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公開番号2024121265
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023028273
出願日2023-02-27
発明の名称噴霧装置及び塗装方法
出願人トヨタ自動車株式会社,CFTランズバーグ株式会社
代理人個人
主分類B05B 7/10 20060101AFI20240830BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】被塗装物への直接的なエアの供給を抑えて塗装効率を向上させた噴霧装置等を提供する。
【解決手段】塗料Mを霧化して被塗装物Wに塗布する噴霧装置6は、塗料を供給するための塗料供給口61aと、塗料供給口に隣接して設けられ、供給された塗料を霧化するためのエアを供給する霧化エア供給口63aと、塗料供給口及び霧化エア供給口を取り囲むように設けられ、供給された塗料を被塗装物に噴霧する幅を調整するためのパターンエアを供給する複数のパターンエア供給口65aであって、各パターンエア供給口までのそれぞれのねじり供給経路を含み、塗料の供給方向に対して斜め方向に、かつ螺旋状にパターンエアを供給するように構成され、複数のパターンエア供給口の外側に隣接して設けられ、噴霧装置の外側壁の外側のエアの流入を防止するために、噴霧装置の下面から前記被塗装物に向けて突出した遮蔽板661と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
塗料を霧化して被塗装物に塗布する噴霧装置であって、
塗料を供給するための塗料供給口と、
前記塗料供給口に隣接して設けられ、供給された前記塗料を霧化するためのエアを供給する霧化エア供給口と、
前記塗料供給口及び前記霧化エア供給口を取り囲むように設けられ、供給された前記塗料を被塗装物に噴霧する幅を調整するためのパターンエアを供給する複数のパターンエア供給口であって、各パターンエア供給口までのそれぞれのねじり供給経路を含み、前記塗料の供給方向に対して斜め方向に、かつ螺旋状にパターンエアを供給するように構成されている複数のパターンエア供給口と、
前記複数のパターンエア供給口の外側に隣接して設けられ、前記噴霧装置の外側壁の外側のエアの流入を防止するために、前記噴霧装置の下面から前記被塗装物に向けて突出した遮蔽板と、を備える噴霧装置。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記霧化エア供給口は、前記噴霧装置内部に設けられた互いに離間した複数のねじり供給経路を介して、前記塗料の供給方向に対して、螺旋状に霧化エアを供給するように構成されている、請求項1に記載の噴霧装置。
【請求項3】
前記霧化エア供給口までの前記複数のねじり供給経路と、前記パターンエア供給口までの前記複数のねじり供給経路は、同一方向のねじり方向である、請求項2に記載の噴霧装置。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の噴霧装置を用いた塗装方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は塗料を霧化して被塗装物に塗布する噴霧装置及び噴霧装置を用いた塗装方法に関し、特に、被塗装物への直接的なエアの供給を抑えて塗装効率を向上させた噴霧装置及び当該噴霧装置を用いた塗装方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
塗装用のエアガンは、ベル型塗装機に比べ安価で幅広く利用されている。エアガンは塗料を霧状にするための霧化エア、及び被塗装物への目標範囲を決めるパターンエアの2系統を用いて塗料を被塗装物に噴霧している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-028701号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、塗料用エアガンは、非静電塗装では、塗料の被塗装物への付着量が40%程度と低く、塗装効率が悪い。またエアガンでは、電気引力で効率を上げる静電効果の影響が小さいので、塗装効率を上げようにも限界があった。
【0005】
本開示は、このような問題点の少なくとも1つを解決するためになされたものであり、被塗装物への直接的なエアの供給を抑えて塗装効率を向上させた噴霧装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様にかかる噴霧装置は、
塗料を霧化して被塗装物に塗布する噴霧装置であって、
塗料を供給するための塗料供給口と、
前記塗料供給口に隣接して設けられ、供給された前記塗料を霧化するためのエアを供給する霧化エア供給口と、
前記塗料供給口及び前記霧化エア供給口を取り囲むように設けられ、供給された前記塗料を被塗装物に噴霧する幅を調整するためのパターンエアを供給する複数のパターンエア供給口であって、各パターンエア供給口までのそれぞれのねじり供給経路を含み、前記塗料の供給方向に対して斜め方向に、かつ螺旋状にパターンエアを供給するように構成されている複数のパターンエア供給口と、
前記複数のパターンエア供給口の外側に隣接して設けられ、前記噴霧装置の外側壁の外側のエアの流入を防止するために、前記噴霧装置の下面から前記被塗装物に向けて突出した遮蔽板と、を備える。
【0007】
本開示の一態様にかかる塗装方法は、上記噴霧装置を用いて実行される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、被塗装物への直接的なエアの供給を抑えて塗装効率を向上させた噴霧装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
比較例にかかる噴霧装置の先端部を説明するための図である。
実施の形態にかかる噴霧装置の先端部を説明するための図である。
図1に示す比較例の先端部の拡大図である。
実施の形態にかかる噴霧装置の先端部の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載および図面は、適宜、簡略化されている。
(【0011】以降は省略されています)

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