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公開番号
2024158891
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074511
出願日
2023-04-28
発明の名称
包装袋
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
B65D
33/10 20060101AFI20241031BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】容器に詰め替えを容易にかつ確実に実行可能な包装袋を提供する。
【解決手段】包装袋100は、シール部3の上下中間部に設けられて、把持部4が配置される幅広シール部34、を有する。把持部4の切り込み部6は、上下に延びる主切り込み線61と、主切り込み線61の上端から外縁に向かって延びる上延伸線621と、上延伸線621の端部から下方向に延び、端部624が収容部1に向かって延びる上湾曲線622と、主切り込み線61の下端から外縁に向かって延びる下延伸線631と、下延伸線の外縁側の端部から上方向に延び、端部633が収容部1に向かって延びる下湾曲線632と、を有する。未接着部7が、上湾曲線622と外縁との間及び下湾曲線632と外縁との間に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
前後に重ねた前面シート及び後面シートの辺縁部同士を熱溶着して形成されたシール部と、
前記前面シートと前記後面シートとの間に上下及び左右に拡がる収容部と、
前記シール部の上部に配置されて前記収容部内に収容された収容物を取り出し可能な取出口と、
前記シール部の前記収容部の左右いずれか一方に隣接配置される第1側方シール部の上下方向中央部に形成される把持部と、を有し、
前記把持部は、
上下に延びる第1折り線で前方又は後方に折り曲げることで前後に使用者の手指を挿入可能な把持孔を形成するフラップ部と、
前記前面シートと前記後面シートとが接着されない未接着部と、を有し、
前記フラップ部の境界には、前面側から見て、
上下に延びる主切り込み線と、
前記主切り込み線の上端から外縁に向かって延びる上延伸線と、
前記上延伸線の外縁側の端部から下方向に延びて外縁側に向かって凸状に湾曲した曲線状の上湾曲線と、
前記主切り込み線の下端から前記外縁に向かって延びる下延伸線と、
前記下延伸線の外縁側の端部から上方向に延びて外縁側に向かって凸状に湾曲した曲線状での下湾曲線と、が形成され、
前記第1折り線は、前記上湾曲線及び下湾曲線と接触する線であり、前記上湾曲線の端部及び前記下湾曲線の端部は、前記第1折り線よりも前記収容部に接近した位置に配置され、
前記未接着部が、前記上湾曲線と前記外縁との間及び前記下湾曲線と前記外縁との間に配置される包装袋。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記上延伸線は、上方に凸の曲線状であり、前記下延伸線は下方に凸の曲線状である請求項1に記載の包装袋。
【請求項3】
前記未接着部は、
前記上湾曲線と前記外縁との間に配置される第1未接着部と、
前記下湾曲線と前記外縁との間に配置される第2未接着部と、を有する請求項1に記載の包装袋。
【請求項4】
前記把持部は、前記上延伸線の上方に配置されて、前記前面シートと前記後面シートとが接着されない上未接着部を有する請求項1に記載の包装袋。
【請求項5】
前記把持部は、前記フラップ部に形成された中間未接着部を有し、
前記中間未接着部は、前記フラップ部の境界と一定以上の間隔をあけて形成された上下に延びる形状である請求項1に記載の包装袋。
【請求項6】
二つ折りにして前記前面シート及び前記後面シートの下部同士の間に配置されて、前記前面シートと重なる部分の外縁部同士及び前記後面シートと重なる部分の外縁部同士をそれぞれと熱接着される底面シートを有する請求項1に記載の包装袋。
【請求項7】
前記取出口は、前記収容部の左右方向他方側の上角部と接続するように配置される請求項1に記載の包装袋。
【請求項8】
前記把持部は、前記上延伸線よりも上方に前記収容部に向かって凸に形成され、上下に延びる第2折り線で折り曲げ可能な上フラップ部を有し、
前記未接着部は、前記上フラップ部と前記外縁との間にも配置される請求項1に記載の包装袋。
【請求項9】
前記把持部は、前記下延伸線よりも下方に前記収容部に向かって凸に形成され、上下に延びる第3折り線で折り曲げ可能な下フラップ部を有し、
前記未接着部は、前記下フラップ部と前記外縁との間にも配置される請求項1に記載の包装袋。
【請求項10】
前記上延伸線の延伸方向の中間部に形成され、下方に凸に湾曲した下凸曲線を有する請求項1に記載の包装袋。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内部に液体を収納する包装袋に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
