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公開番号
2024112676
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-21
出願番号
2023017887
出願日
2023-02-08
発明の名称
換気システム
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
F24F
7/007 20060101AFI20240814BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】複数の居室のそれぞれに排気手段を設けることなく、ある居室内の人により汚染された空気を他の居室に拡散させずに換気可能である換気システムを提供する。
【解決手段】換気システムは、共有部に設けられた排気装置と、外気導入口から取り込まれた屋外空気を複数の居室に形成された各屋内給気口に搬送するための分岐配管と、分岐配管内に外気導入口から各屋内給気口に向かう空気流を生成するファンと、複数の屋内給気口のそれぞれから各居室内に供給する空気量を個別に変更可能な給気量変更手段と、各居室にいる人を検出する人検出手段と、ファン及び給気量変更手段を制御する制御装置とを備える。制御装置は、人がいる居室内の空気が、他の居室を通過せずに共有部の排気装置に至る経路を決定し、決定した経路に応じてファン及び給気量変更手段の動作内容を変更する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の居室と共有部とが設けられた建物内を換気する換気システムであって、
前記共有部に設けられた排気装置と、
外気導入口から取り込まれた屋外空気を複数の前記居室に形成された屋内給気口のそれぞれに搬送するための分岐配管と、
前記分岐配管内に前記外気導入口からそれぞれの前記屋内給気口に向かう空気流を生成するファンと、
複数の前記屋内給気口のそれぞれからそれぞれの前記居室内に供給する空気量を個別に変更可能な給気量変更手段と、
複数の前記居室のそれぞれにいる人を検出する人検出手段と、
前記ファン及び前記給気量変更手段を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、人がいる前記居室内の空気が、他の前記居室を通過せずに前記共有部の前記排気装置に至る経路を決定し、決定した経路に応じて前記ファン及び前記給気量変更手段の動作内容を変更する換気システム。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記居室に設けられた送風機器をさらに備え、
前記制御装置は、前記決定した経路に応じて前記ファン、前記給気量変更手段及び前記送風機器の動作内容を変更する請求項1に記載の換気システム。
【請求項3】
複数の前記居室である第1居室と第2居室との間の壁に設けられた通風装置をさらに備え、
前記通風装置は、前記第1居室から前記第2居室への気流と、前記第2居室から前記第1居室への気流と、を切り替えて生成可能であり、
前記制御装置は、前記決定した経路に応じて前記ファン、前記給気量変更手段及び前記通風装置の動作内容を変更する請求項1に記載の換気システム。
【請求項4】
前記人検出手段は、前記居室の室内の人が所持する携帯端末との通信状況に基づいて、前記居室のそれぞれの室内にいる人を検出する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の換気システム。
【請求項5】
前記人検出手段は、前記居室の室内に設けられた空気調和機に備えられた表面温度センサの検出結果を用いて、前記居室のそれぞれの室内にいる人を検出する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の換気システム。
【請求項6】
前記制御装置は、前記表面温度センサの検出結果を用いて、前記居室の室内の人の皮膚温度を検出し、検出した人の皮膚温度に応じて前記ファン及び前記給気量変更手段の動作内容を変更する請求項5に記載の換気システム。
【請求項7】
前記制御装置は、前記居室の室内の人の咳を検出し、人の咳の検出結果に応じて前記ファン及び前記給気量変更手段の動作内容を変更する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の換気システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、換気システムに関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
建物内の複数の部屋に吸気部と排気手段を設け、複数の部屋ごとに独立して、室外へ排気するように切替可能にした換気空調システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-033475号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に示されるような技術においては、複数の部屋ごとに独立して室外へ排気するために、複数の部屋のそれぞれに排気手段を設ける必要がある。すなわち、ある居室内の空気が当該居室内の人により汚染されている場合に当該汚染空気を他の居室に拡散させることなく換気するために、複数の居室のそれぞれに排気手段を設けなければならない。
【0005】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、複数の居室のそれぞれに排気手段を設けることなく、ある居室内の人に起因して汚染された空気を他の居室に拡散させずに換気可能である換気システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る換気システムは、複数の居室と共有部とが設けられた建物内を換気する換気システムであって、前記共有部に設けられた排気装置と、外気導入口から取り込まれた屋外空気を複数の前記居室に形成された屋内給気口のそれぞれに搬送するための分岐配管と、前記分岐配管内に前記外気導入口からそれぞれの前記屋内給気口に向かう空気流を生成するファンと、複数の前記屋内給気口のそれぞれからそれぞれの前記居室内に供給する空気量を個別に変更可能な給気量変更手段と、複数の前記居室のそれぞれにいる人を検出する人検出手段と、前記ファン及び前記給気量変更手段を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、人がいる前記居室内の空気が、他の前記居室を通過せずに前記共有部の前記排気装置に至る経路を決定し、決定した経路に応じて前記ファン及び前記給気量変更手段の動作内容を変更する。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る換気システムによれば、複数の居室のそれぞれに排気手段を設けることなく、ある居室内の人に起因して汚染された空気を他の居室に拡散させずに換気可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る換気システムが設けられた建物の構成例を模式的に示す平面図である。
実施の形態1に係る換気システムの制御系統の構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る換気システムの動作例を説明する図である。
実施の形態1に係る換気システムの動作例を示すフロー図である。
実施の形態1に係る換気システムの動作例を説明する図である。
実施の形態1に係る換気システムの動作例を示すフロー図である。
実施の形態1に係る換気システムの動作例を説明する図である。
実施の形態1に係る換気システムの動作例を示すフロー図である。
実施の形態1に係る換気システムの空気質に応じた制御例を説明する図である。
実施の形態1に係る換気システムの制御装置の機能を実現する構成の一例を示す図である。
実施の形態2に係る換気システムが設けられた建物の構成例を模式的に示す平面図である。
実施の形態2に係る通風装置の構成例を模式的に示す図である。
実施の形態2に係る通風装置の構成例を模式的に示す図である。
実施の形態2に係る換気システムの制御系統の構成を示すブロック図である。
実施の形態2に係る換気システムの動作例を説明する図である。
実施の形態2に係る換気システムの動作例を示すフロー図である。
実施の形態2に係る換気システムの動作例を説明する図である。
実施の形態2に係る換気システムの動作例を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示に係る換気システムを実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。以下の説明においては便宜上、図示の状態を基準に各構造の位置関係を表現することがある。なお、本開示は以下の実施の形態に限定されることなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、又は各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
【0010】
実施の形態1.
図1から図10を参照しながら、本開示の実施の形態1について説明する。図1は換気システムが設けられた建物の構成例を模式的に示す平面図である。図2は換気システムの制御系統の構成を示すブロック図である。図3、図5及び図7は換気システムの動作例を説明する図である。図4、図6及び図8は換気システムの動作例を示すフロー図である。図9は換気システムの空気質に応じた制御例を説明する図である。図10は換気システムの制御装置の機能を実現する構成の一例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
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