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公開番号2024129860
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023039222
出願日2023-03-14
発明の名称配索材固定構造、電気接続箱、及び、ワイヤハーネス
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 3/16 20060101AFI20240920BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】適正に配索材の噛み込みを抑制することができる配索材固定構造、電気接続箱、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】電気接続箱1、及び、ワイヤハーネスWHに適用される配索材固定構造100は、互いに組み合わさることで配索材Wを挿通する配索材挿通部40を構成する第1分割体11、及び、第2分割体31と、それぞれ帯状に形成される第1結束部材B1、及び、第2結束部材B2と、第1分割体11と配索材Wとに渡って第1結束部材B1が巻き付けられることで第1分割体11と配索材Wとを結束固定する第1バンド固定部110と、第1分割体11と第2分割体31とに渡って第2結束部材B2が巻き付けられることで第1分割体11と第2分割体31とを結束固定する第2バンド固定部120とを含んで構成されることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
互いに組み合わさることで配索材を挿通する配索材挿通部を構成する第1分割体、及び、第2分割体と、
それぞれ帯状に形成される第1結束部材、及び、第2結束部材と、
前記第1分割体と前記配索材とに渡って前記第1結束部材が巻き付けられることで前記第1分割体と前記配索材とを結束固定する第1バンド固定部と、
前記第1分割体と前記第2分割体とに渡って前記第2結束部材が巻き付けられることで前記第1分割体と前記第2分割体とを結束固定する第2バンド固定部とを備えることを特徴とする、
配索材固定構造。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記第1分割体、及び、前記第2分割体は、それぞれ、互いに対向して前記配索材挿通部を形成する本体部を有し、
前記第1分割体は、さらに、当該第1分割体の前記本体部から前記配索材の挿通方向に沿って突出した突出部を有し、
前記第1バンド固定部は、前記突出部に設けられ、
前記第2バンド固定部は、前記第1分割体の前記本体部、及び、前記第2分割体の前記本体部に設けられる、
請求項1に記載の配索材固定構造。
【請求項3】
電子部品を収容する筐体と、
前記筐体に設けられ配索材を固定する配索材固定構造とを備え、
前記配索材固定構造は、
前記筐体の一部を構成し、互いに組み合わさることで配索材を挿通する配索材挿通部を構成する第1分割体、及び、第2分割体と、
それぞれ帯状に形成される第1結束部材、及び、第2結束部材と、
前記第1分割体と前記配索材とに渡って前記第1結束部材が巻き付けられることで前記第1分割体と前記配索材とを結束固定する第1バンド固定部と、
前記第1分割体と前記第2分割体とに渡って前記第2結束部材が巻き付けられることで前記第1分割体と前記第2分割体とを結束固定する第2バンド固定部とを備えることを特徴とする、
電気接続箱。
【請求項4】
導電性を有する配索材と、
前記配索材と接続される電気接続箱とを備え、
前記電気接続箱は、
電子部品を収容する筐体と、
前記筐体に設けられ配索材を固定する配索材固定構造とを備え、
前記配索材固定構造は、
前記筐体の一部を構成し、互いに組み合わさることで配索材を挿通する配索材挿通部を構成する第1分割体、及び、第2分割体と、
それぞれ帯状に形成される第1結束部材、及び、第2結束部材と、
前記第1分割体と前記配索材とに渡って前記第1結束部材が巻き付けられることで前記第1分割体と前記配索材とを結束固定する第1バンド固定部と、
前記第1分割体と前記第2分割体とに渡って前記第2結束部材が巻き付けられることで前記第1分割体と前記第2分割体とを結束固定する第2バンド固定部とを備えることを特徴とする、
ワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配索材固定構造、電気接続箱、及び、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、樋状のワイヤハーネス導出部が設けられたフレームと、当フレームに取り付けられるカバーと、ワイヤハーネスをワイヤハーネス導出部に固定する結束バンドと、を備える電気接続箱が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-171318号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の特許文献1に記載の電気接続箱は、例えば、2つの部材を組み合わせることで形成した配索材挿通部で生じる配索材の噛み込み対策の点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、適正に配索材の噛み込みを抑制することができる配索材固定構造、電気接続箱、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る配索材固定構造は、互いに組み合わさることで配索材を挿通する配索材挿通部を構成する第1分割体、及び、第2分割体と、それぞれ帯状に形成される第1結束部材、及び、第2結束部材と、前記第1分割体と前記配索材とに渡って前記第1結束部材が巻き付けられることで前記第1分割体と前記配索材とを結束固定する第1バンド固定部と、前記第1分割体と前記第2分割体とに渡って前記第2結束部材が巻き付けられることで前記第1分割体と前記第2分割体とを結束固定する第2バンド固定部とを備えることを特徴とする。
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、電子部品を収容する筐体と、前記筐体に設けられ配索材を固定する配索材固定構造とを備える。また、配索材固定構造は、前記筐体の一部を構成し、互いに組み合わさることで配索材を挿通する配索材挿通部を構成する第1分割体、及び、第2分割体と、それぞれ帯状に形成される第1結束部材、及び、第2結束部材と、前記第1分割体と前記配索材とに渡って前記第1結束部材が巻き付けられることで前記第1分割体と前記配索材とを結束固定する第1バンド固定部と、前記第1分割体と前記第2分割体とに渡って前記第2結束部材が巻き付けられることで前記第1分割体と前記第2分割体とを結束固定する第2バンド固定部とを備えることを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する配索材と、前記配索材と接続される電気接続箱とを備え、前記電気接続箱は、電子部品を収容する筐体と、前記筐体に設けられ配索材を固定する配索材固定構造とを備える。また、配索材固定構造は、前記筐体の一部を構成し、互いに組み合わさることで配索材を挿通する配索材挿通部を構成する第1分割体、及び、第2分割体と、それぞれ帯状に形成される第1結束部材、及び、第2結束部材と、前記第1分割体と前記配索材とに渡って前記第1結束部材が巻き付けられることで前記第1分割体と前記配索材とを結束固定する第1バンド固定部と、前記第1分割体と前記第2分割体とに渡って前記第2結束部材が巻き付けられることで前記第1分割体と前記第2分割体とを結束固定する第2バンド固定部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る配索材固定構造、電気接続箱、及び、ワイヤハーネスは、適正に配索材の噛み込みを抑制することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を示す図である。
図2は、実施形態に係る配索材挿通部の延在方向に沿った断面図であり、当該配索材挿通部に設けられる配索材固定構造を説明するための図である。
図3は、実施形態に係る第1バンド固定部を説明するための図である。
図4は、実施形態に係る第1バンド固定部を説明するための側面図である。
図5は、実施形態に係る第1バンド固定部を説明するための側面図である。
図6は、実施形態に係る第2バンド固定部を説明するための図である。
図7は、実施形態に係る第2バンド固定部を説明するための側面図である。
図8は、実施形態に係る第2バンド固定部を説明するための側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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