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公開番号
2024159005
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074710
出願日
2023-04-28
発明の名称
作業機械
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
E02F
9/00 20060101AFI20241031BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】タンクが汚れることを低減しつつ、吹きこぼれた液体の清掃を容易にすることができる作業機械を提供する。
【解決手段】作業機械としての油圧ショベルは、上方に向かって突出する液体注入口を上部に有するタンクと、タンクの一部を覆うボンネット部材と、を備える。ボンネット部材は、液体注入口が挿入される開口部を有する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
上方に向かって突出する液体注入口を上部に有するタンクと、
前記タンクの一部を覆うボンネット部材と、を備え、
前記ボンネット部材は、前記液体注入口が挿入される開口部を有する、作業機械。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記ボンネット部材は、下方に向かって凹む凹部を有し、
前記凹部は、前記開口部の周囲に位置する、請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記凹部は、少なくとも一部が下方に傾斜する傾斜底面部を有する、請求項2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記傾斜底面部は、水平方向に含まれる一方向の一方側から他方側に向かうにつれて下方に傾斜する、請求項3に記載の作業機械。
【請求項5】
前記一方向において、前記一方側から前記他方側に向かう方向は、前記タンクが配置される機体の内側から、前記機体の外側に向かう方向である、請求項4に記載の作業機械。
【請求項6】
前記一方向は、左右方向であり、
前記タンクは、前記機体の幅方向の中央に対して、左右のいずれか一方にずれて位置する、請求項5に記載の作業機械。
【請求項7】
前記開口部よりも前記一方向の前記他方側において、
平面視で、前記一方向と垂直な方向における前記凹部の幅は、前記他方側に向かうにつれて狭くなる、請求項5に記載の作業機械。
【請求項8】
前記液体注入口を覆うタンクカバーをさらに備え、
前記タンクカバーは、前記液体注入口に対して開閉可能に設けられる、請求項2に記載の作業機械。
【請求項9】
前記タンクカバーは、閉状態において、前記ボンネット部材の前記凹部を覆う、請求項8に記載の作業機械。
【請求項10】
前記タンクカバーは、前記液体注入口の上方から後方に延びて設けられるとともに、後方側を回動支点として回動可能に支持される、請求項8に記載の作業機械。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
燃料タンクの上部を覆うタンクカバーを備える建設機械が従来技術として知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-216155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
作業機械のメンテナンス作業(例えば、給油作業)において、液体(例えば、軽油等の燃料)をタンクの注入口から注ぎ入れるとき、液体が吹きこぼれ、タンクが汚れる虞がある。このため、吹きこぼれた液体の清掃を容易にすることができるように構成することが望まれる。しかし、特許文献1では、吹きこぼれた液体の清掃を容易にする点については、検討されていない。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、タンクが汚れることを低減しつつ、吹きこぼれた液体の清掃を容易にすることができる作業機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る作業機械は、上方に向かって突出する液体注入口を上部に有するタンクと、前記タンクの一部を覆うボンネット部材と、を備え、前記ボンネット部材は、前記液体注入口が挿入される開口部を有する。
【発明の効果】
【0007】
上記の構成によれば、タンクが汚れることを低減しつつ、吹きこぼれた液体の清掃を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の一形態に係る作業機械の一例である油圧ショベルの概略の構成を示す右側面図である。
上記油圧ショベルが備える機関室の概略の構成を示す平面図である。
上記油圧ショベルの燃料供給系及び油圧系の構成を模式的に示すブロック図である。
上記機関室を覆うボンネットの構成を示す右前方からの斜視図である。
上記ボンネットの構成を示す平面図である。
上記ボンネットに含まれるボンネット部材の構成を示す右前方からの斜視図である。
上記ボンネット部材の構成を示す平面図である。
上記ボンネット部材に形成される凹部を拡大して示す断面図である。
上記機関室に設けられる燃料タンクの構成を示す右前方からの斜視図である。
上記ボンネット部材及び上記燃料タンクの配置を示す右前方からの斜視図である。
上記燃料タンクに対する上記ボンネット部材の配置方法を示す右側面図である。
上記ボンネットに含まれるタンクカバーの閉状態での上記ボンネットの右側面図である。
上記タンクカバーが上方に回動された状態での上記ボンネットの右側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0010】
〔1.作業機械〕
図1は、本発明の実施の一形態に係る作業機械の一例である油圧ショベル1の概略の構成を示す右側面図である。油圧ショベル1は、下部走行体2と、作業機3と、上部旋回体4(機体とも呼ばれる)と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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