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公開番号
2024112086
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-20
出願番号
2023016933
出願日
2023-02-07
発明の名称
解説音声制作装置、携帯端末及びプログラム
出願人
日本放送協会
,
一般財団法人NHK財団
代理人
個人
主分類
G10L
13/08 20130101AFI20240813BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】ユーザ操作に従って解説音声の情報量を個別に設定することで、ユーザの利便性を図ると共に、解説音声サービスの質を向上させる。
【解決手段】解説音声制作装置1のラベル処理部16の属性重畳手段22は、情報源2から配信されたテキストに付与されたラベルについて、発話情報量属性テーブル20から当該ラベルの4,5列目のグループ及び項目に対応する発話情報量属性データを読み出し、ラベルの1列目/情報源2の種類に対し、発話情報量属性データを重畳する。発話データ及びテキスト生成部18は、発話情報量属性データが重畳されたラベル、作成時刻及びテキストからなる発話データを生成すると共に、テキストを解説音声用テキストとして生成し、発話データ及び解説音声用テキストを出力する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ライブ配信しているスポーツ番組の解説音声用テキストを生成して出力する解説音声制作装置において、
複数の情報源のそれぞれから前記スポーツ番組の試合状況に応じたデータを入力し、前記情報源の予め設定されたデータフォーマットに従って、前記データからテキストを抽出するテキスト抽出部と、
前記テキスト抽出部により抽出された前記テキストに対し、当該テキストの内容を識別するためのラベルを付与するラベル付与部と、
前記解説音声用テキストに基づき合成される発話の音声ファイルを再生する際に使用される属性データであって、前記発話の情報量を制御するための発話情報量属性データが、前記ラベルに対応して格納された発話情報量属性テーブルと、
前記発話情報量属性テーブルから、前記ラベル付与部により付与された前記ラベルに対応する前記発話情報量属性データを読み出し、前記ラベルに対して前記発話情報量属性データを重畳または追加し、重畳または追加後のラベル及び前記テキストを出力するラベル処理部と、
前記ラベル処理部により出力された前記重畳または追加後のラベル及び前記テキストを含む発話データを生成すると共に、前記テキストを前記解説音声用テキストとして生成し、前記発話データ及び前記解説音声用テキストを出力する発話データ及びテキスト生成部と、
を備えたことを特徴とする解説音声制作装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の解説音声制作装置において、
前記ラベル処理部は、
前記発話情報量属性テーブルから、前記ラベル付与部により付与された前記ラベルに対応する前記発話情報量属性データを読み出し、当該発話情報量属性データ、前記ラベル及び前記テキストを出力し、
前記発話データ及びテキスト生成部は、
前記ラベル処理部により出力された前記発話情報量属性データ、前記ラベル及び前記テキストを含む発話データを生成すると共に、前記テキストを前記解説音声用テキストとして生成し、前記発話データ及び前記解説音声用テキストを出力する、ことを特徴とする解説音声制作装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の解説音声制作装置において、
前記ラベルは、前記情報源の種類、前記スポーツ番組の競技種目、前記テキストが属するグループ、及び前記グループ内の項目を示すそれぞれの数値から構成されるものとし、
前記発話情報量属性テーブルには、前記発話情報量属性データが、前記ラベルを構成する前記グループ及び前記項目に対応して格納されている、ことを特徴とする解説音声制作装置。
【請求項4】
ライブ配信しているスポーツ番組の解説音声用テキストに基づき合成された発話の音声ファイルを受信し、当該発話の音声ファイルを再生する携帯端末において、
請求項1または2に記載の解説音声制作装置により出力された前記発話データを受信すると共に、請求項1または2に記載の解説音声制作装置により出力された前記解説音声用テキストに基づき合成された前記発話の音声ファイルを受信する通信部と、
ユーザにより予め設定されたデータであって、前記発話の情報量を制御するための発話情報量設定データが格納されたメモリと、
前記メモリから前記発話情報量設定データを読み出し、前記通信部により受信された前記発話データから前記発話情報量属性データを抽出し、前記発話情報量設定データ及び前記発話情報量属性データに基づいて、前記発話の音声ファイルの再生を行うか否かを判定し、前記再生を行うと判定した場合、前記発話の音声ファイルを発話対象に追加し、前記再生を行わないと判定した場合、前記発話の音声ファイルを発話対象から除外する再生処理部と、
を備えたことを特徴とする携帯端末。
【請求項5】
ライブ配信しているスポーツ番組の解説音声用テキストを生成して出力する解説音声制作装置を構成するコンピュータを、
複数の情報源のそれぞれから前記スポーツ番組の試合状況に応じたデータを入力し、前記情報源の予め設定されたデータフォーマットに従って、前記データからテキストを抽出するテキスト抽出部、
