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公開番号
2024148779
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023062213
出願日
2023-04-06
発明の名称
車両制御装置、車両制御用コンピュータプログラム及び車両制御方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社アイシン
,
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60W
50/08 20200101AFI20241010BHJP(車両一般)
要約
【課題】個々のドライバの好みに応じた運転モードで自動制御による車両の運転が可能な車両制御装置を提供する。
【解決手段】車両制御装置は、自動制御パラメータにより定められた所定の運転モードで車両の運転が自動制御される車両の車両制御装置である。車両制御装置は、自動制御による車両の運転の終了時に、車両の運転についてのドライバの回答を数値で取得する取得部と、取得部により取得された前記ドライバの回答の数値に基づいて、前記自動制御パラメータを変更する変更部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
自動制御パラメータにより定められた所定の運転モードで車両の運転が自動制御される車両の車両制御装置であって、
自動制御による車両の運転の終了時に、車両の運転についてのドライバの回答を数値で取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記ドライバの回答の数値に基づいて、前記自動制御パラメータを変更する変更部と、
を有する、ことを特徴とする車両制御装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記取得部は、車両の運転についてリラックスできた程度に対する前記ドライバの回答を数値で取得する、請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項3】
前記自動制御パラメータは、縦方向の加速度、横方向の加速度又は振動の減衰を制御する情報を含む、請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項4】
前記変更部は、前記取得部により取得された前記ドライバの回答の数値と、車両の周囲の環境に関する情報とに基づいて、前記自動制御パラメータを変更する、請求項3に記載の車両制御装置。
【請求項5】
自動制御パラメータは、前記取得部により取得された前記ドライバの回答の数値と、ドライバの状態に関する情報とに基づいて、前記自動制御パラメータを変更する、請求項3に記載の車両制御装置。
【請求項6】
自動制御パラメータにより定められた所定の運転モードで車両の運転が自動制御される車両の車両制御用コンピュータプログラムであって、
自動制御による車両の運転の終了時に、車両の運転についてのドライバの回答を数値で取得し、
前記ドライバの回答の数値に基づいて、前記自動制御パラメータを変更する、
ことを含む処理をプロセッサに実行させる、ことを特徴とする車両制御用コンピュータプログラム。
【請求項7】
自動制御パラメータにより定められた所定の運転モードで車両の運転が自動制御される車両の車両制御方法であって、
車両制御装置が、
自動制御による車両の運転の終了時に、車両の運転についてのドライバの回答を数値で取得し、
前記ドライバの回答の数値に基づいて、前記自動制御パラメータを変更する、
ことを実行する、ことを特徴とする車両制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両制御装置、車両制御用コンピュータプログラム及び車両制御方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ドライバは、車両を手動運転する時にエコモード、快適モード及びスポーツモード等の好みの運転モードを選択して、手動制御で車両を運転することができた。車両は選択された運転モードにおいて、加速性能、制動性能又はサスペンション性能を変更する。
【0003】
一方、自動運転の車両では、ドライバは、自動運転による車両の走行中には自分では運転を行わないが、自分が乗車している車両の運転については、個々の好みがあると考えられる。例えば、自動運転している車両の乗車中には、自分の興味のあることに集中することを望むドライバもいる。このようなドライバは、滑らかで、リラックスできる運転を好むと考えられる。
【0004】
例えば、特許文献1は、乗員の状態検出情報に基づいて乗員の体調を判断し、乗員に対する問いかけを行って乗員の体調を確認し、体調の判断結果と体調の確認結果とが一致するか否かの判定に応じた自動運転制御を実行する、車両の制御装置を提案している。この車両の制御装置は、判定結果に応じて、車両の加速度、減速度、車速等の上限値を制限し、車両をよりスムーズに走行させることにより、乗員の体調不良の回復を図ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-127238号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
個々のドライバの運転に対する好みは同じではないので、自動制御による車両の運転においてもドライバごとに好ましい運転モードが存在すると考えられる。しかし、ドライバごとの好みを満足するような運転モードで車両を自動制御で運転する技術は提案されていない。
【0007】
そこで、本開示は、個々のドライバの好みに応じた運転モードで自動制御による車両の運転が可能な車両制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)一の実施形態によれば、車両制御装置が提供される。この車両制御装置は、自動制御パラメータにより定められた所定の運転モードで車両の運転が自動制御される車両の車両制御装置であって、自動制御による車両の運転の終了時に、車両の運転についてのドライバの回答を数値で取得する取得部と、前記取得部により取得された前記ドライバの回答の数値に基づいて、前記自動制御パラメータを変更する変更部と、を有する、ことを特徴とする。
【0009】
(2)(1)の車両制御装置において、前記取得部は、車両の運転についてリラックスできた程度に対する前記ドライバの回答を数値で取得することが好ましい。
【0010】
(3)(1)又は(2)の車両制御装置において、前記自動制御パラメータは、縦方向の加速度、横方向の加速度又は振動の減衰を制御する情報を含むことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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