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公開番号2024152911
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2024139840,2021106806
出願日2024-08-21,2020-07-09
発明の名称エアロゾル吸引器
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類A24F 40/40 20200101AFI20241018BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】エアロゾル生成装置の小型化を実現可能なエアロゾル生成装置の電源ユニットを提供する。
【解決手段】エアロゾル吸引器1の電源ユニット10は、エアロゾル源を加熱する負荷21へ電力を供給可能な電源12と、複数のピンを備えるプラグ100を挿入可能に構成され、挿入されたプラグ100から電源12を充電する電力を受け付ける充電端子43と、充電端子43が受け付けた電力による電源12の充電を制御するように構成される充電IC55と、を備える。充電端子43は、プラグ100が備える複数のピンのうちの一部のピンのみへ接続可能なピンを備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
エアロゾル源を加熱するヒータへ電力を供給可能な電源と、
USB Type-Cのプラグを挿入可能に構成され、挿入された前記プラグから前記電源を充電する電力を受け付けるレセプタクルと、
前記レセプタクルが受け付けた電力による前記電源の充電を制御するように構成される充電器と、
を備えるエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記レセプタクルは、前記プラグが備える複数のピンのうちの一部のピンのみへ接続可能なピンを備える、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル生成装置の電源ユニットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、USB(Universal Serial Bus:ユニバーサルシリアルバス)ケーブルとコネクタ(例えばUSB2.0、3.0、3.1、USB Type-C)を介して、エアロゾル送達装置の制御本体をコンピュータと接続可能にした技術が開示されている。特許文献2、3にも、USB(例えばUSB Type-C)ケーブルを、エアロゾルを生成する機器に接続可能にした技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2020-504599号公報
特表2017-538410号公報
米国特許出願公開第2019/0380388号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エアロゾル生成装置は、ユーザが携行し且つ手にして用いるものであるため、できるだけ小型でありつつも、さまざまな箇所(場所)で充電できるものが望まれていた。しかしながら、従来技術にあっては、エアロゾル生成装置を充電できる機会を多く担保しつつも小型化する観点から改善の余地があった。
【0005】
本発明は、エアロゾル生成装置を充電できる機会を多く担保しつつも小型化を実現可能なエアロゾル生成装置の電源ユニットを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
エアロゾル源を加熱するヒータへ電力を供給可能な電源と、
USB Type-Cのプラグを挿入可能に構成され、挿入された前記プラグから前記電源を充電する電力を受け付けるレセプタクルと、
前記レセプタクルが受け付けた電力による前記電源の充電を制御するように構成される充電器と、
を備えるエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記レセプタクルは、前記プラグが備える複数のピンのうちの一部のピンのみへ接続可能なピンを備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、エアロゾル生成装置を充電できる機会を担保しつつも小型化を実現可能なエアロゾル生成装置の電源ユニットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態のエアロゾル吸引器の斜視図である。
図1のエアロゾル吸引器の分解斜視図である。
図1のエアロゾル吸引器の断面図である。
図1のエアロゾル吸引器における電源ユニットの回路構成を示す図である。
図1のエアロゾル吸引器における電源ユニットのMCUの構成を示すブロック図である。
図1のエアロゾル吸引器が備える充電端子と、充電端子に挿入されるプラグの一例を示す図である。
図1のエアロゾル吸引器における回路基板の第1面を右側から見た回路構成の要部を示す概略図である。
図1のエアロゾル吸引器における回路基板のグランド層を右側から見た回路構成の要部を示す概略図である。
図1のエアロゾル吸引器における回路基板の電源層を右側から見た回路構成の要部を示す概略図である。
図1のエアロゾル吸引器における回路基板の第2面を右側から見た回路構成の要部を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態であるエアロゾル生成装置の電源ユニットについて説明する。先ず、本実施形態の電源ユニットを備えるエアロゾル生成装置の一例であるエアロゾル吸引器について、図1~図3を参照しながら説明する。
【0010】
(エアロゾル吸引器)
エアロゾル吸引器1は、燃焼を伴わずに香味が付加されたエアロゾルを生成し、生成したエアロゾルを吸引するための器具であり、手中におさまるサイズであることが好ましく、略直方体形状を有する。なお、エアロゾル吸引器1は、卵型形状、楕円形状等であってもよい。以下の説明では、略直方体形状のエアロゾル吸引器において、直交する3方向のうち、長さの長い順から、上下方向、前後方向、左右方向と称する。また、以下の説明では、便宜上、図1~図3に記載したように、前方、後方、左方、右方、上方、下方を定義し、前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
(【0011】以降は省略されています)

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