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公開番号2024118515
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023024830
出願日2023-02-21
発明の名称評価装置、評価方法、および評価プログラム
出願人オムロン株式会社
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類G09B 19/00 20060101AFI20240826BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】ユーザの理解度の推定精度を向上させる技術を提供する。
【解決手段】第1取得部が、ユーザが提示された問題を解答するのに要した解答時間を取得する。第2取得部が、ユーザが問題の解答にかかる文字列を入力するのに要した文字入力時間を取得する。推定部が、第1取得部によって取得された解答時間、および第2取得部によって取得された文字入力時間を用いて、問題に対するユーザの理解度を推定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザが提示された問題を解答するのに要した解答時間を取得する第1取得部と、
ユーザが前記問題の解答にかかる文字列を入力するのに要した文字入力時間を取得する第2取得部と、
前記第1取得部によって取得された前記解答時間、および前記第2取得部によって取得された前記文字入力時間を用いて、前記問題に対するユーザの理解度を推定する推定部と、
を備えた評価装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1取得部は、
前記問題が表示器の画面に表示された時刻を、ユーザが当該問題の解答を開始した時刻とし、且つ、
別の問題を前記表示器の画面に表示させる入力を受け付けた時刻を、ユーザが前記表示器の画面に表示されていた前記問題の解答を完了した時刻として、前記解答時間を取得する、
請求項1に記載の評価装置。
【請求項3】
前記別の問題を前記表示器の画面に表示させる入力の1つは、その時点において表示器の画面に表示されている前記問題の解答完了にかかる入力である、
請求項2に記載の評価装置。
【請求項4】
前記推定部は、前記第1取得部によって取得された前記解答時間から、前記第2取得部によって取得された前記文字入力時間を差し引いた思考時間を基に、前記問題に対するユーザの理解度を推定する、請求項1~3のいずれかに記載の評価装置。
【請求項5】
前記推定部は、ユーザに提示した前記問題の基準思考時間と、当該問題におけるユーザの前記思考時間と、を比較して、前記問題に対するユーザの理解度を推定する、請求項4に記載の評価装置。
【請求項6】
前記第2取得部は、前記問題をユーザに提示した後、当該問題の解答にかかる文字列の入力操作を最初に受け付けた時刻を、当該ユーザが当該問題の解答にかかる文字列の入力を開始した時刻として、前記文字入力時間を取得する、
請求項1に記載の評価装置。
【請求項7】
前記第2取得部は、前記問題の解答にかかる文字列の入力を受け付けてから、次の文字列の入力操作を受け付けるまでの入力待ち時間が、設定時間を超えていれば、この入力待ち時間を前記文字入力時間としない、
請求項6に記載の評価装置。
【請求項8】
前記推定部は、ユーザに提示した前記問題の基準文字入力時間と、前記第2取得部によって取得された当該問題におけるユーザの前記文字入力時間と、を比較して、当該ユーザの文字入力技量を推定する、
請求項1に記載の評価装置。
【請求項9】
ユーザが提示された問題を解答するのに要した解答時間を取得する解答時間取得ステップと、
ユーザが前記問題の解答にかかる文字列を入力するのに要した文字入力時間を取得する文字入力時間取得ステップと、
前記解答時間取得ステップによって取得された前記解答時間、および前記文字入力時間取得ステップによって取得された前記文字入力時間を用いて、前記問題に対するユーザの理解度を推定する推定ステップと、
をコンピュータが実行する評価方法。
【請求項10】
ユーザが提示された問題を解答するのに要した解答時間を取得する解答時間取得ステップと、
ユーザが前記問題の解答にかかる文字列を入力するのに要した文字入力時間を取得する文字入力時間取得ステップと、
前記解答時間取得ステップによって取得された前記解答時間、および前記文字入力時間取得ステップによって取得された前記文字入力時間を用いて、前記問題に対するユーザの理解度を推定する推定ステップと、
をコンピュータに実行させる評価プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ユーザの知識や学力の判断し、評価する技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ユーザに情報処理端末を操作させて、学習させたり、受験させたりすることが行われている。例えば、ユーザに情報処理端末を操作させて、ユーザの知識や学力を判断し、評価する試験を行う方式の1つにCBT(Computer Based Testing)がある。CBTでは、受験者であるユーザが操作する情報処理端末の表示器の画面に試験の問題が表示される。ユーザは、情報処理端末において、表示器の画面に表示された試験の問題の解答を入力する入力操作を行う。ユーザの知識や学力は、このユーザの解答の採点結果を基に判断される。CBTで使用される情報処理端末は、例えばパーソナルコンピュータや、タブレット端末である。
【0003】
なお、試験に限らず、学習時においても、ユーザに演習問題を解答させることによって、当該ユーザの知識や学力を判断できる。
【0004】
また、ユーザの知識や学力の判断に、問題の解答時間を用いることが提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011- 18010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、解答時間は、問題が情報処理端末の表示器に画面に表示された時点から、ユーザが問題に対する解答の入力を完了する時点までの時間である。
【0007】
ユーザは、情報処理端末で提示された問題を解答する場合、提示された問題を読んで思考し(考え)、得られた問題の解答にかかる文字列を入力する。すなわち、解答時間には、問題を読んで解答を思考する思考時間、および、問題の解答にかかる文字列を入力する文字入力時間が含まれている。一般的に、文字入力時間は、手先が器用なユーザほど短くなる傾向にある。
【0008】
したがって、特許文献1に記載されている、解答時間が長くなるにつれて、問題に対するユーザの理解度が低いと判断する構成では、ユーザの理解度が誤って判断される可能性が高くなる。例えば、文字入力時間が短いユーザ(例えば、手先が器用なユーザ)の理解度を誤って実際よりも高く判断してしまう可能性や、反対に、文字入力時間が長いユーザ(例えば、手先が不器用なユーザ)の理解度を誤って実際よりも低く判断してしまう可能性が高くなる。
【0009】
この発明の目的は、ユーザの理解度の推定精度を向上させる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明の評価装置は、上記目的を達成するため以下に示すように構成している。
(【0011】以降は省略されています)

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