TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024142898
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023055286
出願日
2023-03-30
発明の名称
燃料搬送装置
出願人
UBEマシナリー株式会社
代理人
弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類
F23K
1/00 20060101AFI20241003BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約
【課題】既存の設備を利用して、燃料の搬送量の低下なく設備コストを抑えて換気と乾燥を行う。
【解決手段】燃料搬送装置は、燃料を搬送する搬送装置と、前記搬送装置を内部に収容するカバー部と、前記カバー部の内部空間の空気を吸引する集塵装置と、前記カバー部の前記内部空間に外気を導入可能な弁装置と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
燃料を搬送する搬送装置と、
前記搬送装置を内部に収容するカバー部と、
前記カバー部の内部空間の空気を吸引する集塵装置と、
前記カバー部の前記内部空間に外気を導入可能な弁装置と、
を備えた
燃料搬送装置。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記弁装置の開閉制御を行う制御装置を備え、
前記制御装置は、前記燃料の水分量に基づき前記弁装置の開閉を制御する
請求項1記載の燃料搬送装置。
【請求項3】
前記制御装置は、前記水分量を予め定められた所定のしきい値と比較して、前記水分量が前記しきい値以上となった場合に前記弁装置を開動作させる
請求項2記載の燃料搬送装置。
【請求項4】
前記搬送装置により搬送される前記燃料の搬送量を検出可能な第1検出手段、及び前記カバー部の前記内部空間における湿度を検出可能な第2検出手段の少なくとも一つを備え、
前記制御装置は、前記第1検出手段からの検出信号に基づく前記燃料の搬送量、及び前記第2検出手段からの検出信号に基づく前記内部空間の湿度の少なくとも一つに基づき、前記水分量を算出する
請求項2記載の燃料搬送装置。
【請求項5】
前記制御装置は、前記水分量に基づき前記集塵装置の動作を制御する
請求項4記載の燃料搬送装置。
【請求項6】
前記燃料は、木質バイオマスからなり、
前記搬送装置は、ベルトコンベアを含む
請求項1~5のいずれか1項記載の燃料搬送装置。
【請求項7】
前記集塵装置は、前記搬送装置における前記燃料の搬送方向の最下流側に設置され、
前記弁装置は、前記搬送装置における前記燃料の搬送方向の最上流側に設置される
請求項6記載の燃料搬送装置。
【請求項8】
前記搬送装置から払い出される燃料を貯留可能な燃料庫を備え、
前記集塵装置は、前記燃料庫の上部側に配置されている
請求項7記載の燃料搬送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、PKS(Palm Kernel Shell:パーム椰子殻)等の高含水率の搬送物(バイオマス)を燃料として搬送する際、その燃料がカビ胞子やバクテリア等が増殖可能な水分量以上にある場合、自己発熱の危険性が高まるため搬送経路には十分な換気が必要であった。
【0003】
また、上記水分量以上の燃料を搬送する場合、燃料の水分が蒸発した蒸気によって搬送経路を含む燃料供給設備が腐食したり、搬送した燃料を燃焼設備に投下しても燃焼効率が低下したりするため、適度な乾燥も必要であった。従って、燃料供給設備の換気と乾燥を効率良く行うために、例えば、燃料の受け入れを停止した状態で、燃料供給設備内に設けられた自動開放弁を開放状態にし、燃料供給設備内に複数設けられた集塵機を起動して、定期的に換気と乾燥を行うことが行われていた。
【0004】
その他、燃料の搬送経路に排気機構を設け、排気機構に含まれる誘引送風機で搬送経路内を吸引し、燃料の換気と乾燥を行う方法も知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6628280号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記のように燃料の受け入れを停止して換気と乾燥を行う場合、受け入れを停止している間は燃料自体を搬送することができなくなるので、燃料の搬送量の低下を招いてしまうという問題があった。また、上記特許文献1に開示された従来技術の構成では、排気機構を設ける必要があるため、新たな装置の設置が必要となり設備コストを抑えることが難しいという問題もある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、既存の設備を利用して、燃料の搬送量の低下なく設備コストを抑えて換気と乾燥を行うことができる燃料搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る燃料搬送装置は、燃料を搬送する搬送装置と、前記搬送装置を内部に収容するカバー部と、前記カバー部の内部空間の空気を吸引する集塵装置と、前記カバー部の前記内部空間に外気を導入可能な弁装置と、を備える。
【0009】
本発明の一実施形態において、前記弁装置の開閉制御を行う制御装置を備え、前記制御装置は、前記燃料の水分量に基づき前記弁装置の開閉を制御する。
【0010】
本発明の他の実施形態において、前記制御装置は、前記水分量を予め定められた所定のしきい値と比較して、前記水分量が前記しきい値以上となった場合に前記弁装置を開動作させる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社コロナ
暖房装置
1か月前
株式会社コロナ
燃焼装置
1か月前
三浦工業株式会社
ボイラ
2か月前
東京窯業株式会社
溶融炉
1か月前
三浦工業株式会社
ボイラ装置
1か月前
株式会社AIDテクノロジー
燃焼装置
2か月前
リンナイ株式会社
燃焼装置
14日前
三浦工業株式会社
BOG燃焼装置
1か月前
リンナイ株式会社
予混合装置
1日前
中国電力株式会社
燃焼灰飛散防止フェンス
1か月前
個人
燃焼システム
28日前
中外炉工業株式会社
レキュペレータ
2か月前
ヤマハ発動機株式会社
自走式暖房装置
2か月前
株式会社パロマ
給湯器
14日前
中外炉工業株式会社
未燃燃料の燃焼装置
2か月前
JFEスチール株式会社
バーナノズル
28日前
リンナイ株式会社
燃焼装置及び乾燥機
20日前
株式会社ヒラカワ
燃焼装置
1か月前
株式会社ヒラカワ
燃焼装置
20日前
株式会社ヒラカワ
燃焼装置
20日前
三菱重工業株式会社
ガスタービン燃焼器
1か月前
株式会社開発コンサルティング
円筒回転型高出力燃焼器の構造
2か月前
三建産業株式会社
アンモニア加熱分解装置
1か月前
株式会社ノーリツ
予混合装置およびこれを備えた燃焼装置
今日
三菱重工業株式会社
燃料噴射器
2か月前
株式会社アプリコット
フレアガス燃焼処理システム
2か月前
三浦工業株式会社
バーナ及びアンモニア混焼ボイラ
14日前
株式会社ヒラカワ
切替専焼バーナ
1か月前
株式会社コロケット
燃焼炉及び燃焼炉システム
1か月前
住友金属鉱山株式会社
自熔製錬炉の補助バーナー
1か月前
株式会社豊田中央研究所
ケミカルルーピング燃焼システム
1か月前
川崎重工業株式会社
燃焼システム及び燃焼炉
1か月前
リンナイ株式会社
焼物調理装置
20日前
リンナイ株式会社
焼物調理装置
20日前
UBEマシナリー株式会社
燃料搬送装置
1か月前
株式会社荏原製作所
排ガス処理装置および排ガス処理方法
28日前
続きを見る
他の特許を見る