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公開番号2024157201
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-07
出願番号2023071405
出願日2023-04-25
発明の名称支持部材
出願人共和ハーモテック株式会社,株式会社総合開発,アスザック株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類E02B 3/14 20060101AFI20241030BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】基礎ブロックと護岸ブロックとの連結のための部材の位置を正確に合わせることが不要であり、また、護岸ブロックの大きさや形状が複数種類存在していても、それらすべてに対応できる法尻に設置される基礎ブロックを提供する。
【解決手段】法面に載せられる法面保護部材を支えるために法尻に設置される支持部材であって、コンクリートからなる本体部と、前記法面保護部材の法尻部分と連結される連結部とを備えており、前記連結部は、法尻が伸びる方向に伸びている線状の部材を有している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
法面に載せられる法面保護部材を支えるために法尻に設置される支持部材であって、
コンクリートからなる本体部と、前記法面保護部材の法尻部分と連結される連結部とを備えており、
前記連結部は、法尻が伸びる方向に伸びている線状の部材を有している、支持部材。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
前記連結部は、前記本体部に埋め込まれている埋め込み部を有している、請求項1に記載の支持部材。
【請求項3】
前記埋め込み部は、前記線状の部材の伸びている方向に沿って、前記線状の部材の複数箇所を支持している、請求項1又は2に記載の支持部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、法面に載せられる法面保護部材を支えるために法尻に設置される支持部材に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
気候変動により記録的な豪雨が近年増加をしており、それによる災害も増えている。中でも河川が豪雨のために増水して河川の水位が上がり、堤防の越水が起こって堤防が決壊し、大規模かつ広範囲の浸水被害が毎年のように生じている。越水が起こらないように水位が上がらない対策を取るのが重要であるが、コスト等の面から対策に時間がかかってしまうというのが現状である。
【0003】
そのため、越水した場合に決壊しないように粘り強く耐える河川堤防にする必要が出てきた。例えば、従来は河川側の法面には、少なくとも増水した際の想定水面(計画高水位)まで耐浸食・耐浸水の対策が施されて、増水に対する堤防の決壊を防止してきた。しかしながら、反対側の斜面である裏法では、越水が起こらなければこのような対策は不要であり、またこの対策にはコストがかかるので、耐浸食・耐浸水の対策がなされていないことがほとんどであった。そのため従来の構造であると、堤防の越水が生じた際には裏法が浸食されて短時間のうちに堤防の決壊へと進んで行くことになる。
【0004】
特許文献3,4には、大型の台風や集中豪雨の際に、水が堤防の上を越えて越流水となって陸地側に侵入する越流現象が起こっても、基礎ブロック及びその周辺での深掘れ進行を遅らせて堤防が決壊するまでの時間を延ばすようにするために、裏法面に沿って護岸ブロックを積んで法尻に基礎ブロックを設置し、護岸ブロックと基礎ブロックとを連結する構造物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-356830号公報
特開2006-104820号公報
実用新案登録第3206883号公報
実用新案登録第3206884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、設置現場の状況によって基礎ブロックと護岸ブロックとの連結のための部材同士の位置を正確に合わせるのに時間や手間がかかったり、護岸ブロックや基礎ブロックは高さや大きさ、形状等が異なる複数の種類が必要であるため、基礎ブロックの連結構造もそれに合わせて複数種類用意する必要があるという問題があった。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、基礎ブロックと護岸ブロックとの連結のための部材の位置を正確に合わせることが不要であり、また、護岸ブロックの大きさや形状が複数種類存在していても、それらすべてに対応できる法尻に設置される基礎ブロックを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の支持部材は、法面に載せられる法面保護部材を支えるために法尻に設置される支持部材であって、コンクリートからなる本体部と、前記法面保護部材の法尻部分と連結される連結部とを備えており、前記連結部は、法尻が伸びる方向に伸びている線状の部材を有している。
【0009】
前記連結部は、前記本体部に埋め込まれている埋め込み部を有していることが好ましい。
【0010】
前記埋め込み部は、前記線状の部材の伸びている方向に沿って、前記線状の部材の複数箇所を支持していることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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