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公開番号2024125269
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-18
出願番号2024019196
出願日2024-02-13
発明の名称モジュール式熱交換器システム
出願人ザ・ボーイング・カンパニー,The Boeing Company
代理人園田・小林弁理士法人
主分類F28F 9/00 20060101AFI20240910BHJP(熱交換一般)
要約【課題】異物デブリやその影響から保護しながら、迅速で費用効果に優れた洗浄能力を可能にする熱交換器を提供する。
【解決手段】熱交換器システム(100)及び方法が、固定フレーム(106)、固定フレーム(106)に着脱可能に固定された熱伝達パネルを有する熱伝達コア(118)、共に結合された複数のセグメントモジュールを任意選択的に含む熱伝達パネル、及び入口端(112)又は出口端(116)の一方又は両方において固定フレーム(106)に着脱可能に固定された1以上のフィルタースクリーンを含む。熱伝達コア(118)は、入口端(112)と出口端(116)との間に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
固定フレーム(106)、
前記固定フレーム(106)に固定された熱伝達コア(118)、及び
入口端(112)又は出口端(116)の一方又は両方において前記固定フレーム(106)に固定された1以上のフィルタースクリーンを備える、熱交換器システム(100)であって、
前記熱伝達コア(118)は、前記入口端(112)と前記出口端(116)との間に配置されている、熱交換器システム(100)。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記熱伝達コア(118)は、熱伝達パネルを備える、請求項1に記載の熱交換器システム(100)。
【請求項3】
前記熱伝達パネルは、前記固定フレーム(106)に着脱可能に結合されている、請求項2に記載の熱交換器システム(100)。
【請求項4】
前記熱伝達パネルは、流体入口(120)と流体出口(122)との間で延在する流体回路を形成するために流体連通する流体通路(156)を備える、請求項2に記載の熱交換器システム(100)。
【請求項5】
前記熱伝達パネルは、流体チャネル(154)によって分離された熱伝達フィンを備える、請求項2に記載の熱交換器システム(100)。
【請求項6】
前記熱伝達パネルの各々は、共に着脱可能に結合された複数のセグメントモジュール(170)を備える、請求項2に記載の熱交換器システム(100)。
【請求項7】
前記熱伝達パネルは、ガードフィン(180)を欠いている、請求項2に記載の熱交換器システム(100)。
【請求項8】
前記1以上のフィルタースクリーンは、前記固定フレーム(106)に着脱可能に結合されている、請求項1に記載の熱交換器システム(100)。
【請求項9】
前記1以上のフィルタースクリーンは、保護開口部(138)内に保護バリア(140)を備える、請求項1に記載の熱交換器システム(100)。
【請求項10】
前記保護バリア(140)は、開口部(192)によって離隔された剛性クロスビーム(190)を備える、請求項9に記載の熱交換器システム(100)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
[0001] 本開示の実施例は、広くは、様々な種類のビークルで使用できるようなモジュール式熱交換器システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
[0002] 熱交換器(HX)は、熱源と気体又は液体などの流体との間で熱を伝達するために使用される。熱交換器は、暖房、換気、及び空調(HVAC)などの様々な場面、冷蔵・冷却システム、ビークルなどで使用され得る。
【0003】
[0003] 一実施例では、民間航空機が、エンジン抽気冷却、外部ラムエアシステムとの空調熱交換、液圧‐燃料熱交換、エンジンオイル熱交換、電気部品熱交換、キャビン空気冷却熱交換などに使用され得る、幾つかの熱交換器を含み得る。典型的な熱交換器は、加熱され、冷却される各分離流体の入口端と出口端とを含む。しかし、入口流体の供給源や熱交換器の設計によっては、腐食や異物デブリ(例えば、昆虫や花粉などの有機物)が、その上又は内部に付着しやすいHX入口もあることが分かっている。特定の熱交換器は、そのような腐食及び/又は異物デブリのために、全交換、交換、又は洗浄のために取り外す必要があり得る。
【0004】
[0004] 理解できるように、民間航空機内などのような熱交換器を交換するプロセスは、高価で、時間がかかり、労働集約的であり得る。更に、更なる熱管理が必要とされる場合、別の熱交換器が必要になることもある。
【発明の概要】
【0005】
[0005] 腐食などのような損傷(特に入口における)に起因するコストを削減するように構成された熱交換器が必要とされている。更に、異物デブリやその影響から保護しながら、迅速で費用効果に優れた洗浄能力を可能にする熱交換器が必要とされている。更に、損傷、洗浄、又は更なる将来の熱除去の必要性によって取り外し、交換するのではなく、迅速且つ容易に変更され得る熱交換器が必要とされている。
【0006】
[0006] このような必要性を念頭において、本開示の特定の複数の実施例は、固定フレーム、固定フレームに固定された熱伝達コア、及び入口端又は出口端の一方又は両方において固定フレームに固定された1以上のフィルタースクリーンを含む、熱交換器システムを提供する。熱伝達コアは、入口端と出口端との間に配置される。熱伝達コアは、モジュールに分割され得る。入口端と出口端とは、熱伝達コアとは別個のモジュールになる可能性がある。
【0007】
[0007] 少なくとも一実施例では、熱伝達コアが熱伝達パネルを含む。更なる一実施例として、熱伝達パネルは、固定フレームに着脱可能に結合されている。熱伝達パネルは、流体入口と流体出口との間で延在する流体回路を形成するために流体連通する流体通路を含み得る。熱伝達パネルは、流体チャネルによって分離された熱伝達フィンや他の表面を含み得る。少なくとも1つの実施例では、熱伝達パネルの各々が、共に着脱可能に結合された複数のセグメントモジュールを含む。熱伝達パネルには、ガードフィンがない場合もある。
【0008】
[0008] 少なくとも1つの実施例では、1以上のフィルタースクリーンが、固定フレームに着脱可能に結合されている。1以上のフィルタースクリーンは、保護開口部内に保護バリアを含む。一実施例として、保護バリアは、開口部によって離隔された剛性クロスビームを含む。更なる一実施例として、保護バリアは、クロスビームの間で延在するワイヤメッシュスクリーンを更に含む。別の一実施例として、保護バリアは、クロスビームに交差するカラムを更に含む。
【0009】
[0009] 少なくとも1つの実施例では、1以上のフィルタースクリーンが、入口端において入口フィルタースクリーンを含む。更なる一実施例として、1以上のフィルタースクリーンは、出口端において出口フィルタースクリーンを更に含む。少なくとも1つの実施例では、1以上のフィルタースクリーンが、熱伝達コアから離隔している。
【0010】
[0010] 一実施例として、熱交換器システムは、航空機のラムエア冷却システムと流体連通している。
(【0011】以降は省略されています)

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