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公開番号
2024151769
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023065458
出願日
2023-04-13
発明の名称
活魚締め具および活魚締め方法
出願人
株式会社CRANE CRAFT
代理人
個人
主分類
A22B
3/08 20060101AFI20241018BHJP(屠殺;肉処理;家禽または魚の処理)
要約
【課題】腕力がない者でも簡単かつ迅速に活魚を締めることができる活魚締め具が望まれていた。
【解決手段】本発明に係る活魚締め具は、棒状体の活魚締め具であって、前方に、開口した収納空間を有する魚頭収納部を備えるとともに、後方に、把持部を有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
棒状体の活魚締め具であって、
前方に、開口した収納空間を有する魚頭収納部を備えるとともに、
後方に、把持部を有することを特徴とする活魚締め具。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記開口が略楕円状または楕円状に形成されたものであって、且つ前記収納空間が深部に向かって狭くなるテーパー状に形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の活魚締め具。
【請求項3】
前記魚頭収納部が、
前記開口の内側面が魚の頭頂部および下顎部に当接するものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の活魚締め具。
【請求項4】
前記把持部が、
外周が後方に向かって漸次小さくなるように形成されたものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の活魚締め具。
【請求項5】
前記把持部が、
前記棒状体から突出した突出部材であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の活魚締め具。
【請求項6】
前記魚頭収納部に、
前記収納空間と外部とを連通する貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の活魚締め具。
【請求項7】
前記魚頭収納部と前記把持部が着脱可能であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の活魚締め具。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の活魚締め具を用いた活魚締め方法であって、
魚頭収納部に活魚の頭部を収納する収納工程と、
前記魚頭収納部の開口の上端部および下端部の内側面を前記活魚の頭頂部および下顎部に当接させる当接工程と、
把持部を力点とするとともに前記開口の上端部または下端部の内側面と当接した前記活魚の頭頂部を支点として、前記魚頭収納部に収納した前記活魚の頭部を背びれ側に曲げることによって作用点となる前記活魚の背骨を折る締め工程を備えることを特徴とする活魚締め方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は活魚を締めるための締め具に関するものである。詳しくは、てこの原理を用いることによって、腕力がない者でも簡単かつ迅速に活魚を締めることができる締め具に関するものである。また、当該締め具を用いた活魚締め方法に関するものである。なお、本発明の活魚締め具は、背骨(首)を折ることによって締める魚において特に有用な締め具となるものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
我が国は、刺身や寿司等、魚を生で食べる文化を有する国であることから、魚の鮮度を保つため、釣り上げた魚に対して「締める(活け締め)」という処理が行われている。また、味を良くする目的でも「締める」処理が行われている。この「締める」という処理は、外国においてはほとんど見られないものであり、脳天締め、神経締め、氷締め、サバ折り、血抜き等各種の方法が知られている。そして、このような「締める」処理を行うための締め具も各種のものが提案されている(特許文献1~4)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭61-4581号公報
特開平8-84558号公報
特開2000-217502号公報
特開2003-189788号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献に示すような従前の締め具は、神経や骨等、魚を締めるための部分(ポイント)に突起部分や刃の部分を正確に当てることが難しいという課題がある。特に、締める処理は、魚を釣り上げた直後に行われることが多いことから、暴れる魚のポイントに突起部分や刃の部分を正確に当てるのは難しいという課題があった。
【0005】
また、特許文献に示すような従前の締め具は、締め具を挟む動作や刺し込む動作を伴うことから腕力が必要となる。従って、腕力に乏しい女性や子供には操作が難しいという課題があった。
【0006】
また、特許文献に示すような従前の締め具は、魚が暴れている状態では使用できない(締める作業ができない)ことから、締める際、締め具を持たない方の手で魚を押さえ付けておく必要がある。従って、腕力が必要となることに加えて、手が汚れてしまうという課題もあった。
【0007】
さらに、特許文献に示すような従前の締め具は、操作に慣れていない者が使用すると、締めるまでに時間がかかってしまうことから、その間に魚にストレスがかかってしまい、鮮度や旨みが低下してしまうという課題もあった。
【0008】
以上のことから、特許文献に示すような従前の締め具は、手慣れた者でなければ操作が難しく、女性や子供等の腕力に劣る者や初心者では使いこなすことが難しいという課題があった。
【0009】
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、てこの原理を用いることによって、腕力がない者でも簡単かつ迅速に活魚を締めることができる締め具の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明に係る活魚締め具は、前方に、開口した収納空間を有する魚頭収納部を備えるとともに、後方に、把持部を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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