態を推測するとともに、歯科治療、歯周疾患検診、歯科検診や歯科保健指導などを必要とする被験者を推測する。それらの検査結果や推測情報などを被験者や検査依頼者などに伝達することで、口腔疾患の早期罹患段階における治療の実現や口腔疾患や口腔内の不具合を防止するための効果的な予防措置を実現させるとともに、最適な歯科治療や歯科保健指導の定期的な実施を実現させることができる。本発明は、それらの実現を可能とさせる検体検査や口腔ケアの支援システムを提供するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、従来、国民間で広く実施されている健康診断や医療行為などにおける血液検査に併せて実施できるため、環境整備や労力、費用の面で被験者や検査実施者などに大きな負担を要しないことから広範囲での実施の実現性が高い。したがって、本発明の実施により早期に国民の口腔の健康状態の向上や維持管理等に貢献することが可能となる。併せて、歯科診察、検診や歯科保健指導などが必要とする被験者を推測できることから、国民全員ではなくリスクを有する一部の被験者だけに専門的な医療措置を講じるだけでよいことから、被験者全員に歯周疾患検診や歯科検診を実施することに比べ、簡便かつ大幅な費用軽減を実現しつつ同等以上の効果を見込むことができる。したがって、本発明を実施することで、国民歯科皆検診と同等の効果をもたらす定期的な検査の実施が可能となり、歯科診療や歯科保健指導などの歯科衛生向上のための啓蒙活動が必要とする被験者に対して的確かつ効率的に口腔衛生啓蒙や医療措置を実施することが可能となる。また、口腔疾患等の予防や治療において、口腔の健康状態や口腔内の治療に影響を与えうる被験者毎の諸情報を歯科医などの医療従事者にも伝達できるため、効果的な治療法や予後ケア方法などの検討時に参考にしたり、歯科保健指導において被験者毎に最適な内容の指導を可能にできる。さらには、口腔領域の部門を備えていない医療機関においても患者の口腔の健康状態を容易に把握することが可能であるから、口腔以外の医科領域においても治療の効果の向上や術後の予後改善などの観点で適切な措置を講じることができるようになることが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の代表的実施形態に係る支援システムの構成を示す説明図。
同じく支援システムにおける支援サーバの構成を示すブロック図。
同じく支援システムにおける支援サーバの別の構成を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
すなわち本発明は、以下の発明を包含する。
項1:口腔内細菌および/またはカンジタ菌に関連する、核酸検査、抗原検査および抗体検査からなる群から選ばれる単独または2以上の検査と、血糖値測定、ヘモグロビンa1c値測定、酸化HDL値測定、および高感度CRP検査からなる群から選ばれる単独または2以上の検査、とを検査項目に含む検体検査。
項2:口腔内細菌に少なくとも
Porphyromonas gingivalis
が含まれる、項1に記載の検体検査。
項3:口腔内細菌に少なくとも異なる2種又は3種以上の
Porphyromonas gingivalis
の菌株が含まれる、項2に記載の検体検査。
項4:検査項目の結果に加えて、被験者の口腔に関する情報を提供する、項1~3の何れか1項に記載の検体検査。
項5:被験者の口腔に関する情報に、口腔の健康状態に関する情報、口腔の健康におけるリスク要因に関する情報、口腔衛生に関する情報、および推奨する口腔ケア商品に関する情報の何れかに含まれる情報が含まれる、項4に記載の検体検査。
項6:被験者の口腔に関する情報に、歯科保健指導に関する情報が含まれる、項4または5の何れか1項に記載の検体検査。
項7:口腔内細菌および/またはカンジタ菌に関連する検査に、抗体検査、および、核酸検査または抗原検査の何れか一方の検査、の2つの検査が含まれる、項1~6の何れか1項に記載の検体検査。
項8:口腔内細菌および/またはカンジタ菌に関連する、核酸検査、抗原検査および抗体検査からなる群から選ばれる1つまたは2つ以上の検査の結果情報と、下記に占める(i)および(ii)の何れか片方の情報を利用して被験者の口腔を健全な状態に向上若しくは維持させるために有用な情報を作成し、結果情報と作成した有用な情報を被験者に提供する、口腔ケア支援システム。
(i)少なくとも血糖値測定、ヘモグロビンa1c値測定、酸化HDL値測定、および高感度CRP検査からなる群の1つまたは2つ以上の検査項目に含む血液検査を含む、検体検査の結果情報
(ii)少なくとも被験者自身の性別、年齢、身長、体重、腹囲長、BMI、ウェスト長・ヒップ長比率、血族近縁者の病歴情報などの一般属性情報、口腔や全身の健康状態に対する自覚情報、治療履歴情報、口腔衛生習慣、食生活や生活習慣・運動習慣・飲酒習慣・喫煙習慣の実態情報、就寝時行動情報および心理状態情報の何れかに含まれる1つ又は2以上の情報を含む、被験者情報
項9:口腔内細菌および/またはカンジタ菌に関連する、核酸検査、抗原検査および抗体検査からなる群から選ばれる単独または2以上の検査の検体検査結果情報と、下記(i)および(ii)に含まれる単独または2以上の情報項目の2つ以上の情報を活用して被験者の口腔を健全な状態に向上若しくは維持させるために有用な情報を作成し、少なくとも作成した有用な情報と検体検査結果情報を検査依頼者および/または被験者に提供する、口腔ケア支援システム。
(i)少なくとも血糖値測定、ヘモグロビンa1c値測定、酸化HDL値測定、および高感度CRP検査からなる群の1つまたは2つ以上の検査項目に含む血液検査を含む、検体検査の結果情報
(ii)少なくとも被験者自身の性別、年齢、身長、体重、腹囲長、BMI、ウェスト長・ヒップ長比率、血族近縁者の病歴情報などの一般属性情報、口腔や全身の健康状態に対する自覚情報、治療履歴情報、口腔衛生習慣、食生活や生活習慣・運動習慣・飲酒習慣・喫煙習慣の実態情報、就寝時行動情報および心理状態情報の何れかに含まれる1つ又は2以上の情報を含む、被験者情報
項10:口腔内細菌に、少なくとも
Porphyromonas gingivalis
が含まれる、項8または項9の何れか1項に記載の口腔ケア支援システム。
項11:口腔内細菌に、少なくとも異なる2種又は2種以上の
Porphyromonas gingivalis
の菌株が含まれる、項10に記載の口腔ケア支援システム。
項12:さらに、口腔内の画像や映像を活用した口腔機能や口腔内の状態の把握・評価、咀嚼行動および/または発声行動時の頭部を含む映像や咀嚼の音を活用した口腔機能の評価、およびオーラルディアドコキネシス、からなる群の1つ又は2つ以上の評価を検査項目に含む、項8~11の何れか1項に記載の口腔ケア支援システム。
項13:検体検査の検査結果の一部若しくは全てと、検体検査の検査結果から作成された被験者の口腔を健全な状態に維持・向上に必要な情報を、電子カルテ若しくは被験者の健康管理に使用するデータベースに記憶し、被験者の、歯科・口腔外科領域の医療行為の支援や口腔の健康管理の支援に活用する、項8~12の何れか1項に記載の口腔ケア支援システム。
項14:被験者の口腔を健全な状態に向上若しくは維持させるために有用な情報に、被験者における歯科保健指導の要否判断と前記判断結果の被験者への伝達が含まれる、項8~13の何れか1項に記載の口腔ケア支援システム。
(【0011】以降は省略されています)

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