TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024121273
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023028283
出願日
2023-02-27
発明の名称
車両駆動装置
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人坂本国際特許商標事務所
主分類
H02K
11/33 20160101AFI20240830BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】複数のインバータモジュールと軸まわりのバスバーとの間の接合構造を効率化しつつ、軸まわりのバスバーにおける必要な寸法精度の確保を容易化する。
【解決手段】軸上に回転軸を有する回転電機と、回転電機の軸方向一方側にかつ軸まわりの円環状に配置される複数のインバータモジュールであって、回転電機に複数相の交流電力を供給するインバータ装置を形成する複数のインバータモジュールと、軸まわりに配置される1つ以上のバスバーと、を備え、複数のインバータモジュールは、軸方向に延在する複数の端子部を有し、1つ以上のバスバーは、複数の端子部が通る複数の軸方向の貫通孔を有し、複数の端子部は、複数の軸方向の貫通孔から軸方向に露出する軸方向端面に、1つ以上のバスバーに接合する溶接部を有する、車両駆動装置が開示される。
【選択図】図3A
特許請求の範囲
【請求項1】
軸上に回転軸を有する回転電機と、
前記回転電機の軸方向一方側にかつ軸まわりの円環状に配置される複数のインバータモジュールであって、前記回転電機に複数相の交流電力を供給するインバータ装置を形成する複数のインバータモジュールと、
軸まわりに配置される1つ以上のバスバーと、を備え、
前記複数のインバータモジュールは、軸方向に延在する複数の端子部を有し、
前記1つ以上のバスバーは、前記複数の端子部が通る複数の軸方向の貫通孔を有し、
前記複数の端子部は、前記複数の軸方向の貫通孔から軸方向に露出する軸方向端面に、前記1つ以上のバスバーに接合する溶接部を有する、車両駆動装置。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記複数の軸方向の貫通孔は、前記複数の端子部を形成する部分に対して、径方向の隙間及び周方向の隙間うちの少なくともいずれか一方が形成される孔形状を有する、請求項1に記載の車両駆動装置。
【請求項3】
前記1つ以上のバスバーは、電源の正極側に電気的に接続される正極側バスバーと、電源の負極側に電気的に接続される負極側バスバーとを含み、
前記正極側バスバーと前記負極側バスバーは、それぞれ軸まわりの円環状の形態であり、かつ、互いに対して軸方向に重なる、請求項1に記載の車両駆動装置。
【請求項4】
前記正極側バスバーと前記負極側バスバーは、前記複数のインバータモジュールに対して軸方向でオフセットして配置され、
前記複数のインバータモジュールのそれぞれは、パワースイッチング素子を含む第1サブモジュールと、平滑コンデンサを含む第2サブモジュールとを、前記第1サブモジュールが前記第2サブモジュールの径方向内側に位置する態様で、含み、
前記正極側バスバーと前記負極側バスバーは、軸方向に視て、前記第1サブモジュールに対して径方向外側に位置しかつ前記第2サブモジュールの径方向内側部分に重なる、請求項3に記載の車両駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両駆動装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
回転電機の軸方向外側に、軸まわりの円環状に複数のインバータモジュールを配置するとともに、軸まわりの円環状の電源用バスバーを、径方向に重ねて、複数のインバータモジュールの近傍に配置しつつ、複数のインバータモジュールに接合する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-138516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような従来技術では、複数のインバータモジュールから延びる端子部と円環状の電源用バスバーとの間の接合構造が複雑化するという問題がある。具体的には、電源用バスバーにおいて、端子部との間の接合のための接合部を軸方向に延在させるための曲げ加工や絞り等のプレス成形が必要となり、電源用バスバーにおける必要な寸法精度を確保し難いという問題が生じる。
【0005】
そこで、1つの側面では、本開示は、複数のインバータモジュールと軸まわりのバスバーとの間の接合構造を効率化しつつ、軸まわりのバスバーにおける必要な寸法精度の確保を容易化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面では、軸上に回転軸を有する回転電機と、
前記回転電機の軸方向一方側にかつ軸まわりの円環状に配置される複数のインバータモジュールであって、前記回転電機に複数相の交流電力を供給するインバータ装置を形成する複数のインバータモジュールと、