液体洗剤、柔軟剤などの液体の収容物は、専用注出容器、例えば、プラスチックボトルが使用されている。これらの注出容器の多くは、収容物が無くなった段階で、繰り返し使用することができるようになっている。つまり、収容物が充填された詰め替え用パウチが別途流通しており、詰め替え用パウチを開封して、詰め替え用パウチに収容されている収容物を専用抽出容器に詰め替える。これにより、専用抽出容器を使いまわすことが可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-33067号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の構成では、詰め替え用パウチを上下反転させてねじを取り付ける構成であり、詰め替え用パウチから、専用抽出容器に詰め替える操作が難しい。
【0005】
そこで本発明は、別途用意されている容器に詰め替えを容易にかつ確実に実行可能な包装袋を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明の包装袋は、前後に重ねた前面シート及び後面シートの辺縁部同士を熱溶着して形成されたシール部と、前記前面シートと前記後面シートとの間に上下及び左右に拡がる収容部と、前記シール部の上部に配置されて前記収容部内に収容された収容物を取り出し可能な取出口と、前記シール部の前記収容部の左右いずれか一方に隣接配置される第1側方シール部の上下方向中央部に形成される把持部と、を有する。前記把持部は、上下に延びる第1折り線で前方又は後方に折り曲げることで前後に使用者の手指を挿入可能な把持孔を形成するフラップ部と、前記前面シートと前記後面シートとが接着されない未接着部と、を有する。前記フラップ部の境界には、前面側から見て、上下に延びる主切り込み線と、前記主切り込み線の上端から外縁に向かって延びる上延伸線と、前記上延伸線の外縁側の端部から下方向に延びて外縁側に向かって凸状に湾曲した曲線状の上湾曲線と、前記主切り込み線の下端から前記外縁に向かって延びる下延伸線と、前記下延伸線の外縁側の端部から上方向に延びて外縁側に向かって凸状に湾曲した曲線状での下湾曲線と、が形成される。前記第1折り線は、前記上湾曲線及び下湾曲線と接触する線であり、前記上湾曲線の端部及び前記下湾曲線の端部は、前記第1折り線よりも前記収容部に接近した位置に配置される。前記未接着部が、前記上湾曲線と前記外縁との間及び前記下湾曲線と前記外縁との間に配置される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の包装袋によると、別途用意されている容器に詰め替えを容易にかつ確実に実行可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の包装袋の概略斜視図である。
本実施形態の包装袋の正面図である。
図2に示す包装袋のIII-III線で切断した断面図である。
積層フィルムの層構成を示す概略断面図である。
包装袋の把持部が形成された幅広シール部を拡大した正面図である。
包装袋を持ち上げるためにフラップ部を折り曲げた状態を示す正面図である。
把持部を把持した状態で持ち上げられた包装袋の正面図である。
把持部を把持した状態で容器に収容物を詰め替えている状態を示す正面図である。
第1変形例の包装袋の把持部を拡大した正面図である。
第2変形例の包装袋の他の例の把持部を拡大した正面図である。
第3変形例の包装袋の他の例の把持部を拡大した正面図である。
第4変形例の包装袋の他の例の把持部を拡大した正面図である。
第5変形例の包装袋の他の例の把持部を拡大した正面図である。
第6変形例の包装袋の正面図である。
包装袋に設けられたすべり止め部を拡大した図である。
第3変形例の包装袋の正面図である。
さらに他の例の包装袋の正面図である。
さらに他の例の包装袋の正面図である。
さらに他の例の包装袋の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。本書では、重力方向を基準に上下を定義する。さらに説明すると、包装袋100の取出口2が設けられる側を上側又は上方とし、その反対側を下側又は下方とする。また、包装袋100の厚み方向を前後方向とし、厚み方向の一方側を「前面」と定義する。そして、厚み方向の他方側を「後面」と定義する。さらに、上下方向及び前後方向と直交する方向を「横方向」又は「左右方向」とする。また、以下に示す各図面において、各部のサイズ又はそれらの比は、実際の包装袋とは異なる場合がある。
【0010】
図1は、本実施形態の包装袋100の概略斜視図である。図2は、本実施形態の包装袋100の正面図である。図3は、図2に示す包装袋100のIII-III線で切断した断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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