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公開番号2024154993
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023069289
出願日2023-04-20
発明の名称削孔機の位置決め装置、削孔機の位置決め方法、および削孔機
出願人荒井建設株式会社
代理人個人
主分類E21B 7/00 20060101AFI20241024BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約【課題】簡単な構成で削孔体の向きを容易に測定することができ、以て、削孔作業を効率よく行うことができるようにした削孔機の位置決め装置を提供する。
【解決手段】削孔機1は、先端部5と基端部6とを有するブーム3と、このブーム3を傾倒可能および旋回可能に支持する支持部4と、ブーム3にスライド可能に設けられた、削孔ロッド7を保持するための保持部9とを備える。位置決め装置12は、削孔機1の削孔ロッド7の位置決めを行うもので、ブーム3の基端部6に設けたターゲットミラー13と、このターゲットミラー13を視準して削孔ロッド7の少なくとも向きを測定する測定部を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
先端部と基端部とを有するブームと、
該ブームを傾倒可能および旋回可能に支持する支持部と、
前記ブームにスライド可能に設けられた、削孔体を保持するための保持部と、を備えた削孔機の前記削孔体の位置決めを行うものであって、
前記ブームの基端部に設けたターゲットミラーと、
該ターゲットミラーを視準して前記削孔体の少なくとも向きを測定する測定部と、
を具備したことを特徴とする削孔機の位置決め装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記ターゲットミラーは、該ターゲットミラーの軸と前記削孔体の軸とが一致するように配置したことを特徴とする請求項1に記載の削孔機の位置決め装置。
【請求項3】
前記削孔機は、移動可能に構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の削孔機の位置決め装置。
【請求項4】
前記削孔機は、自走可能に構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の削孔機の位置決め装置。
【請求項5】
前記削孔体の削孔予定位置を3次元データ化するとともに該削孔予定位置と前記測定部の測定結果に基づく前記削孔体の位置とのずれを表示する測量端末を備えたことを特徴とする請求項1に記載の削孔機の位置決め装置。
【請求項6】
先端部と基端部とを有するブームと、該ブームを傾倒可能および旋回可能に支持する支持部と、前記ブームにスライド可能に設けられた、削孔体を保持するための保持部とを備えた削孔機の前記削孔体の位置決めを行う方法であって、
前記ブームの基端部にターゲットミラーを設けるとともに、
前記削孔機から離間した場所に前記ターゲットミラーを視準するための測定部を設け、
該測定部で前記ターゲットミラーを視準して前記削孔体の少なくとも向きを測定することを特徴とする削孔機の位置決め方法。
【請求項7】
先端部と基端部とを有するブームと、
該ブームを傾倒可能および旋回可能に支持する支持部と、
前記ブームにスライド可能に設けられた、削孔体を保持するための保持部と、
前記ブームの基端部に設けたターゲットミラーと、
該ターゲットミラーを視準して前記削孔体の少なくとも向きを測定するための測定部と、
を具備したことを特徴とする削孔機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえばアンカー孔の削孔作業などに用いる削孔機の位置決め装置、削孔機の位置決め方法、および削孔機に関する。
続きを表示(約 750 文字)【背景技術】
【0002】
この種の削孔機の位置決め装置としては、従来、次のようなものが知られている。
【0003】
たとえば特許文献1には、アンカー孔形成機のスライドベースに削孔角度計測部を設け、ロッド保持部で保持された削孔ロッド体の傾斜角度を計測するように構成した計測装置が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、アンカー孔を削孔する削孔機に設置される削孔ロッドの削孔角度及び地山への貫入位置を検出する位置出しセンサに、GNSSセンサを用いるようにしたアンカー孔削孔位置管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-11336号公報
特開2019-214902号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前者では、削孔ロッド体の垂直面内での角度は測定できるが、水平面内での角度は測定できないばかりか、計測部自体をスライドベースに設ける必要がある。
【0007】
また、後者では、装置が複雑で大掛かりなものとなり、扱いが面倒である。
【0008】
特に、GNSS(衛星)を用いた装置のため精度が低下する。
【0009】
すなわち、衛星では5cm程度まで精度が低下する場合があり、設置時に5cm程度の誤差がある場合、アンカー削孔完了時の先端では長さ40mの場合40cm程の誤差となる。
【0010】
そのため、地中内でアンカー等が錯綜・干渉する場合は精緻な施工が必要となるため適さない。
(【0011】以降は省略されています)

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