軸まわりに配置される1つ以上のバスバーと、を備え、
前記複数のインバータモジュールは、軸方向に延在する複数の端子部を有し、
前記1つ以上のバスバーは、前記複数の端子部が通る複数の軸方向の貫通孔を有し、
前記複数の端子部は、前記複数の軸方向の貫通孔から軸方向に露出する軸方向端面に、前記1つ以上のバスバーに接合する溶接部を有する、車両駆動装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
1つの側面では、本開示によれば、複数のインバータモジュールと軸まわりのバスバーとの間の接合構造を効率化しつつ、軸まわりのバスバーにおける必要な寸法精度の確保を容易化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例による回転電機を含む電気回路の一例の概略図である。
本実施例による回転電機を含む車両用駆動システムのスケルトン図である。
本実施例による車両駆動装置の要部を概略的に示す断面図である。
本実施例による車両駆動装置の他の要部を概略的に示す断面図である。
本実施例によるモータ駆動装置をX1側から視た斜視図である。
本実施例によるモータ駆動装置をX2側から視た斜視図である。
本実施例によるモータ駆動装置の各部品の説明図である。
一の出力バスバーの単品状態の斜視図である。
本実施例の車両駆動装置における回転電機よりも軸方向外側の部分を軸方向視で示す平面図である。
電源用バスバーとインバータモジュールとの間の接合構造の説明図であり、一部の接合構造(接合前の状態)を拡大して示す斜視図である。
一対の貫通孔と端子部との位置関係(接合前の状態)を軸方向に視て示す平面図である。
接合方法の一例の説明図である。
一の接合構造(接合後の状態)を拡大して示す斜視図である。
コンデンサモジュールのコンデンサバスバーの端子部の説明図であり、一のコンデンサモジュールを径方向内側から示す斜視図である。
モジュール形態の電源用バスバーの分解斜視図である。
一の電源用バスバーを示す斜視図である。
周方向の位置ズレが生じた場合の、一対の貫通孔と端子部との位置関係(接合前の状態)を軸方向に視て示す平面図である。
回転方向の位置ズレが生じた場合の、一対の貫通孔と端子部との位置関係(接合前の状態)を軸方向に視て示す平面図である。
比較例によるモータ駆動装置を示す斜視図である。
比較例による電源用バスバーを示す斜視図である。
比較例による車両駆動装置の要部を概略的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率はあくまでも一例であり、これに限定されるものではなく、また、図面内の形状等は、説明の都合上、部分的に誇張している場合がある。また、図面では、見易さのために、複数存在する同一属性の部位には、一部のみしか参照符号が付されていない場合がある。
【0010】
以下では、本実施例の車両駆動装置10の電気系(制御系)、及び、本実施例の車両駆動装置10を含む駆動システム全体を概説してから、本実施例の車両駆動装置10の詳細について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社アイシン
風車
13日前
株式会社アイシン
回路基板
13日前
株式会社アイシン
学習装置
8日前
株式会社アイシン
便座装置
1日前
株式会社アイシン
回転電機
13日前
株式会社アイシン
車高調整装置
1日前
株式会社アイシン
環境認識装置
14日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
7日前
株式会社アイシン
電解セルシステム
7日前
株式会社アイシン
燃料電池システム
7日前
株式会社アイシン
燃料電池システム
7日前
株式会社アイシン
巻線界磁型回転電機
9日前
株式会社アイシン
燃料電池用の燃焼器ユニット
7日前
株式会社アイシン
配送計画作成装置、配送計画作成方法およびプログラム
13日前
株式会社アイシン
撮像画像提供装置、撮像画像提供システム、および撮像画像提供方法
13日前
株式会社豊田中央研究所
炭化水素製造装置
15日前
トヨタ自動車株式会社
車両制御装置、車両制御用コンピュータプログラム及び車両制御方法
20日前
個人
可変磁力式同期機
15日前
株式会社発明屋
光起電システム
23日前
株式会社東光高岳
充電器
7日前
ニデック株式会社
ステータ
23日前
株式会社アイシン
回転電機
13日前
株式会社村田製作所
電源装置
7日前
帝国繊維株式会社
作業用車両
9日前
株式会社SUBARU
充電装置
9日前
日置電機株式会社
電流制限回路
7日前
三菱電機株式会社
駆動回路
20日前
サンデン株式会社
モータ制御装置
7日前
株式会社正興電機製作所
充電表示器
15日前
ローム株式会社
複合電源回路
27日前
株式会社アイドゥス企画
連結ドラムモータ
27日前
三菱電機モビリティ株式会社
電力変換装置
20日前
住友電装株式会社
ブラケット
22日前
日動電工株式会社
鳥害防止器具
15日前
株式会社ダイヘン
充電システム
1日前
株式会社アイシン
巻線界磁型回転電機
9日前
続きを見る
他の特許を見る