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公開番号
2024159897
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2024139936,2020166327
出願日
2024-08-21,2020-09-30
発明の名称
除湿機
出願人
アイリスオーヤマ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B01D
53/26 20060101AFI20241031BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】加熱ヒータの表面温度が均一な除湿機を提供する。
【解決手段】除湿機は、回転可能に支持された除湿ローターと、除湿ローターを加熱する加熱器16と、加熱器16により加熱され且つ除湿ローターを通過した空気を冷却する冷却器と、加熱器16に空気を送り込む送風器とを備え、加熱器16は、送風器により送り込まれた空気を整流してヒータに供給する整流部材163を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
回転可能に支持された除湿ローターと、
前記除湿ローターを加熱する加熱器と、
前記加熱器により加熱され且つ前記除湿ローターを通過した空気を冷却する冷却器と、
前記加熱器に空気を送り込む送風器と
を備え、
前記加熱器は、ヒータと、前記除湿ローターの一部を覆うヒータケース本体と、前記送風器により送り込まれた空気を整流して前記ヒータに供給する整流部材とを備え、
前記送風器により前記加熱器に空気を送り込む流路には起立壁が設けられており、
前記起立壁は、前記送風器により前記加熱器に送り込まれる空気が前記整流部材と前記ヒータケース本体の底壁部分との間に流入するのを抑制する部材であって、前記加熱器に送り込まれる空気の流れに垂直な板状の部材である
除湿機。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記起立壁は、前記流路を有する流路体の底壁部分から起立し、
前記起立壁の両端部は、前記流路体の側壁部分と連結されている
請求項1に記載の除湿機。
【請求項3】
前記起立壁は、前記流路体の底壁部分から起立する本体部分と、前記流路体の底壁部分から前記本体部分よりも起立方向に延伸する延伸部とを有し、
前記延伸部は、前記起立壁の前記側壁部分側の一方の端部にある
請求項2に記載の除湿機。
【請求項4】
前記起立壁の前記本体部分の延伸先端は、前記整流部材から前記送風器側に延伸させた仮想線の近傍に位置する
請求項3に記載の除湿機。
【請求項5】
前記流路体は、第1部材と、前記第1部材を覆い且つ凹入部を有する第2部材とを備え、
前記流路体の底壁部分は、前記第2部材の凹入部の底壁部分であり、
前記流路体の底壁部分から前記起立壁の前記本体部分の延伸端までの距離D4は、前記第1部材と前記第2部材の底壁部分との間隔D5の半分である
請求項3又は4に記載の除湿機。
【請求項6】
前記加熱器は、前記ヒータケース内に断熱部材を備え、
前記流路体の底壁部分から前記起立壁の前記本体部分の延伸端までの距離D4は、前記整流部材と前記断熱部材との距離D6に等しい
請求項3又は4に記載の除湿機。
【請求項7】
前記起立壁は、前記流路において、前記加熱器側にある
請求項1~6の何れか1項に記載の除湿機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気中の水分を除く除湿機に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、空気中の水分を吸脱着するための除湿ローターと、この除湿ローターを加熱する発熱ユニットとを設け、発熱ユニットは加熱ヒータを備えている除湿機があった(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4442062号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の除湿機は、加熱ヒータの表面温度が均一ではなく、除湿ローターの水分脱着性能が低下するという欠点があった。
本発明は、加熱ヒータの表面温度が均一な除湿機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る除湿機は、本実施形態に係る一態様の除湿機は、回転可能に支持された除湿ローターと、前記除湿ローターを加熱する加熱器と、前記加熱器により加熱され且つ前記除湿ローターを通過した空気を冷却する冷却器と、前記加熱器に空気を送り込む送風器とを備え、前記加熱器は、前記送風器により送り込まれた空気を整流してヒータに供給する整流部材を備える。
【発明の効果】
【0006】
上記構成によれば、整流部材を有するため、表面温度を均一化できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
(a)は実施形態に係る除湿機を前側上方から見た斜視図であり、(b)は除湿部と送風部とを分離させた状態を後側上方から見た斜視図である。
除湿機の断面図である。
