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公開番号
2024132101
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023042759
出願日
2023-03-17
発明の名称
空気清浄装置
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B01D
46/00 20220101AFI20240920BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】所定空間の温度環境および微粒子濃度環境を改善可能な空気清浄装置を提供する。
【解決手段】空間取込口2と、空間吹出口3と、ダクト4と接続された屋外吹出口6と、所定空間に空気を吹き出す空間吹出ファン7と、屋外に空気を吹き出す屋外吹出ファン8と、所定空間に吹き出す空気から微粒子を除去する空間清浄部9と、空間吹出口3を開閉する開閉ダンパ10と、空間温度を検出する温度センサ11と、空間微粒子濃度を検出する微粒子濃度センサ12と、空間循環風路と、屋外吹出風路と、空間温度が高温閾値以上かつ空間微粒子濃度が高濃度閾値以上であれば、開閉ダンパ10を開き空間吹出ファン7を動作し屋外吹出ファン8を動作する第一制御を行う制御部と、を備えることで上記課題を解決する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定空間からの空気を筐体内空間に取り込むための空間取込口と、
前記筐体内空間の空気を前記所定空間に吹き出すための空間吹出口と、
前記筐体内空間の空気を屋外に吹き出すためのダクトと接続された屋外吹出口と、
前記筐体内空間から前記所定空間に空気を吹き出す空間吹出ファンと、
前記筐体内空間から前記屋外に空気を吹き出す屋外吹出ファンと、
前記所定空間に吹き出す空気から微粒子を除去する空間清浄部と、
前記空間吹出口を開閉する開閉ダンパと、
前記所定空間の温度である空間温度を検出する温度センサと、
前記所定空間の微粒子濃度である空間微粒子濃度を検出する微粒子濃度センサと、
前記空間取込口、前記空間吹出ファン、前記空間吹出口の順に空気を導く空間循環風路と、
前記空間取込口、前記空間吹出ファン、前記屋外吹出ファン、前記屋外吹出口の順に空気を導く屋外吹出風路と、
前記空間温度が高温閾値以上かつ前記空間微粒子濃度が高濃度閾値以上であれば、前記開閉ダンパを開き前記空間吹出ファンを動作し前記屋外吹出ファンを動作することで、前記所定空間の空気を前記屋外吹出風路を経由した前記屋外への搬送と、前記所定空間の空気を前記空間循環風路を経由した再度前記所定空間への搬送と、を同時に実施する第一制御を行う制御部と、を備える空気清浄装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記空間温度が前記高温閾値以上かつ前記空間微粒子濃度が前記高濃度閾値未満であれば、前記空間吹出ファンを停止し前記屋外吹出ファンを動作することで、前記所定空間の空気を前記屋外吹出風路を経由して前記屋外に搬送する第二制御を行う請求項1に記載の空気清浄装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記空間温度が前記高温閾値未満かつ前記空間微粒子濃度が前記高濃度閾値以上であれば、前記開閉ダンパを開き前記空間吹出ファンを動作し前記屋外吹出ファンを停止することで、前記所定空間の空気を前記空間循環風路を経由して再度前記所定空間に搬送する第三制御を行う請求項1に記載の空気清浄装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記空間温度が前記高温閾値未満かつ前記空間微粒子濃度が前記高濃度閾値未満であれば、前記空間吹出ファンを停止し前記屋外吹出ファンを停止することで、前記所定空間の空気を前記屋外吹出風路を経由した前記屋外への搬送と、前記所定空間の空気を前記空間循環風路を経由した再度前記所定空間への搬送と、を実施しない第四制御を行う請求項1に記載の空気清浄装置。
【請求項5】
所定空間からの空気を筐体内空間に取り込むための空間取込口と、
前記筐体内空間の空気を前記所定空間に吹き出すための空間吹出口と、
前記筐体内空間の空気を屋外に吹き出すためのダクトと接続された屋外吹出口と、
前記筐体内空間から前記所定空間に空気を吹き出す空間吹出ファンと、
前記筐体内空間から前記屋外に空気を吹き出す屋外吹出ファンと、
前記所定空間に吹き出す空気から微粒子を除去する空間清浄部と、
前記空間吹出口を開閉する開閉ダンパと、
前記所定空間の温度である空間温度を検出する温度センサと、
前記所定空間の微粒子濃度である空間微粒子濃度を検出する微粒子濃度センサと、
前記空間取込口、前記空間吹出ファン、前記空間吹出口の順に空気を導く空間循環風路と