前記テキスト抽出部により抽出された前記テキストに対し、当該テキストの内容を識別するためのラベルを付与するラベル付与部、
前記解説音声用テキストに基づき合成される発話の音声ファイルを再生する際に使用される属性データであって、前記発話の情報量を制御するための発話情報量属性データが、前記ラベルに対応して格納された発話情報量属性テーブル、
前記発話情報量属性テーブルから、前記ラベル付与部により付与された前記ラベルに対応する前記発話情報量属性データを読み出し、前記ラベルに対して前記発話情報量属性データを重畳または追加し、重畳または追加後のラベル及び前記テキストを出力するラベル処理部、及び、
前記ラベル処理部により出力された前記重畳または追加後のラベル及び前記テキストを含む発話データを生成すると共に、前記テキストを前記解説音声用テキストとして生成し、前記発話データ及び前記解説音声用テキストを出力する発話データ及びテキスト生成部として機能させるためのプログラム。
【請求項6】
ライブ配信しているスポーツ番組の解説音声用テキストに基づき合成された発話の音声ファイルを受信し、当該発話の音声ファイルを再生する携帯端末が、ユーザにより予め設定されたデータであって、前記発話の情報量を制御するための発話情報量設定データが格納されたメモリを備えている場合に、
前記携帯端末を構成するコンピュータを、
請求項1または2に記載の解説音声制作装置により出力された前記発話データを受信すると共に、請求項1または2に記載の解説音声制作装置により出力された前記解説音声用テキストに基づき合成された前記発話の音声ファイルを受信する通信部、及び、
前記メモリから前記発話情報量設定データを読み出し、前記通信部により受信された前記発話データから前記発話情報量属性データを抽出し、前記発話情報量設定データ及び前記発話情報量属性データに基づいて、前記発話の音声ファイルの再生を行うか否かを判定し、前記再生を行うと判定した場合、前記発話の音声ファイルを発話対象に追加し、前記再生を行わないと判定した場合、前記発話の音声ファイルを発話対象から除外する再生処理部として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、解説音声用のテキストを生成する解説音声制作装置、解説用の音声ファイルを再生する携帯端末、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
テレビ放送は、視聴者の視覚及び聴覚へ情報を提供するメディアである。しかし、視覚障害者にとっては映像情報が伝わり難く、特に全盲者には画面に表示される情報は伝わらない。このため、視覚障害者に対しては、伝えられる情報が限られる。
【0003】
テレビ放送では解説放送サービスが実施されている。解説放送サービスは、テレビの副音声チャンネルに視覚情報を補完するための実況音声を重畳するサービスであり、ユーザは、リモコンの音声切替ボタンで副音声に切り替えることにより、その音声を聴取することができる。
【0004】
解説放送サービスは、解説音声の制作に大きなコストがかかるため、ドラマ、ドキュメンタリー等の収録番組に時間と人手をかけて提供されるのが一般的である。スポーツ中継等の生放送番組には、解説放送サービスがほぼ提供されていないのが現状である。解説音声は、テレビ音声が発話されていないタイミングで提供されることが望ましく、生放送番組では発話タイミングの隙間を判断することが難しいことも、生放送番組での解説放送サービスが少ない原因となっている。
【0005】
一方で、スポーツ中継の放送番組を放送すると共に、その放送番組の解説音声を視聴者へ提供する解説音声サービスが提案されている(例えば特許文献1を参照)。
【0006】
図16は、解説音声サービスを提供するシステムの概要を説明する図である。このシステムは、放送送信装置101、放送受信装置102、解説音声制作配信装置103、アプリサーバ104及び携帯端末105を備えて構成される。
【0007】
放送送信装置101、解説音声制作配信装置103及びアプリサーバ104は、例えば放送局に設置され、放送受信装置102は、例えば視聴者100の自宅に設置される。また、携帯端末105は、自宅で放送番組を視聴する視聴者100により使用される。
【0008】
このシステムの解説音声サービスにより、視聴者100は、アナウンサーの実況及び解説者の解説にて試合状況を説明する音声及び映像の放送番組と共に、解説音声の提供を受けることができる。
【0009】
放送送信装置101は、地上デジタル放送波を介して、放送番組コンテンツを放送受信装置102へ送信する。放送受信装置102は例えばテレビ受信機であり、放送送信装置101から地上デジタル放送波を介して送信された放送番組コンテンツを受信し、受信した放送番組コンテンツを再生する。
【0010】
解説音声制作配信装置103は、放送送信装置101が送信している放送番組コンテンツの解説音声を制作し、解説音声を携帯端末105へ送信する。アプリサーバ104は、携帯端末105で動作するアプリを記憶しており、携帯端末105からの要求に応じて、アプリを携帯端末105へ送信する。アプリは、アプリケーションの略語であり、ここでは、解説音声を受信して再生するプログラムである。
(【0011】以降は省略されています)
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