除湿機の分解状態を前側上方から見た斜視図である。
除湿機の分解状態を後側上方から見た斜視図である。
除湿機能部の分解状態を後側下方から見た斜視図である。
除湿機能部の分解状態を前側上方から見た斜視図である。
(a)は除湿ローターユニットと加熱ユニットを前側から見た図であり、(b)は(a)のB-B断面を矢印の方向から見た拡大断面図である。
除湿ローターの分解状態を後側上方から見た斜視図である。
除湿ローターの分解状態を前側上方から見た斜視図である。
(a)は加熱器を後側から見た図であり、(b)は整流部材を後側から見た図である。
除湿機能部の後部断面を後側上方から見た斜視図である。
(a)は除湿機能部の断面図であり、(b)及び(c)は除湿ローターの上部周辺の拡大斜視図である。
流路体の分解斜視図であり、(a)は前側上方から見た図であり、(b)は後側上方から見た図である。
フレームにレシーバが取り付けられた状態を前側上方から見た斜視図である。
(a)は除湿機能部を前側から見た図であり、(b)は除湿機能部の後部断面を前側から見た図である。
送風機能部の分解斜視図であり、(a)は前側上方から見た図であり、(b)は後側下方から見た図である。
ベース部の分解状態を前側上方から見た斜視図である。
ベース部の分解状態を後側上方から見た斜視図である。
変形例に係る送風ユニットの断面図であり、(a)は側方から見た側面図であり、(b)は前側から見た斜視図である。
変形例に係る送風ユニットの第2部材の図であり、(a)は後側から見た斜視図であり、(b)は上部の拡大斜視図であり、(c)は後側から見た拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<概要>
本実施形態に係る一態様の除湿機は、回転可能に支持された除湿ローターと、前記除湿ローターを加熱する加熱器と、前記加熱器により加熱され且つ前記除湿ローターを通過した空気を冷却する冷却器と、前記加熱器に空気を送り込む送風器とを備え、前記加熱器は、前記送風器により送り込まれた空気を整流してヒータに供給する整流部材を備える。
本実施形態に係る別態様の除湿機において、前記整流部材は、複数の貫通孔を有する板状をし、前記送風器から送り込まれる空気が流れる流路において、前記貫通孔による開口面積が、上流側領域の方が下流側領域よりも大きい。これにより、除湿ローターに供給される空気の温度を均一化できる。
本実施形態に係る別態様の除湿機において、前記ヒータは、前記除湿ローターに対して遠近する方向に2個あり、前記除湿ローターに近い側のヒータの単位面積当たりのワット密度が6~8W/cm
2
に設定されている。これにより、除湿ローターに有機物が堆積するのを抑制できる。
本実施形態に係る別態様の除湿機において、前記除湿ローターに対して前記加熱器と反対側にレシーバを備え、前記レシーバは、前記除湿ローターの厚み方向と直交する反射部材を内蔵する。これにより、加熱器の加熱効率を高めることができる。
本実施形態に係る別態様の除湿機において、前記送風器は、送風ファンにより送り出された空気を前記加熱器に案内する案内流路を内部に有する流路体を有し、当該流路体は前記除湿ローターから離間する離間部分を有している。これにより、除湿ローターの温度を早く下げることができる。
本実施形態に係る別態様の除湿機において、前記送風器により前記加熱器に空気を送り込む流路には起立壁が設けられている。これにより、除湿ローターに供給される空気の温度を均一化できる。
本実施形態に係る別態様の除湿機において、前記冷却器は、熱交換用の複数本の樹脂パイプを備え、前記樹脂パイプは、当該樹脂パイプを構成する樹脂材料よりも熱伝導率が高い材料により構成された熱交換促進成分を含む。これにより、除湿性能を向上することができる。
【0009】
<実施形態>
1.全体
実施形態では、吸湿材等で水分を取り除く、所謂、デシカント式の除湿機について説明する。
除湿機Xは、図1に示すように、筐体55の吸気口55aから吸気した空気を除湿して排気口55bから排出する除湿部Aと、除湿部Aから排出された空気又は室内の空気を循環させる送風部Bとを備える。例えば、送風部Bは除湿部Aの上側に設けられている。
ここで、吸気口55aがある側を前後方向の後側とし、送風部Bがある側を上下方向の上側とし、前後方向と上下方向とに直交する方向を左右方向と便宜上規定する。
なお、送風部Bは左右軸及び上下軸の回りに回転可能に設けられ、図1では前を向いた状態で上を向いている。
【0010】
2.除湿部
除湿部Aは、図3及び図4に示すように、除湿部Aは、除湿機能部1と、除湿機能部1を収容する筐体55と、筐体55に着脱可能に設けられた排水タンク6とを備える。
除湿機能部1は、筐体55の吸気口55aから吸込んだ空気中の水分を除湿ローター11で吸着し、除湿ローター11が加熱されることで吸着した水分を放出し、放出された水分を熱交換ユニット20により回収し、乾いた空気をファンにより筐体55の外部(ここでは送風部Bである)へと排出する。なお、熱交換ユニットは本発明の冷却器の一例に相当する。
以下、各部について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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