、
前記空間取込口、前記空間吹出ファン、前記屋外吹出ファン、前記屋外吹出口の順に空気を導く屋外吹出風路と、
前記空間温度が高温閾値以上かつ前記空間微粒子濃度が高濃度閾値以上であれば、前記開閉ダンパを閉じ前記空間吹出ファンを動作し前記屋外吹出ファンを動作することで、前記所定空間の空気を前記空間循環風路を経由して再度前記所定空間に搬送せず、前記所定空間の空気をすべて前記屋外吹出風路を経由して前記屋外へ搬送する高排気制御を行う制御部と、を備える空気清浄装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気清浄装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
空気清浄装置は、吸気口と吹出口を有する本体ケースの中に、塵埃やガスを捕集するフィルタユニットと、送風ユニットとを備える。送風ユニットは、吸気口から本体ケース外の空気を本体ケース内に送風する。本体ケース内に吸い込まれた空気はフィルタユニットを通過して吹出口から本体ケース外に吹き出される(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-95011号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の空気清浄装置は、所定空間に設置され、所定空間の空気状態、例えば空気の汚れである微粒子濃度(PM2.5濃度)を改善する。所定空間が高温である場合等において所定空間の排気を行うことが望ましいが従来の空気清浄装置は排気を行うことができない。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、所定空間の温度環境および微粒子濃度環境を改善可能な空気清浄装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の空気清浄装置は、所定空間からの空気を筐体内空間に取り込むための空間取込口と、筐体内空間の空気を所定空間に吹き出すための空間吹出口と、筐体内空間の空気を屋外に吹き出すためのダクトと接続された屋外吹出口と、筐体内空間から所定空間に空気を吹き出す空間吹出ファンと、筐体内空間から屋外に空気を吹き出す屋外吹出ファンと、所定空間に吹き出す空気から微粒子を除去する空間清浄部と、空間吹出口を開閉する開閉ダンパと、所定空間の温度である空間温度を検出する温度センサと、所定空間の微粒子濃度である空間微粒子濃度を検出する微粒子濃度センサと、空間取込口、空間吹出ファン、空間吹出口の順に空気を導く空間循環風路と、空間取込口、空間吹出ファン、屋外吹出ファン、屋外吹出口の順に空気を導く屋外吹出風路と、空間温度が高温閾値以上かつ空間微粒子濃度が高濃度閾値以上であれば、開閉ダンパを開き空間吹出ファンを動作し屋外吹出ファンを動作することで、所定空間の空気を屋外吹出風路を経由した屋外への搬送と、所定空間の空気を空間循環風路を経由した再度所定空間への搬送と、を同時に実施する第一制御を行う制御部と、を備える等によりこの目的を達成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、所定空間の温度環境および微粒子濃度環境を改善可能な空気清浄装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態に係る空気清浄装置の概略図である。
本発明の実施の形態に係る空気清浄装置の概略機能ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る第一制御を示す図である。
本発明の実施の形態に係る第二制御を示す図である。
本発明の実施の形態に係る第三制御を示す図である。
本発明の実施の形態に係る第四制御を示す図である。
本発明の実施の形態に係る制御の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するために例示するものであって、本発明は以下のものに特定しない。特に実施の形態に記載されている数値、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる実施例に過ぎない。
【0010】
(実施の形態)
まず、本発明の実施の形態に係る空気清浄装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る空気清浄装置の構成を示す。空間浄化装置は例えば屋内の1室である所定空間の天井裏などに設置される。所定空間の一例はリビングルームであるが、オフィスビル等の施設内の一室であってもよい。空間浄化装置は、筐体1を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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