TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024121900
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029126
出願日2023-02-28
発明の名称オーバーヘッドドアの断熱構造
出願人三和シヤッター工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 9/06 20060101AFI20240902BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】
オーバーヘッドドアの側方の断熱性能を向上させる。
【解決手段】
パネル1の幅方向両端部位には、第1見付辺と、第2見付辺と、見込辺と、から断面視略コ字形状を備えた縦框が設けてあり、前記縦框は、少なくとも第1見付辺50を含む樹脂製の第1部材5と、少なくとも第2見付辺60を含む金属製の第2部材6と、から断面視コ字形状に形成されており、開口部全閉時において、パネル1の縦框の第1部材5の第1見付辺50が、開口部幅方向両端の躯体20の見付面200に対向すると共に、見付面200に高さ方向に亘って設けたシール材7に接触している。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
複数枚のパネルを高さ方向に連結してなるシャッターカーテンが、開口部幅方向両端から天井に沿って延びるガイドレールに案内されることで、開口部を開閉するオーバーヘッドドアにおいて、
各パネルの幅方向両端部位には、第1見付辺と、第2見付辺と、見込辺と、から断面視略コ字形状を備えた縦框が設けてあり、
前記縦框は、少なくとも第1見付辺を含む樹脂製の第1部材と、少なくとも第2見付辺を含む金属製の第2部材と、から断面視コ字形状に形成されており、
開口部全閉時において、各パネルの縦框の第1部材の第1見付辺が、開口部幅方向両端の躯体の見付面に対向すると共に、前記躯体の前記見付面に高さ方向に亘って設けたシール材に接触している、
オーバーヘッドドアの断熱構造。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記第1部材は、第1見付辺と第1見込辺とから断面視L形状を備え、
前記第2部材は、第2見付辺と第2見込辺とから断面視L形状を備え、
前記第1見込辺と前記第2見込辺とから前記縦框の前記見込辺が形成されている、
請求項1に記載のオーバーヘッドドアの断熱構造。
【請求項3】
前記第1見込辺と前記第2見込辺は重なり部を有し、前記重なり部において、止着部材によってパネル端面に固定されている、
請求項2に記載のオーバーヘッドドアの断熱構造。
【請求項4】
前記第1部材には、高さ方向に亘ってサイドシールが設けてあり、
開口部全閉時には、前記サイドシールが、前記躯体の前記見付面に接触して、前記シール材と前記サイドシールの間に空気層が形成される、
請求項2に記載のオーバーヘッドドアの断熱構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、オーバーヘッドドアの断熱構造に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
オーバーヘッドドアは、倉庫やガレージ等の建物の屋外と屋内とを連通する開口部に設置する建具として知られている。オーバーヘッドドアの扉体は、横長方形状の複数枚のセクションすなわちパネルを、ヒンジを介して上下方向に互いに回動可能に連結することで構成されており、各パネルの幅方向左右両端のガイドローラが開口部の幅方向左右に設けたガイドレールに案内されながら上昇、下降することで開口部を開閉する。
【0003】
断熱仕様のオーバーヘッドドアでは、全閉姿勢にある扉体と開口部との隙間に気密構造を備えることで、開口部全閉時における断熱性能を確保するようにしている。図23に示すように、オーバーヘッドドアの扉体の側方の気密構造は、第1シール材7´、第2シール材8´を備えており、躯体の見付面に設けた第1シール材7´、第2シール材8´が、パネルの室外側面部の幅方向両端部位(樹脂製の端部プレート123´)に接触することで、扉体の側方の隙間を塞ぐようになっている。
【0004】
オーバーヘッドドアの各パネルの幅方向両端部位には金属製の縦框が設けてあるが、図23に示すように、縦框は、第1見付辺と、第2見付辺と、見込辺と、から断面視コ字形状を有していることから、縦框を介して室内外の熱が伝わり易い構造であった。特許文献1(図8)にも、類似の構成の縦框が開示されている。
特開2020-133156
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、オーバーヘッドドアの側方の断熱性能を向上させることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明が採用した技術手段は、
複数枚のパネルを高さ方向に連結してなるシャッターカーテンが、開口部幅方向両端から天井に沿って延びるガイドレールに案内されることで、開口部を開閉するオーバーヘッドドアにおいて、
各パネルの幅方向両端部位には、第1見付辺と、第2見付辺と、見込辺と、から断面視略コ字形状を備えた縦框が設けてあり、
前記縦框は、少なくとも第1見付辺を含む樹脂製の第1部材と、少なくとも第2見付辺を含む金属製の第2部材と、から断面視コ字形状に形成されており、
開口部全閉時において、各パネルの縦框の第1部材の第1見付辺が、開口部幅方向両端の躯体の見付面に対向すると共に、前記躯体の前記見付面に高さ方向に亘って設けたシール材に接触している、
オーバーヘッドドアの断熱構造、である。
【0007】
1つの態様では、前記第1部材は、第1見付辺と第1見込辺とから断面視L形状を備え、
前記第2部材は、第2見付辺と第2見込辺とから断面視L形状を備え、
前記第1見込辺と前記第2見込辺とから前記縦框の前記見込辺が形成されている。
【0008】
1つの態様では、前記第1見込辺と前記第2見込辺は重なり部を有し、前記重なり部において、止着部材によってパネル端面に固定されている。
1つの態様では、前記止着部材はリベットである。
【0009】
1つの態様では、前記第1部材には、高さ方向に亘ってサイドシールが設けてあり、
開口部全閉時には、前記サイドシールが、前記躯体の前記見付面に接触して、前記シール材と前記サイドシールの間に空気層が形成される。
【0010】
1つの態様では、前記縦框の前記第1見付辺(第1見付面)には高さ方向に延びる複数の溝(摺動用溝)が形成されている。
このものでは、開口部開閉時の前記シール材と前記縦框の前記第1見付辺の摩擦を低減させ、開閉時の操作力の低減、前記シール材の耐久性の向上を図る。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
防犯網戸システム
8日前
三協立山株式会社
建具
1か月前
アルインコ株式会社
作業台
8日前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
株式会社ニチベイ
ブラインド
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
豊和工業株式会社
止水パネルの取付具
1か月前
積水ハウス株式会社
梯子
1か月前
個人
戸板密着機構及びそれを含む戸
2か月前
株式会社LIXIL
雨戸
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
28日前
株式会社LIXIL
建具
24日前
株式会社LIXIL
建具
今日
株式会社ショーワ興業
梯子用架台
2か月前
文化シヤッター株式会社
シャッター装置
2か月前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
14日前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
14日前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
14日前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
14日前
株式会社横引SR
L型横引シャッター装置
2か月前
三和シヤッター工業株式会社
ドア装置
14日前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社ベスト
扉用シャッタ装置、扉
1か月前
株式会社LIXIL
内窓
1か月前
個人
ドアとフェンスとを連関させる防犯用ドア装置
28日前
株式会社LIXIL
建具
28日前
株式会社LIXIL
建具
28日前
株式会社LIXIL
建具
28日前
三和シヤッター工業株式会社
ドア装置
14日前
三和シヤッター工業株式会社
ドア装置
14日前
三和シヤッター工業株式会社
ドア装置
14日前
株式会社LIXIL
建具
28日前
続きを見る